木部の破風塗り替えはひと手間かかります
写真は切り妻破風の塗膜剥離は以前川口市で部分塗装を行った時の写真です。
草加市はまだ農家さんが古い建物を維持して住まわれたり、川口市でも特に東川口あたりは造園業営む地域です。
破風や軒裏が木部で作られているお宅が大変多いです。
草加市や越谷市も含めて分譲住宅がかなりたくさん建築されてますが、
私の経験でも20年前までは分譲住宅でも破風にラワン材が使われた記憶があります。
当時ラワン材というのはよく使われていて、軽くて丈夫でよく建材として使われたましたが
その20年前にラワン材の高騰により、コスト安の防火板(サイディングボード)が使われるようになりました。
これが最近の新築における化粧破風、ハウスメーカーによっては現場塗装と塗装ずみの化粧破風が
使われてます。
破風というのは正式には「切妻屋根の風除けに使われる板」とご理解してもらえると助かります。
逆に雨樋がつくところを「鼻隠し」と呼びます。
プロの業者同士なら用語を近いわけて話しますがお客様にとってわかりづらいので
すべて「破風」と呼称する場合があります。
主に破風と呼ばれるのは、写真のような三角の屋根の部分です。
みてもらえればわかりますが、雨風などがまともに当たる部分です。
台風などの強風などはまともに被害を受けてしまうので要注意です。
余談になりますが、軒裏が傷んでる場合巻き上げた風が建物のなかに入ってしまう事例もあります。
木部の破風の施工手順は
1破風のケレン作業←一番大切なポイント!
これをしっかりやらないと綺麗に仕上がりません。旧塗膜と新塗膜は相性が悪いんです。
旧塗膜をできるだけ剥がして、表面を平らにするようにペーパーをあてていきます。
2下塗り作業
木部には木部用の下塗り塗料があります。外壁の塗り替えに使用するシーラーなどでは目止めができません。
木材は多孔質(巣穴が多い)なので、しっかり下塗りを入れるのが綺麗に仕上げるのがコツです。
3上塗り作業
上塗り塗装作業前にもケレン作業は欠かせません。
木部というのは木目というのがありまして、木目に沿って塗るのが基本中の基本です。
厚塗りはせず。薄く広くのばすように塗るのも基本中の基本です。
なぜ、今回木部の塗装に関して話題にあげたのは
職人としての技量を見るのに木部塗装に関しての知識と経験は
良質な塗り替えに関してとっても大事な要素になります。
知識と経験を生かし、良質な塗り替え工事を今後も目指していきたいと思います!
記事内に記載されている金額は2019年08月07日時点での費用となります。
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