モルタル外壁のスタッコ仕上げって聞いてすぐにわかるお客様はいないと思います。
スタッコ仕上げとは?
「石灰と水でできた化粧漆喰という建築材料」です。
なぜ今回クローズアップした理由は「もっともモルタル外壁のスタンダードな仕上げ方法」だからです。
リシン仕上げと比べると耐久性がよく、デザイン性がよく見栄えする仕上げなので人気なんだと思います。
スタッコ仕上げでも
1吹きぱなっし
2コテ、ローラー仕上げ(写真参照)
この2つがあります。
もう一度リシン仕上げと比較すると
1塗膜が厚い
2デザイン性に優れている
3耐久性がある
耐久性に関しては10年はきれいに保ちます。塗り替え時は10年目以降が目安です。
チョーキング現象、クラック発生があればなるべく早くお勧めします!
デメリットがあるとすれば
1多孔質な壁面の為クラック発生しやすい
2凸凹な壁面のためコケや藻が発生しやすい
3施工不良による塗膜膨れ、チョーキング
などが挙げられます。
このスタッコ仕上げのお見積もりは業者によっては違いますが
リシン仕上げよりも若干お高くなります。
気をつけてもらいたいのはあまり安いお見積もりは不安ですし、高いもお見積もりも危ないです。
多孔質な壁面は塗料の吸い込みが激しいので材料費と工事代がかかります。
まずサイディング外壁とは違うということだけは覚えて欲しいところです。
多孔質な壁面の弊害として、湿気を持ちやすいのでコケや藻がつきやすいです。
なので、塗り替えの時は高圧洗浄で綺麗に落とす必要があります。
コケや藻を落とし後は外壁がしっかり乾くまで養生期間をおきます。
その後は
1マスキング養生
2シーラー処理
3中塗り
3上塗り
この工程で塗り替え作業を行なっていきます。
このような基礎知識を踏まえていれば、リフォーム業者の打ち合わせでも惑わされないで済みます。
もちろん、現地調査は大事で的確な診断の元に作られた塗装をプランをお客様が納得するかしないかとなります。
「うちはリシンなの?スタッコなの?」からのお問い合わせでも構わないので
ぜひ当社に無料点検をお任せください!