そもそも軒裏の換気口の役割について説明します。
屋根というのは大変熱を持つところで、その屋根の小屋裏は熱がこもるところでもあります。
その熱を逃がすために軒裏に換気口がついてます。
また、最近の建物に限っては「外壁通気工法」と呼ばれる外壁とタイペック(防湿シート)の間に通気をとり空気を循環させるために
軒裏に換気口を利用するためについています。
*「外壁通気工法」=壁内の湿気を逃がすために設けられた工法。防湿シートと外壁材の間に外気を通る層を作ります。
軒裏の説明はこんなところなんですが、この機能性が台風時には弱点になります。
というのも、台風のような強風は軒裏に対して吹き返しの風を起こします。
軒裏にどんどん風が吹き込んでしまうと、雨も吹き込むことにもなります。
屋根裏に雨風が吹き込むとどうなるか?
二階天井裏の断熱材が風で舞ったり、びしょびしょに濡れて重くなりカビが生える可能性あります。
もちろん健康被害につながります。
最近の住宅は軒裏の出(0〜30㎝)がないのでいまいち実感わかないと思いますが
軒の出が60㎝以上であると危険度が増します。
これがもし破損して、さらに風が吹きこみやすくなったら大変です。
台風15号、19号という大型台風が連続して上陸したわけですから
軒裏が大丈夫かどうか調べてみるのは今後のためにもいいかと思います!
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