同じ色でも大きさで違った色に見えることがあります。
光の加減、艶、照り返しなどによっても違って見えることがあるので
お客様と「ちょっと違うんじゃないの?」ってこともあります。
こちらとしては小さい面積のサンプルをお見せして、実際の外壁の仕上げとは違う時もあるので悩みの種でもあります。
なので「この色で頼んだというメーカーの基準」が必要になってくるわけです。
色が持つ特徴として代表的なのは「黒」
黒は熱を吸収しやすい、収縮色。ファッションに詳しい人に聞くと黒は痩せて見えるには黒を着るのが基本らしいです。
よく言われる例えで説明すると囲碁の碁石です。
白と黒と碁石は実は大きさが違います。白がほんの小さく作られています。白は明度が高いので大きく見えるからです。
あと道路の白線、標識も白を基調とされるのも納得いきます。
日本のお城ももしかしたら、そんな理由があるかもしれませんね。
もうひとつ色の特徴してしは「硬い色、柔らかい色」があります。
鉄橋やむき出しの鉄骨などはいかにも硬く感じられます。
もし、それらがオレンジ色や黄色など使われていたら少し違和感を感じるかもしれません。
しかし、橋などの手すりなどは赤や黄色を使われるのは目立つ色で重要性を持たせるためでもあります。
小さい子供さんにはよく目に付く色になりますからね。
こんな風に色の特性を知るとなんだか、外壁の色選びも楽しくなると思います!