家は長く持たせばいいってわけでもない!
こんな経験ありませんか?
「フッ素塗料を使えば家は長く持ちます!」
よくこんな営業をしてくる業者がいます。
間違ってはいません。
「フット塗料」は15〜20年以上保証されてる塗料です。
でも、とってもコストが高い材料です。
そんな材料を「安い見積もりでできます!」と言われたら心動きます。
わかります、、、その気持ち。
誰だって自分の家を綺麗に長く保ちたい。
高いけどしばらく塗り替えしなくていいのなら。。。
ちょっと待った!
それは鉄骨ビルや倉庫、工場でのお話。
木造住宅に限っては違うと言うことを私は断言します。
誤解されないように言うと「木造住宅にフッ素塗料はダメ」ということではないです。
いくつかの注意点があります。
まず「木は生きている!」
加工された木は建物の躯体の一部になっても呼吸して生きてます。
生きてるので長く丈夫でいられるので、木が腐ったり枯れたりすると建物は脆弱になってしまいます。
木造住宅を人間の体にたとえてみるとよくわかります。
筋肉や皮膚のメンテナンスにお金をかけ、見た目の容姿、健康を維持はできます。
でも人間の体は老化していきます。これには勝てません。
筋肉や皮膚だけじゃありません、
内臓や骨も老化していきます。この内臓、骨を「木部」だと想像してください。
見た目健康そうな人でも内臓や骨が健康でなければ、本当の健康とは言えません。
病気になりがちであったり、骨折しやすくなっては生活に支障が出ます。
これを木造住宅の話に戻すと
「フッ素塗料」を使ったとしても、木部のケアをしなければ建物はいずれ不具合が出ます。
鉄骨は腐ることはありません、でも木は生きているので腐りもすれば枯れたりします。
「15〜20年」は安心ではなく、毎年、一年一年住宅メンテナンスが必要ななんです。
「雨漏り修繕工事」「湿気を持たないように改修工事」を怠れば
どんなにいい塗料を使おうと、建物は長生きできずに
見た目健康なのに、入院して大手術(大掛かりで高額な改修リフォーム)になってしまいます。
*大屋根の棟板金が強風で飛ばされる
*建物が湿気を持つ→シロアリ→建物崩壊の危険性
もう一度言います!
「フッ素塗料」がダメじゃなく、こまめな住宅メンテナンス(できれば年に一度!)が必要なんです。
これを理解して、リフォームについて考えて欲しいです。
リフォーム業者の言うことを鵜呑みしないでくださいって私が言うのも変ですが。。。(笑)
ちなみにシロアリの防腐剤は10年も持ちません。
シロアリが好んで食べるのは古くなってからの木なのです!
だからこそ要注意!
記事内に記載されている金額は2020年06月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。