結果よりも工程を見て楽しむ傾向
コロナ禍の影響もあるし、毎日雨ばっかり降り続ける中
YouTubeを代表するSNSの動画をよく見る機会が増えました。
いろんな動画があり、飽きることはありません。
動物や子供のハプニング映像やドラレコによる事故動画
そして「****をやってみた!」のような挑戦企画も一般人から芸能人まで
こぞって配信してますね。
テレビ番組でもタレントさんが大工仕事をする企画も多くみられます。
この数年の発信する側の意図として
「結果よりも仕上がるまでの工程内容の面白さ」にこだわる傾向を感じます。
享受する側としては料理にしても大工仕事にしても「よし自分もやってみる」という気になり
ネット配信で「番組おさらい」する流れができています。
専門家でもないのにこんなこと言うのは生意気かもしれませんが
私たちは無意識に「物事の工程を重視する」ことに突き動かされている感じがします。
結果オーライ主義がいつの間にか薄れているかもしれません。
しかし、住宅事情はどうですか?
新築工事でもリフォーム工事でもお客様は工程内容よりも契約してしまえば完工までは興味あっても
工程内容を確認できない、職人さんの仕事ぶりも見れない。
もしかしたら、私たち仕事する側の人間はユーザー様の新しいニーズを見落としているかもしれません。
お問い合わせから契約まで「お見積もりの安さ」「評判」「業者の人柄」他いろいろ決め手があって選択するでしょうし
業者も契約してもらえるならそこに特化した営業を強化するでしょう。
しかし、工事途中の詳細な部分をユーザーに提供しないのも
また「ユーザーが興味持てない、持っても見れない」と言う建築業界の状況は
いささか時代遅れかもしれません。
業者が工事内容を晒すのはひょっとしたらデメリットが多いと思います。
自分だけの「技術、工法」を他業者に知られることは痛手です。
私もそう思います。
この情報社会において、技術やマニュアル、レシピというのはほとんど丸裸にされていて
例えば、ラーメンが流行っていてどこのお店に行っても美味しいですが、流行っている時ほど
どの店も似たり寄ったりの味付けだったりします。
これって、ある程度「美味しいラーメンの作り方、営業」がネット検索すればわかってしまう。
ラーメンに限らず、どの業界も顧客の好みや客層を数値化し分析、そこからリピーターを増やすことに重視し
ライバル店の差をつけるために独自のサービス提供だったり、インスタ映えする盛り付けなどに力入れたりと
競合するポイントが変化しつつあります。
大手企業は顧客データ分析や旨みの成分の分析が進みすぎて有名店の味をカップ麺で再現できるところまで来てます。
すごいことですよね、となると実際のお店の味を食べてみたくなるという広告の役割にもなります。
小売店が大手企業とタイアップできる時代になっているのは、本当に信じられない変化です。
しかしながら建築業界の現場で働く職人さんたちは正直ITに疎いです。
ITに詳しい職人さんでも享受する側で留まり、発信することはできません。
ホームページの施工事例もWEB会社に任せてしまうと、作る人は現場にいないし実際塗装のことは知識はあっても
その現場にはいませんし、今重要視されている「工程内容」は面白みがありません。
街の外壁塗装やさんは「現場にいる職人さんがブログや施工事例」を書いています。
私も仕事終わって家でパソコンに向き合うのは、疲れて慣れない生活ですが
自分の家の塗り替えがどんな風にどんな工程を得て仕上がっているか?
ご自身の目で確かめて欲しいです。
私たちはそれを提供できるのが他社にない強みでもあります。
ぜひ、もっとサイトをご覧いただけると嬉しいです!
ネットが苦手な方でも
紙面でのご希望であれば、写真のように工事内容をまとめたファイルを手渡しいたします!
記事内に記載されている金額は2020年07月18日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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