職人が求められるものってなんだろう?日々考えました。
「なに、この写真?」と思われたかもしれませんが、いまの私の仕事の必需品です。
仕事始めた頃は携帯電話がで始めた頃で、まさかスマートフォン、タブレット、パソコンを使う日が来るなんてと思いました。
スマートフォンは常に現場でも持ち歩き、タブレットは現地調査で撮った写真をお客様に見てもらうため、パソコンはブログ書くため。
買い物もキャッシュレス化が進んでいるので、これが時代の流れとでも言うのでしょうか?
本題に戻ります。
昔、ラジオで永六輔さんが「職人というのは無愛想で嫌なやつでも、仕事させたら間違いないから頼んでしまう」と言ってました。
確かに持ってる技術が一流であれば、性格や素行が何であれ安心感はあると思います。
その技術に対してそれなりの手間を払うのは当たり前の時代があったのも知ってます。
しかし、今の時代お客様が建築に関してかなり知識を豊富に持ち、DIYブームに乗って自分でリフォームされる方も多いです。
わからないこともパソコンで検索して、色々下調べなさる方も少なくはないです。
そんな状況下で私たち職人が求められるものって何かって考えてしまいます。
実際、このコラムを書いては消しての繰り返して手が止まってしまいました。
そんな時、ここ最近の不謹慎な動画をSNSにアップする飲食業界の問題がありました。
あるチェーン店では全国の店舗を休業して社員教育に時間を設ける対策をとりました。
この一連の問題で私は「信用、信頼」と言う言葉の重さに痛感しました。
お客様に満足してもらう技術を持つことも大切ですが、普段の作業の振る舞いから信用を得ることも大切です。
新築の現場でも塗り替えの現場でも、身に染み入る話なのですが
ちょっとした挨拶の仕方だけでもクレームの対象となります。
もちろんタバコのマナーや飲食のゴミもそうです。
ダラダラ仕事したり、怖いイメージを与えてしまったりすることもあります。
ちょっとしたことで信用を無くすのはあっという間です。
失った信用を取り戻すのは困難で、ほぼ取り返すことはできません。
当社は地道にその日の作業内容をブログにあげてます。
その積み重ねが「信用」であり。技術の一つでもあると考えてます。
職人が今、求められるものって「仕事に対する姿勢」そのものだと思います。
その意識を持たなければ、私たち職人の今後の信用さえも失うと危惧しています。
職人はいい仕事さえすればいい時代から、いい仕事するには理由があることをちゃんと説明しなければならない時代だと私は思います。
記事内に記載されている金額は2019年04月13日時点での費用となります。
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