毎日、現場ブログを書いてますが、仕事が休みの時はコラムを書くようにしてます。
「今日は何を書こうかな?」と毎日ネタを探す癖がついてしまい、ちょっと昔のことも色々思い出してしまったりします。
今日はその一つを紹介しようと思います。
15年くらい前の話で、新築の現場で仕事してました。
その日1日で終わらない内容だったので、玄関入り口の付帯塗装(飾りモール)の下塗りを終えて帰ろうとした時に
隣に住むお婆ちゃんが「これで仕上がりなの?」と話しかけてきました。
下塗りはシーラーで半透明だったので、疑問に思われたかもしれません。
「明日、もう一回塗るんですよ」「あ、そうなの」みたいな感じで会話は終わりました。
次の日、また同じところを上塗り材で仕上げたところに
隣のお婆ちゃんが出てきて
「あら、昨日一回塗ったから、こんなに綺麗に仕上がったのね」
と声をかけてくださいました。
当時、私は見習いからやっと上塗り作業をやらしてもらえるくらいの頃で
このお婆ちゃんの言葉は、今も昨日のように覚えてます。
ただ親方から言われた事をやってた日々から、「今まで自分が積み重ねたことは間違ってないんだ」と
心にクサビが打たれた気がして、仕事に対する姿勢が変わりました。
仕事内容をわかってもらえれば必ず信用につながる。
そう確信しました。
毎日、現場ブログ、施工事例、コラム書き続けるのも必ず意味があり、いつか実る事を信じて頑張って行きたいと思います。