ちょっと前にラジカル塗料の説明をコラムで紹介しましたが、#コラム参照
塗料のカタログを整理してたら、随分塗料の流行もコロコロ変わるなぁと思いました。
ラジカル塗料は発売されてからまだ10年は経っていないんじゃないでしょうか?
私のそう長くはないキャリアの中で、2液のウレタン塗料が主流だったのが(塗膜が硬いのが特徴)
シリコンに移り変わり(窯業系サイディングの流行とともに弾性シリコンが主流に)
そのうちに水性塗料もどんどん需要が増え、水性塗料でもウレタン、シリコン、フッ素と選べる仕様になっており
そんな事情をお客様に説明したところで、まったく皆無だったりするわけです。
私は20年以上塗装屋として仕事してきましたが、気管支が弱く溶剤系の塗料はすぐ頭が痛くなるし喉が痛くなります。
なので、こんな私だからこそ塗り替え時(ほぼ窯業系サイディング外壁)には「水性塗料」をオススメしてます。
小さいお子さんやペットがいたり、分譲地などでは溶剤系特有の強い刺激臭がなく、水性なので環境にも優しいです。
外壁の塗り替えを10年位以上綺麗に持続させたいと希望されて、
「水性と溶剤どっちがいいの?」と聞かれるのですが
施工方法や予算とも関係してくるのでケースバイケースになってしまいます。
水性塗料も溶剤塗料も10年は大丈夫です。
ただ外壁の塗り替えも大切ですが、屋根(特にコロニアル屋根)の劣化がどうしても早いので
高い予算で外壁を持たしたところで、また足場をかけて屋根だけを塗り替えるズレが生じることがあります。
何度も足場をかけることに抵抗なされるお客様少なくありません。
こういう点を踏まえて塗り替えプランは、何十年先を見据えて建てた方がいいでしょう。
「10年経ったら、この家は息子夫婦に塗り替えも建て替えもどうするか任せる」って方もいるので
「あと10年雨漏りなく住めれば」のお見積もりもしますし、
「資産価値を維持したい」場合のお見積もりも提案できるので
塗り替えも慎重に考えましょう。
お困りでしたら、当社が相談に乗りますのでよろしくお願いします!