こんにちは~!
季節はすっかり冬です。早いもので今年ももう終わりですね!
師走はあっという間に過ぎてしまいます・・・。
今年やり残したことがないように・・・今年の汚れ今年のうちに♪♪
今回ご紹介しますのが「外壁の張り替え」についてです。
ちょっと待って、そのサイディングの重さ大丈夫ですか??
約30年を経過し、寿命を迎えた外壁・・・外壁の張り替えを選択した方「サイディング外壁を張り替えるなら雰囲気をガラリと変えたい」という方も多いと思います。
ですが、ちょっと待ってください!窯業形サイディングには色々な厚さの物があり、10年程前は12mmのタイプが主流でした。現在は14mmのタイプが主流なのです。
彫りの深い凝ったデザインの物になると、16mmや21mmタイプの物も存在します。
外壁を重ねて張るとなると・・・
以前のサイディング重量+張り替えるサイディングの重量=重量が急に増える
重量が急激に増加をすると、建物の重量増加は耐震性に悪い影響をもたらします・・・。
なぜ重くなると、耐震性に影響するの??
【重い外壁材】⇒負荷が大きくなり地面の揺れ増える。
【軽い外壁材】⇒負荷は小さくなり地震時など建物にかかる力が小さい。地面の揺れ減る。
住まいにこだわり高級な雰囲気を求める方には彫りが深くデザイン性の高い16mmや21mmのタイプがおススメです。
厚いサイディングは彫りの深いデザインができる反面重量が重く、耐震性に悪い影響をもたらします。
また14mmまでのサイディングは専用の釘で固定するのに対して16mm以上のものは専用の金具で固定します。
そうするとなお外壁の重量が増加してしまい耐震性に悪影響を及ぼします。
じゃあ耐震性に優れた軽い外壁材はないの??
外壁材の中で軽いものといえば。「金属系サイディング」です。
製品によって重さに多少の差はありますが、
窯業系サイディングの16mm厚さの重量は1㎡で約17.5kg
対してガルバリウムの金属サイディングは3分の1程度の約6kg程と言われています。
耐震性を上げるためには軽い方が一般的には有利と言われていますが一慨にそうとも言い切れません。
なぜかというと住まいには構造や屋根とのバランスがあるからです。
屋根が重たくて、外壁が軽いお住まいというのはバランスが取れていないため、地震時などは揺れる幅が大きくなってしまいます・・・。
屋根に大きく慣性が働くことになるので耐震性能が落ちてしまう可能性が出てくるのです。
それに対してバランスの取れたお住まいは地面の揺れが少なくなります。
外壁の張り替えを行う場合はデザインのみを重視されず、重さにも重視しましょう!!
○これまでのサイディングと同じ程度の重さの物を選ぶようにしましょう。
以前の外壁の上に新しい外壁を重ねて張っていく工法が重ね張りなので、重量は当然増えます。
デザインも重要ですが、地震大国の日本なので耐震性も考えて選ぶとしたら・・・
記事内に記載されている金額は2019年12月05日時点での費用となります。
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