外観の美しさや、劣化によって衰えた防水性を向上させお家の耐久性を高めるために行う塗装メンテナンス。
塗料の種類にはたくさんあり、いろいろと混乱してしまう方も多いのではないでしょうか。
塗料選びをしているときに行き当たるのは塗料の名前やアクリル・ウレタンなどの樹脂名や、水性・油性(溶剤)といった表記ではないですか?
今回は水性・油性の違いや特徴について詳しくお教えします(^_^)/
屋根・外壁塗装に使われる塗料の種類
まず、屋根・外壁塗装に使われる塗料には
◎アクリル塗料◎ウレタン塗料◎シリコン塗料◎フッ素塗料◎遮熱塗料◎光触媒塗料
と大きくこの6つに分けられます。
そしてこのそれぞれの塗料に【水性塗料】と【油性塗料】があります
水性と油性の違いとは…
塗料の原料は樹脂に加え、色のもととなる顔料を塗布面の機能を方向付ける添加物からできています。
ほとんどが液状塗料と呼ばれるものですが、完全な液体ではなく、高濃度のため液体で薄めて屋根や外壁に塗布します。
この薄める液体の違いによって水性塗料か油性塗料が異なってきます。
水性塗料と油性塗料の特徴やメリット・デメリットを知ろう!
◇◆水性塗料◆◇
塗料の構成成分を薄めるための液体が「水」。
□メリット□
・臭いが少ない
・危険性が少ない
・塗料の延びが良い
■デメリット■
・つやが出にくい
◇◆油性塗料◆◇
塗料の構成成分を薄めるための液が「有機溶剤(シンナーなど)」
□メリット□
・耐候性・防水性・密着性に優れている
・錆が発生しにくい
・発色が良い
・耐久性が高い
■デメリット■
・臭いが強い
・水性塗料よりも高価
このように、二つの塗料の特徴を考えながら、塗装場所によって塗料を使い分けることも、お家を守るための塗装には重要です。
外壁ではご近所などへの影響も配慮し、臭いの少なく伸びが良く色ムラになりにくい水性塗料を使うことが一般的です。
メリット・デメリットをみると油性塗料のほうが優れた塗料にも思われがちですが、現在ではメーカーの品質改良も進んでおり、
水性塗料でも耐久性や耐候性の優れた塗料もありますので安心してください(*^_^*)
そして屋根は、お家の中でも最もダメージを受けやすい場所でもありますので耐久性・耐候性に優れた油性塗料を使用することをお勧めしています。
外壁に比べ臭いの影響も少ないため、安心して使用いただけます。
お家の外壁材や屋根材に合わせた適切な塗料を使い、美観を取り戻し、長持ちするお家へと蘇らせましょう(^_^)/
塗料に関するご相談もわかりやすくご説明いたしますのでお気軽にご相談ください(*^_^*)
記事内に記載されている金額は2019年08月27日時点での費用となります。
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