■外壁リフォーム~劣化の状況を知る~
みなさんご存じですか。我が家の劣化は現状どのくらい進んでいるのでしょうか??
塗膜の劣化サイクルと最適な塗り替え時期
どの時点になればリフォームをすればよいのでしょうか。自分たちではわからないことをここでは、図を使って劣化の進み具合を紹介します。
☆十分耐候性がある
艶がある
太陽に当たると美しく発色している状態です。
艶が落ちてくる
新築時の艶やかさはなくなっていますが、防水効果はあります。
☆リフォーム検討時期
変色
色味が変わり、くすんだ印象をうけるようになります。
チョーキング
触ると白い粉がつき、防水効果が切れてきたサインです。
☆早急に対応すべき
ひび割れ
雨水が入り込んで、下地が傷んできます。補修が必要です。
剥がれ
外壁材自体が外部にさらされ、急激な劣化につながります。
■外装リフォーム=日向と日陰の違い~
同じ家でも劣化の速度は場所によってさまざまです。
日向と日陰で症状が違う
外壁や屋根の劣化は、立地条件や廻りの環境によって変化します。年数よりも、症状をよく見て、塗装が必要かどうかをチェックしましょう。
☆南側~日射によるひび割れが起きやすい~
特に紫外線の影響を受けやすいのが南側です。色褪せ、チョーキングの順に劣化が始まります。チョーキングは、防水性が失われているサインになります。建物内部へ雨水が染み込む可能性があります。また、サイディングのつなぎ目であるシーリングにもひび割れが生じるため注意しましょう。
適した施工
・劣化が進んだ既存塗膜は剥がれの原因となります。高圧洗浄で丁寧に汚れを洗い落としてから、塗装しましょう。
・既存のシーリングや目地内のホコリなどをしっかり取り除き、新しいシーリングを丁寧に打ち替えます。
☆北側~湿気が多いためカビや藻に注意~
日の当たらない北側は、コケや藻が発生しやすい場所です。塗膜の劣化により外壁の防水性が劣化すると、壁の表面にコケや藻が発生します。外壁や屋根を直接傷める原因ではないですが、他の場所よりも多く水分を浴びているため、塗膜も劣化しやすくはなります。
適した施工
・コケや藻に効果的なのは、塗装前のバイオ洗浄です。バイオ洗浄で殺菌し、塗装面をきれいにしてから塗装します。
・数年経つと再びコケや藻が発生する可能性があるので、塗料は『防コケ・防藻・防カビ』性能があるものを選択します。
■まとめ・・・
同じ家でも、立地条件や廻りの環境で、さらには日向と日陰では異なる症状が出ます。
点検するときには、外壁のだけを見るのではなく、建物全体をチェックすることが大切です。
記事内に記載されている金額は2020年02月17日時点での費用となります。
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