■塗装だけでなく下地処理にもこだわりを
塗装を長持ちさせる秘訣は洗浄にあります!
さまざまな理由で汚れている外壁ですが、こうした汚れをしっかり落とさないまま塗装すると、どうなるのでしょうか??
塗装を長持ちさせるために欠かせない『洗浄』について説明します。
■洗浄せずに塗装すると、塗料は1~2年で剥げてしまう??
外壁塗装をするにあたって、とても大事な工程が【下地処理】になります。その中で、高圧洗浄というものがあります。強い圧力で噴射される水で、外壁についたカビやコケや汚れを洗い落としてくれます。
高圧洗浄をしっかりと行うことで、その後の外壁塗装の塗料がしっかりと付き、長持ちするのです。
この工程を、いい加減に行うと、せっかく耐久性の良い塗料を塗っても、数年で剥がれ落ちてきてしまいます。
丁寧な下地処理=高圧洗浄をしてくれる業者を選びましょう。
■根深いカビやコケにはバイオ高圧洗浄が効果的
外壁廻りの汚れのおよそ七割が、カビやコケによる雑菌といわれています。外壁に根っこまで張り巡らしているカビやコケには、バイオ高圧洗浄が効果的です。
木材・タイル・石材さまざまな素材に対応しており、通常の高圧洗浄では落としきれない0.01mmにも満たない穴に隠れているカビや藻たちを徹底的に落とすことができます。
しっかりと汚れを落とすことで、塗料の密着性を高め、塗料の性能が格段に上がります。美観が長く続くメリットもあります。
【バイオ高圧洗浄と、高圧洗浄の違い】
バイオ高圧洗浄と高圧洗浄の違いは、外壁塗装をする前の外壁を洗浄する工程において使う液体の違いです。
一般的な高圧洗浄の場合・・・水のみを使用。水に圧力をかけて外壁に噴射することによって、その勢いで汚れを落としきる方法になります。
バイオ高圧洗浄の場合・・・バイオ洗浄用につくられている薬品を使用します。まず、バイオ専用用の液体を外壁に散布していきます。外壁の汚れを形成している最近を分解させることができます。
外壁の汚れの原因となっている最近の分解ができたら、バイオ洗浄用の薬品を散布した部分について、高圧洗浄を行っていきます。この高圧洗浄を行う際には、一般的な高圧洗浄の場合と同じように、普通の水を噴射していきます。
バイオ洗浄と高圧洗浄の違いといっても、バイオ洗浄も結局は高圧洗浄の一部です。バイオ洗浄用の薬品を外壁に散布するのかしないのかという違いのみです。
■バイオ高圧洗浄のメリット・デメリット
【メリット】
・カビ・コケを根こそぎ除去できます。(生物系の汚れに効果大)
・塗り替え塗料の密着力を高めます。
【デメリット】
・窓枠やサッシ、プラスチックなどの部分に付着すると、化学反応を起こすことがあります。
・食品を取り扱っている工場や、野菜や植物を育てている場合、動物を飼育している場合は、念を入れて安全性を確認したほうが良いです。
■まとめ
はじめの洗浄が丁寧になされていないと、どんなに良い性能の塗料を使用したところで、すぐに剥がれてくる可能性があります。しっかりとした下地処理を行いましょう。
■建材別の洗浄方法
モルタル
カビの根が塗装内部まで入り込んでいると除去しきれないこともあります。無理やり高圧洗浄で取ろうとすると、塗膜が剥がれたり削れたりすることもあるので注意して行いましょう。
サイディング
チョーキングが激しい場合は、粉を水洗いで落とさないと塗料が剥げる要因になります。これは、チョーキングがブロックして塗料が密着していないのが原因です。
鉄部
外壁以外にも、アルミサッシなどにカビがこびりついていることもあります。外壁と一緒に、高圧洗浄で綺麗にしましょう。
記事内に記載されている金額は2020年02月17日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。