みなさん、こんにちは!
本日は「塗膜の劣化」についてお話しします。
外壁や屋根は日頃から紫外線や雨風にさらされている為、徐々に傷んできます。
大切な住宅を守る為に定期的なメンテナンス(塗装工事等)が大切です。
塗装工事に使用する塗料は
「顔料」「樹脂」「添加剤」「溶剤」の4つの成分で構成されており、
この4つが合わさることで紫外線や雨風から住宅を守る「塗膜」になります。
塗料の劣化の原因は様々ですが、最大の原因は太陽光の紫外線です。
紫外線は塗料を塗った表面の0.1mm程度まで浸透し劣化させます。
では、実際どのような劣化が起こるのか見てみましょう。
チョーキング(外壁,屋根,雨樋)
住宅の南側は紫外線の影響を受けやすく、
色あせ→チョーキング(手で触ると粉が付く現象)といった順番で劣化が始まります。
塗料の防水性がなくなってきた時にチョーキングが現れる為、
防水性がなくなったまま放置すると、
建物の内部に雨水が浸入する可能性があり危険です。
塗膜の剥がれ,サビ,クラック
塗膜の剥がれは経年劣化によるものと、
下地処理がしっかり行われなかったり、使用する塗料の選択ミスによって起きます。
塗料の耐用年数より早く剥がれが発生した場合は施工不良の可能性があります。
また、鉄部は外壁よりも耐久寿命が短い為、サビや腐食が進行し破損を引き起こします。
色あせ、チョーキングから劣化が進むと、
外壁目地のシーリングや外壁にクラック(ひび割れ)が発生します。
クラックから建物内部にまで雨水が浸入し、
内部の鉄筋に腐食が起き、建物全体の強度が低下してしまいます。
外壁のカビ,屋根のコケ
住宅の北側は日が当たらず湿気が多い為、
カビや藻が発生しやすい場所です。
塗膜の劣化により防水性が低下すると、
外壁の表面にカビやコケ、藻などが発生します。
屋根のコケも同様に防水性が失われてくると発生し、
コケが湿気を溜め込んでいる為、屋根の腐食に繋がります。
カビは放置すると根を深くはり除去しづらくなります。
徹底的に除去する為にはバイオ洗浄がお勧めです。
そして再度塗装する際には、防カビ,防コケ,防藻効果のある塗料を使用しましょう。
外壁や屋根の劣化は、立地や環境によって様々ですので、
年数よりも住宅の症状を見てメンテナンス時期を判断する必要があります。
弊社では無料で現地調査,お見積もりを行っておりますので、
何か気になる事がありましたらお気軽にご相談下さい!
記事内に記載されている金額は2020年01月07日時点での費用となります。
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