■三回塗って耐久性アップさせよう!!
塗装の鉄則は『三回塗り』です。知ってましたか?
外壁塗装は『下塗り』『中塗り』『上塗り』の三回塗りが基本となります。全てが大事な工程になっています。ご紹介します。
■塗り残し防止や耐久性を上げるためには・・・
下塗りは上塗りを長持ちさせるものであり、綺麗に仕上げるためには必要不可欠です。上塗り材は耐候性、低汚染性、防カビなどの機能を持ちますが密着性に欠けるため、接着剤のような役割を持つ下塗り材が必要となります。基本的には、中塗りと上塗りでは同じ塗料を使用します。人の手で行う塗装には限界があり、一回の上塗りでは、どうしてもかすれや薄い部分が出てきてしまいます。二回目の上塗りを行うことによって、完全な外壁・屋根塗装に仕上げることができます。『三回塗り』は、耐久性の面でも美観の面でもとても必要な作業となります。
■下塗り塗料の種類と特徴
下塗り材にも目的と用途に合わせて、様々な種類が存在するのです。最近ではさまざまな機能を備えた微弾性フィラーが主流で使用されています。
◇プライマー・・・上塗りとの密着硬化を高める接着プライマーや、鉄材などに塗るサビプライマーなど、機能に応じた種類があります。
◇シーラー・・・上塗り材が、下地に吸い込まれてできるムラを抑えるためにシールする役割があります。プライマーとシーラーはほぼ同じ目的の下地調整材です。
◇サーフェイサー・・・中間に塗ると、サンドペーパーなどで平担化する作業を軽減します。上塗り塗料の重ね塗りもできます。
◇フィラー・・・下地の凹凸やヘアークラックなどを補修する場合にとても重宝します。
◇微弾性フィラー・・・最近主流の下塗り材です。通常のフィラーよりも膜厚を付けることが可能です。水性で環境に優しく、クラック補修もできます。
①下塗り
既存塗膜や下地の状況に応じて下塗り材を選定して塗装します。
②中塗り
長く美観や機能性を保持するために、塗膜の厚みを十分確保します。
上塗り
事前打ち合わせで決められた色の塗料を塗装して完成です。
CHECK!!
塗りムラがないかはここでチェックします。中塗りと上塗りの塗料を、同じ種類の違う色で塗ってもらえば、1工程を省くような手抜きを見抜けたりもします。
■何度も丁寧に施工いたします
記事内に記載されている金額は2020年02月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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