一般的な住宅に比べてログハウスは修繕やメンテナンスは難しいものなのでしょうか?
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ログハウスの雨漏りとのことですが、通常の木造住宅とはそもそも構造が違います。木造住宅は、柱などの構造材の外側を外壁材で包む納まりになっています。
ログハウスは丸太が構造材と外壁材をになっていますので、メンテナンスの方法が違ってきます。
その前に、大前提としてログハウスは雨漏りするものという認識をお持ちになった方が良いでしょう。屋根に限れば、木造住宅と同じ施工方法になりますので、屋根からの雨漏りに関しては省きます。
丸太を積み上げて行く際に、簡単に言うと出っ張りを凹みにはめ込んで丸太を積み上げていきます。経年によって木の痩せや収縮が起こり、隙間が空きやすい構造になっています。
また、サッシ回りなどは丸太の歪みに対処できるように、最初から隙間を開けて納めており、そこをカバーで隠す施工方法をとっていますので、どうしても雨水が入りやすいのです。
木は建てたあとも呼吸をしますので、モルタルやサイディングのようにコーキングと塗膜で防水性を保つ施工方法はできません。ログハウスの雨漏り補修は、定期的なメンテナンスと空いてしまった隙間をコーキングで埋める方法になります。
中には全く雨漏りしないログハウスもありますが、自然の材料を使用している限り、どのように丸太が変化するかを完全に予測することは不可能です。
その都度、雨漏りの補修をしていきましょう。
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