「雨樋から水漏れが発生している」
「雨の日には、バシャバシャと騒音がして、非常に不快」
これらの原因は、雨樋の詰まりかもしれません。
雨樋の詰まりを無視すると、「損傷」「落下」などの問題が生じる可能性もあります。 このページでは、雨樋の詰まりを防ぐための落ち葉除けネットについてご案内しています。屋根外壁塗装などに必要な足場仮設を効果的に利用して、雨樋の損傷を防ぎましょう。
動画でも当記事の内容について詳しくご紹介させていただいております。文章よりも動画での閲覧をご希望の方は、是非こちらをご利用ください。
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雨樋が詰まるとお住まいにどんな影響を与えるの?
皆さんのお住まいでは雨樋に破損などないのに雨水が雨樋からあふれ出したり雨樋の途中で雨水が止まったりするようなトラブルは起きていないでしょうか。雨樋の傾きがおかしかったり雨樋の継ぎ目に隙間が出来て雨水が漏れ出ているというわけでもないのになぜか雨水が正しく流れない、そんな状態になっていたら注意が必要です。
雨樋が何度も詰まるという方のお住まいは落ち葉や木の枝、土が溜まりやすい環境ということが多いです。例えばすぐ近くに公園があったり学校があったり、木々が多いような周辺環境の場合、落ち葉や枝が雨樋に引っかかりやすくなります。原因となる木々が自宅の庭であれば自分で対処可能ですが、他人のお住まいや公園等の公共施設だとそうはいきません。ではどうすれば良いのかというと雨樋が詰まらないようにお住まいに対策を施す必要があります。
落ち葉や枝、土などの他に雨樋が詰まる原因に「鳥が巣を作った」というケースも多くあります。基本的に鳥は木々の枝などに巣を作るためこういったトラブルはあまりありませんでした。しかし自分たちより大型の鳥から身を守るため、私たち人間の住む住まいの雨樋や瓦の内側に巣を作る鳥も増えてきました。そういった鳥の巣が雨戸に作られると雨水の流れは悪くなり鳥が巣作りの際に拾ってくる枝やゴミなどにより雨樋が破損してしまう恐れもあるのです。
雨樋に落ち葉や枝、土が溜まってしまうと本来雨樋を通って地上に流れるはずの雨水が落ち葉などで詰まった部分からあふれ出てしまいます。
すると、通常であれば雨水に晒されることのない鼻隠し部分で劣化や腐食を起こしたり、軒天などへ雨水が廻りこみ軒天に変色やカビを発生させたり、設計外の部分から雨水が流れることで外壁を汚すなどお住まいに様々な悪影響を及ぼしかねません。
雨樋が果たしている役割というのは日常生活では実感することが少ないのですが、このようにお住まいの外観に影響を及ぼすほどのトラブルが起こると改めて雨樋の役割というものを実感します。。
そんな雨樋が詰まらないようにメンテナンスや対策を行うことが結果的に雨樋のみならず住まい全体を守ることにもつながっていくのです。
雨樋を詰まらせる落ち葉や枝が溜まらないようにするためには定期的に清掃を行い、落ち葉や枝を取り除くか落ち葉除けネットを設置する方法があります。先ほども記述した通り落ち葉や枝で雨樋が詰まりやすいような環境にお住まいがある方は一度のメンテナンスではなく時期や気候条件によっては繰り返しメンテナンスを行わなければいけません。ここからは2種類のメンテナンス方法をご紹介していきます。それぞれのメリットとデメリットを見比べてどちらがより有効であるのか、お悩みになられた際のご参考にしてみてください。
1. 定期清掃
半年に1度など決まった時期に雨樋に溜まった落ち葉や枝を取り除いて、雨樋の詰まりを予防していきます。メンテナンスの頻度は環境ごとに異なるので周辺の環境を確認した上でメンテナンス時期と頻度を決めてください。
●メリットはメンテナンスコストが低いため簡単に取り組めることです。足場を組まなくてよいお住まいであれば雨樋に届く程度の脚立さえあれば簡単に作業可能です。
●デメリットはお住まいの状況によって足場が必要な場合があることです。そうなるとメンテナンスの都度、仮設足場を組まなければいけないため落ち葉除けネットを設置するよりコストがかかる可能性があります。
定期清掃は雨樋に落ち葉や枝があまり溜まらないお住まいに向いています。外壁や屋根の塗装工事で足場を仮設するタイミングで工事と併せて清掃すると良いでしょう。しかしベランダやバルコニー、庭に落ち葉や枝が多く見られるお住まいでは雨樋にも溜まっている可能性があるので年に1度程度は確認した方が無難です。
2. 落ち葉除けネットを設置する
落ち葉除けネットは雨樋にロール状のネットを差し込み、落ち葉や枝が雨樋に溜まらないようにすることで詰まりを防止するものです。設置は簡単で費用も1mあたり4,500円からとリーズナブルなためお手軽な方法と言えるでしょう。
●落ち葉除けネットが破損しない限りは落ち葉や枝による詰まりが起きなくなります。
●落ち葉除けネットは落ち葉が雨樋へ溜まることを防止することが主目的ですが、雪が降った際は積雪を防止する役目もあるため冬の劣化要因から雨樋を守ることにもつながります。
●落ち葉除けネットを設置すると落ち葉や枝が溜まることを防ぐだけでなく、鳥が雨樋に巣を作ることもできなくなるため鳥の巣からも雨樋を守ることができます。
●落ち葉除けネットは樋吊金具に固定しなければいけないため、施工性と安全性を確保するために足場の仮設が必要不可欠です。
●落ち葉除けネットは現在ではポリカーボネート製が主流となっていますが金網を使用しているお住まいもあります。金網を使用しているお住まいでは金網が錆びて腐食し樋吊金具に錆が移ってしまう可能性があるので金網を使用している場合、いずれは交換をする必要があるでしょう。
雨樋は定期的なメンテナンスが有効といっても忘れたり何度もやるのが面倒くさいという方もいらっしゃいます。そういった方にはポリカーボネート製の落ち葉除けネットの設置がおススメです。
それではここからはそんな落ち葉除けネットを設置する際の施工方法をご紹介していきます。作業自体は非常に簡単なためお客様自身でもできそうだと感じるかもしれません。しかし雨樋は外壁より外側に設置されているため窓などから手が届くような場所でもないので無理に自分で作業を行おうとせず、少しでも作業に危険性を感じたら専門の業者に落ち葉除けネットの設置工事を依頼しましょう。
①雨樋の清掃
落ち葉除けネットを設置する前にまずは雨樋を清掃し、溜まっている落ち葉や枝、土などを取り除いてください。清掃をしてみて雨樋に歪みや隙間が見られたら補修が必要になります。溜まった落ち葉や枝、土はホースで水を流せば簡単に解消していきますが足場や脚立が濡れて足元が滑りやすいと怪我をする恐れがありますので作業は慎重に行いましょう。
塗装メンテナンスを行う際には古い塗膜や汚れを落としていく必要がありますが、そのために行う、高圧洗浄にも注意が必要です。高圧洗浄により雨樋が破損する恐れもありますので水圧を調整しながら行いましょう。
②落ち葉除けネットの設置
清掃を終えたら落ち葉除けネットを設置していきます。落ち葉除けネット事態はポリカーボネート製でロール状に巻いてある形状のため取り付けが非常に簡単です。雨樋の寸法に合わせてネットを加工し差し込んでいきましょう。雨樋と落ち葉除けネットとの間に隙間が少しでも空いていると落ち葉や小枝が入り込んでしまうため隙間が空かないように加工しなければいけません。
また落ち葉とともに飛んでくる砂は非常に細かいので落ち葉除けネットでは雨樋に溜まることを防ぎきれません。少なければ雨水で流れていくので問題ありませんが溜まる量が多くなると雨水でも流しきれず苔や植物が発生する恐れがあるので定期的な点検が必要なことも頭に入れておいてください。
③樋吊金具に固定
落ち葉除けネットを雨樋に設置したら最後に落ち葉除けネットを針金などで樋吊金具に固定します。固定の仕方は雨樋や樋吊金具の形状によって異なるため、作業前に確認しておきましょう。
落ち葉除けネットを設置することで今後、落ち葉が落ちてきても雨樋に溜まることなく、風に流されて自然と飛んでいくため落ち葉や枝によるトラブルは低減します。
しかしネットの細かい隙間に落ち葉や枝が挟まったり絡んだりする可能性はゼロではありませんのでそういったものが地上から見えるほど目立っていたら気が付いた時に取り除くようにしましょう。
屋根や外壁塗装時の仮設足場を利用して落ち葉除けネットを設置しましょう
落ち葉除けネットは頻繁なメンテナンスをすることなく落ち葉や枝、土や鳥の巣から雨樋を守り状態を維持できるためおススメです。しかし設置は簡単ですが安全に作業を行うためには足場の仮設は必須のため費用は想定するより高額になる可能性があります。そこで外壁塗装や屋根工事で足場を仮設するのに併せて雨樋に落ち葉除けネットの設置を行うと費用を抑えることができるでしょう。
雨樋への落ち葉除けネットの設置作業を外壁塗装メンテナンスと同時に行うことで雨樋の外側の塗装を綺麗に仕上げることができ、内側も落ち葉除けネットによって破損のリスクを最小限に抑えることができます。
落ち葉除けネットの設置や雨樋の補修・交換作業は通常であれば屋根工事業者の工事内容です。しかし私たち街の外壁塗装やさんでは塗装だけではなく、お住まいの劣化状態を検討し、外壁張替や屋根カバー工法などお住まいの外装全体のメンテナンスを総合的にご提案させていただくことも可能です。
塗装業者とは別に屋根工事業者や大工に落ち葉除けネットの設置を依頼すると施工のタイミングの調整に頭を悩ませ工期も余分にかかり、入れ替わり立ち替わりする業者でお客様が大きなストレスを抱えてしまうことになります。そして塗装と落ち葉除けネットの設置が別々の業者だとせっかく塗装で綺麗に仕上げた雨樋や外壁を落ち葉除けネットの設置により汚してしまうこともあります。しかし私たち街の外壁塗装やさんは塗装工事の専門業者です。お住まいの状態に合わせて最善のメンテナンスをご提案させていただきます。
外壁塗装は検討しているもののそれ以外の部分も補修しなくてはいけない、お住まいの外装全体のメンテナンスを考えている、一つの会社にまとめてお住まいのメンテナンスを依頼したいとお考えの方はぜひ一度、私たち街の外壁塗装やさんにご相談ください。点検・見積は無料で行わせていただきます。これまでの施工実績もご紹介しながら落ち葉除けネット設置後のイメージや塗装の仕上がりをご覧いただき、お客様に納得していただけるメンテナンスを提案させていただきます。
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雨樋は外壁の外側に取り付けられるため雨や太陽光以外にも様々な外的要因による被害を受けます。雨樋が詰まる要因としては落ち葉や枝、土や鳥の巣などがあり、これらが雨樋に溜まることで雨水が正常に流れず外壁など雨樋以外の部分に被害を及ぼします。
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雨樋の詰まりを防ぐ方法は定期清掃か落ち葉除けネットの設置しかありません。定期清掃はその時々のコストパフォーマンスに優れますが、その頻度はお住まいの環境によりまちまちのため落ち葉が溜まりやすいような立地にお住まいが建っているという方には特に落ち葉除けネットがおススメです。
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落ち葉除けネットの設置は雨樋を清掃し差し込むだけなので非常に簡単です。しかし隙間があるとそこから落ち葉や枝などが入り込んでしまうためわずかな隙間も入らないように丁寧に施工しなくてはいけません。
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落ち葉や枝による雨樋の詰まりを解消する方法としては落ち葉除けネットの設置が最もおススメです。落ち葉除けネットの設置する際に足場の仮設は必要不可欠なため外壁や屋根を塗装するタイミングで一緒に作業を行うことを検討しましょう。私たち街の外壁塗装やさんでは塗装だけではなく雨樋の補修や交換、落ち葉除けネットの設置も承っておりますのでお気軽にご相談ください。