墨田区東向島にお住まいのH様邸にて行ったスレート屋根の屋根塗装工事の様子をご紹介致します。
「近所で工事を行っているという業者から屋根にひびが入っている部分があると指摘を受けたので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただき調査にお伺いしたところ、屋根材のスレートにひび割れが発生していました。
スレートは、塗膜で保護されており防水性や耐久性を保持していますので、塗膜が劣化してしまうと防水性や耐久性が低下してしまうため、ひび割れが発生してしまうのです。
ひび割れの発生は勿論の事、屋根全体の塗膜が劣化しており、傷みが進行してしまう事から屋根塗装工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
ビフォーアフター
工事基本情報
現地調査の様子です。
スレートの割れは、雨漏りや建物の劣化を引き起こす可能性があるため、早急な対処が必要です。
この写真のようなスレートの割れは、経年劣化や外的衝撃によって発生します。
割れを放置すると、雨水が浸入し、屋根下地や建物内部にダメージを与える恐れがあります。
修理方法としては、割れた部分を補修材で埋める簡易的な方法や、割れたスレートを交換する方法があります。
スレートに反りが発生しています。
スレートの反りの原因は、主に吸水と乾燥の繰り返しです。
スレートは防水性が低下すると雨水を吸収しやすくなり、吸収した水分が乾燥する際に収縮することで反りが発生します。
反りを放置すると、やがては割れてしまう原因になることがあります。
スレート屋根は、定期的なメンテナンスが欠かせません。
写真のような状態は、塗装の劣化が進んでいるサインです。
塗装劣化のサインとしては、色あせていたり表面にコケやカビが生えている状態です。
これらの症状を放置すると、ひび割れの原因になりますので早めの塗り替えで、住まいを長持ちさせましょう。
調査完了後、お客様に調査内容をご説明し、屋根塗装工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
今回、行った屋根塗装工事の工事費用につきましては税込490,000円（足場含む）になります。
使用する材料や施工範囲により工事費用が異なりますので詳しくは私達、街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
屋根塗装工事にて高圧洗浄の様子です。
屋根塗装工事を成功させるには、事前の高圧洗浄が不可欠です。
高圧洗浄は、屋根に付着した汚れ、コケ、カビ、古い塗膜などを強力な水圧で洗い流す作業になります。
これらを放置したまま塗装すると、塗料の密着が悪くなり、早期剥がれの原因になります。
高圧洗浄を行うことで、塗料が屋根材にしっかりと密着し、塗料本来の性能を最大限に引き出すことが可能になります。
また、屋根の劣化状況を正確に把握し、必要な補修を見つける上でも重要な工程です。
美しい仕上がりと、塗料の耐久性を高めるために、高圧洗浄は欠かせない下地処理なのです。
タスペーサーを挿入する様子です。
屋根塗装をする際、よく耳にする「タスペーサー」。これは、屋根材の隙間を確保するための縁切り部材です。
特にスレート屋根は、塗装後に屋根材同士が密着しやすく、雨水の排出を妨げる可能性があります。
タスペーサーを挿入することで、毛細管現象による雨水の吸い上げを防ぎ、屋根内部の通気性を保ちます。
屋根の寿命を延ばし、雨漏りのリスクを軽減する効果が期待できます。
屋根の遮熱対策に！ニッペ サーモアイシーラーとは？
「ニッペ サーモアイシーラー」は、屋根の遮熱塗装に欠かせない下塗り材です。
このシーラーを塗ることで、屋根の表面温度上昇を抑え、室内への熱の侵入を軽減する効果が期待できます。
なぜ遮熱シーラーが必要なの？
遮熱塗料の効果を最大限に引き出すには、下地処理が重要です。
サーモアイシーラーは、下地のひび割れや劣化を補修し、遮熱塗料との密着性を高める役割を果たします。
これにより、塗膜の剥がれや膨れを防ぎ、長期的な遮熱効果を維持できます。
特に、金属屋根やスレート屋根など、熱を吸収しやすい素材の屋根に効果的です。
夏の暑さ対策として、遮熱塗料とセットで使用することで、冷房効率を上げ、電気代の節約にもつながります。
屋根塗装工事で大切な下塗り。でも、なぜ必要なのでしょうか？
下塗りは、屋根材と塗料をしっかり密着させる接着剤のような役割を果たします。
例えば、屋根材が古くなって塗料が剥がれやすくなっている場合や、サビが発生している場合は、下塗りをすることで塗料の密着性を高め、塗装を長持ちさせることができます。
また、下塗りには、屋根材の劣化を防ぐ効果や、遮熱効果を高める効果があるものもあります。
下塗りの種類も様々で、屋根材の種類や状態に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。
「サーモアイSi」は、日本ペイントが提供する、遮熱性能に優れた屋根用塗料です。
太陽光を反射し、屋根の温度上昇を抑えることで、室内への熱を軽減します。
なぜ遮熱塗料が良いの？
夏の暑さ対策として、遮熱塗料は非常に効果的です。屋根の温度が下がることで、エアコンの使用頻度を減らし、電気代の節約にも繋がります。
また、家全体の温度が安定することで、ヒートショックのリスクを軽減し、健康的な住環境を保つことができます。
サーモアイSiは、シリコン樹脂を使用しているため、耐久性が高く、長期間にわたってその効果を持続します。
また、豊富なカラーバリエーションがあり、標準色の中からH様ご希望のクールローズブラウンをお選びいただきました。
中塗りの様子です。
屋根塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。
写真のような中塗りは、塗膜の厚みを確保し、屋根を保護する大切な工程です。
中塗りの重要ポイント
下地との密着性向上: 下塗り材と上塗り材の接着剤のような役割を果たします。
塗膜の耐久性アップ: 一定の厚みを確保することで、雨風や紫外線から屋根を守ります。
仕上がりの美しさ: 上塗り材の色ムラを防ぎ、均一な美しい仕上がりを実現します。
中塗りをしっかり行うことで、屋根の寿命を延ばし、長期的に住まいを守ることにつながります。
上塗りの様子です。
屋根塗装の上塗りは、塗装工程の最終段階で行われる重要な作業です。
上塗りには主に3つの役割があります。
塗りムラの解消：下塗りや中塗りで残った塗りムラを均一にします。
塗膜の強化：塗膜を厚くすることで、屋根材をより効果的に保護します。
機能性の付加：耐久性、防汚性、遮熱性などの特殊機能を持つ塗料を使用することで、屋根の性能を向上させます。
上塗りは通常1回行いますが、「上塗り2回」と表記されることもあります。これは中塗りを含めた3度塗りを指すことが多いです。
塗料の選択は重要で、色や機能、耐久年数、メーカーなどを考慮します。例えば、耐久年数はウレタン塗料で7〜10年、フッ素塗料で15〜20年と異なります。
プロの施工により、屋根の寿命を延ばし、外観を美しく保つことができます。適切な上塗りは、長期的な屋根の保護と家全体の価値向上につながります。
上塗りが完了しましたら、塗り斑や塗り残しが無いか最終確認を行い、問題が無いようでしたら屋根塗装工事が完了となります。
遮熱効果も期待できるサーモアイSiでメンテナンスを行い、ご希望の色に仕上がったことで大変満足していただきました。
私達、街の外壁塗装やさんでは点検～お見積り作成まで無料にてお住まいの状態を確認し、最適なメンテナンスをご提案致しますので是非、お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2025年03月23日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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