川崎市宮前区野川台に在住のS様よりバルコニーの防水層が劣化し裂けてしまった箇所を修繕してほしいとのお問い合わせをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。
問い合わせの経緯としては築年数が３０年、そろそろ防水工事を検討しようとインターネットで業者を探していたところ、弊社のホームページを発見したようです。
バルコニーのサイズや予算、私の経験を鑑みてシート防水とウレタン防水の２つの選択肢をご提案しましたが、総合的な判断として通気緩衝工法によるウレタン防水での施工することになりました。
お好みの色へのバルコニーの防水工事ができ、完工後のS様の笑顔に元気をもらえました！！
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
防水工事
使用材料
ダイフレックス エバーコート Zero-1H
築年数
約30年
ハウスメーカー
地元工務店
施工期間
約4日間
保証年数
5年保証
建坪
21.4㎡
工事費用
詳しくは お問い合わせください
川崎市宮前区野川台に在住のS様よりバルコニーの防水層が劣化し裂けてしまった箇所を修繕してほしいとのお問い合わせをいただいたことが今回の工事のきっかけでした。
防水工事も塗装工事と同じく、症状別による適切な施工方法がありますので、現在の状況を細かく調査することが大事です！
シートの裂け目を確認しに行くとテープ補修された状態でした。
裂け目を発見した奥様が早急な応急処置を行ったそうです。
よって現段階では雨漏りをしていないとの確認が取れました。
奥様のファインプレーです！
既存の防水層の掃除と並行して素晴らしい働きをした補修テープに感謝しながら撤去していきます。
テープの下に隠れていた裂け目が想像より大きくてびっくりしました。
既存の裂け目がそのままでも防水工事は可能ですが、内部での裂けの拡大による密着度への影響を考慮しパッチ補修をしました。
塩ビシートでの溶着です。
この写真で行われてる作業は層間プライマーの塗布です。
次の工程で登場する通気緩衝シートとの密着度をアップさせるための大事な作業です。
今回の工法の名前にもある通気緩衝シートです。
このシートを防水層の下に敷き、のちに登場する脱気筒と組み合わせことで、防水層の内側にこもる湿気などを外側に逃がす役割があります。
既存の防水層の劣化状況等の影響を受けにくいのも通気緩衝工法でのメリットです。
立ち上がり部分や継ぎ目部分にはメッシュシートを張り付けていきます。
これらの箇所は動きが生じやすく下地にひび割れが発生した場合、防水層が同時に破断するのを防ぐ効果があります。
既存の排水溝の上から新しい排水ドレンを取り付けます。
周囲の傾斜に注意し、高さを調整しながらメッシュシートで重なり部分を処理します。
先ほどお話で触れた脱気筒の登場です。
通気緩衝シートの水上側に小さな穴をあけて脱気筒を取り付けます。
防水層の内側にこもった湿った空気を外に逃がす仕組みを完成させます。
空気は通しますが雨水は侵入させないという驚きの製品です。
脱気筒と通気緩衝シートの仕組みにより施工後の表面に起きるふくれを抑えたところで、防水材を塗布していきます。
今回使用するのは
ダイフレックスのエバーコートZero-1H
という製品です。
１液型なので攪拌の手間や調合ミスによる硬化不良も発生しないので安心です。
防水層の一層目を施工します。
水下から水上へ向かって塗装し軽微な傾斜をつけることで、スムーズな排水が行われるように塗っていきます。
一層目のウレタンが乾燥したら、二層目のウレタンを塗布していきます。
エバーコートの作業指示書通りに塗り重ねることで、より強固な防水層を形成するのです。
重ね塗りしたウレタン防水が乾燥したらいよいよ仕上げ作業に入ります。
ウレタン防水層を長持ちさせるためにトップコート（表面コーティング）で保護をし、直射日光による紫外線から防水層を守ります。
トップコートをしない場合、紫外線に弱いウレタン防水層に亀裂が入りやすくなってしまい、雨漏りの原因に繋がってしまいます。
トップコートは複数のカラーから選択可能で、S様から元々の色に近いものを。という要望がありましたのでグリーンのトップコートを使用しました。
また、洗濯物を干すのに頻繁に出入りをするとのお話を伺っていたので、トップコートに骨材を混ぜることにより表面をザラザラな仕上がりとし、滑りにくいバルコニーが完成しました。
S様にはアンケートの他にも、完工後インタビューにご協力いただきました。
工事の依頼と併せて感謝申し上げます。
私達、街の外壁塗装やさんでは外壁塗装のほかにも一般住宅のバルコニーや、工場、店舗等の施設の屋上への防水工事も行っております。
施工面積によって金額は変動しますので、弊社の無料調査・見積もりをご利用ください。
記事内に記載されている金額は2024年11月29日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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