【下地作成】
金属サイディングの下地の作成を行います。胴縁を壁面に施工して行きます。仕上がりの上で不要となる物はこの時点で撤去をおこなったり、加工をしていきます。E様邸にはアクセントで壁の真横にはしる化粧帯板があります。化粧とはいえ、雨仕舞に関係いたしますので帯板の上には水切りと呼ばれる板金が付いています。それを折り曲げ胴縁の面と会うように加工をいたしました。また小屋裏換気の為とおもわれる部分も壁埋め込みタイプに変更をいたしますので撤去いたします。
窓の周りは胴縁よりも幅のある貫板を設置いたしました。 【役物設置】
下地の胴縁の設置が終了した後は、窓の周りや軒天戸の境への役物金具の設置工事です。この部分は最終の仕上げの時点でも重要な部分となります。見た目だけではなく雨仕舞に重要なところですので正確性が求められます。
【本体貼りあげ】
E様邸の主に使用する部材の組み合わせです。使用壁材はニチハ社のセンターサイディングシリーズ、レフィーナウオールというガルバニュウム鋼板とアルミシートで硬質ウレタンフォームをサンドイッチしたものを使用いたします。既存の外壁のリーフォーム工事となりますので壁には様々な配線や設備が付いています。そこをうまくサイディングの加工を行いながら張り付けていきます。金属製のサイディングですから切断時には必ず切粉が発生いたします。それをそのまま放置しますと切断作業場所の錆の発生となるためバキュームへ接続された丸鋸を使用しています。
土台側より屋根の方へはりあげていきますが、雨戸の収納スペースの部分など収まりに神経を使います。
出窓まわりもなかなか難しい場所です。施工手順的には最後の方になってしまいます。周囲とのサイディングの模様の大幅なずれが発生しない様にしていきます。 【仕上げ段階】
サイディング同士のつなぎ目にはジョイナーと呼ばれるアルファベットのTの字型の部材を収めていきます。
二階部分の壁の仕上がった様子です。サッシ廻りの水切りの継ぎ目にはコーナーキャップと言われる部材をはめ込みます。いよいよ完成も目前となってまいりました。
屋根との取り合い部分、換気扇フード部分の周りにもしっかりとシール処理をおこなって行きます。
一部、サイディングの納まらない場所は塗装仕上げとはなりましたが、建物外壁の99%以上は金属サイディングで覆われた状態になりました。残すはお客様との完工確認です。
記事内に記載されている金額は2021年06月24日時点での費用となります。
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