木更津市万石にお住まいのT様。外壁塗装工事のご検討で複数社にご相談した上で当社にご契約をいただきました。 価格よりも提案内容にご理解を頂いたとのことで私たちもやりがいがあります。 塗料も他種類のものをご提案し、最終的に選んでいただいたのは「ナノコンポジットW」でした。 点検の様子から完了までをご報告いたします。 【点検】 Tホームさんの物件です。ハウスメーカー様と当社、ほか1社の相見積もりとのことでした。 よそがいくらだからうちも安くしますなんてことは言えません。でも、よその会社さんより丁寧に仕上げることにかけては自信があります。 そのためにも建物の状況をしっかりと把握することが重要です。 先ずは外壁の確認です。塗装工事をする最初のきっかけといってもいいチョーキング(白亜化)。 塗料が分離して水と粉になり、粉が表面に浮いてしまい、触ると白くつく現象です。
サイディングを止めている釘にサビの見える箇所があります。釘の固定している箇所にサイディングの割れもあるので修理対象です。
北側のサイディング、サッシ部分と干渉している部分にコケが生えています。サッシの下の部分との隙間がなさすぎるのが原因でしょう。
各所を調査して工事の方針を決定していきます。 そうそう、こういったガスの金具などはガス会社さんに言うと大概の場合は無料で交換してくれます。 無料で交換してくれないようなガス会社(プロパンの場合)は違うガス会社に変えると一言いうだけですぐに変えてくれますよ。
【工事方針決定】 今回は外壁塗装工事、細部塗装工事です。 コーキングは目地材が入っていましたので撤去せずその上からコーキングを打つことに決定します。 塗料は2種類の塗料、低汚染系の塗料と骨材が入った塗料で検討していただきます。 色に関してはカラーシミュレーションを使ってイメージを持っていただきました。
実はご近所で気になる家があると奥様。 それではと、私がそのお住まいに突撃(笑)して、丁寧にご説明お願いをして写真を撮らせて頂きました。 それが下の写真です。
色見本帳で番号と照らし合わせ、メーカーにサンプルボードを取り寄せました。 実際に太陽光の下、確認して塗料の色を決めていただきました。
【足場仮設】 工事のスタートは足場の仮設です。 足場は事前に調査をして組む位置を決めています。 簡単に持っていますが一枚13kgの板を3枚いっぺんに持っています。
簡単そうに組んでいますが熟練の技が必要です。
【高圧洗浄・養生】 施工は高圧洗浄からスタートします。 外壁や細部はもちろんのこと、サッシ周りや網戸なども洗浄します。 年末の大掃除代わりにもなりますね。
ベランダはマットが敷いてあったので余計に汚れが付いています。
【下処理】 細かい下処理も行っていきます。 ガスなどの金具は話し方によっては無料で新しいものと変えてもらえます。 今回も無料でガス屋さんに交換してもらいました。
外壁についていた金物の幕板も撤去して塗装後再度取り付けを行います。 新築時の塗装の色と現在の色、年月を感じさせる写真です。
下処理には養生も行います。 塗装する面としない面、そこに合わせてマスカーで覆いをしていきます。 窓やサッシを開けたい場合はそのような養生を行うのでご安心ください。
【コーキング】 下処理が終わると塗装前のコーキング剤を注入します。 当社のイチオシ、オートンイクシード15+です。 驚異的な伸びと伸縮性があって、劣化に強く外壁塗装と同様の耐候性があります。 この材料を使ってOEMなどで自社ブランドのようにしている会社さんも多数ありますが、わざわざそんなところに お金をかけなくてもいいんですけどね。当社はメーカーさんの名前で、標準使用しています。
プライマーも専用のものを使います。 プライマーを打ったあとはコーキングを注入します。
専用のヘラで均して行きます。このハウスメーカーの目地は目地材が入っているタイプでしたのでそこに慎重に打っていきます。
【塗装工事】 塗装工事がいよいよスタートします。 今回使用する塗料はナノコンポジットWという水性の低汚染塗料です。 この塗料、汚れがつきにくくそれでいてそれほど価格も高くない素晴らしい塗料です。 専用の下塗り剤で先ずは下塗りをします。ナノコンシーラーですがこれは透明タイプです。
本当は順番が違うのですが塗装をしている最中に気が付く場合もあるのです。 サイディングを留めている釘が錆びているのに気づき、ワイヤーブラシで錆を落としてその上に錆止めを塗装しました。 こういった細かい作業、当社ならではではないでしょうか。言えばやるという業者さんはいるでしょうが。
サイディングは上下に塗り分けることにしました。ベランダ部分をどちらの塗料で塗るかは最後まで検討していましたが、重くなるので 明るい色の方をご選択頂きました。
ローラーで塗料を塗っていきます。ちょっとしたサイディングの凸凹に塗料が入るように毛の長いローラーを使います。 実はローラーもいろいろな種類があるのです。
一定の乾燥時間を設けて上塗りをしていきます。 細かいところは短毛の短いローラーで仕上げているのが写真でもわかると思います。
【細部塗装】 外壁以外の部分、雨樋などは一度サンドペーパー、専用の道具を使って目を粗します。 この作業をすることによって塗料の食いつきをよくするのです。
軒天、前回は濃いグレーでしたが建物が重く感じるので明るいグレーに変更しました。 白に近いグレーです。
細部、濡れないところ以外は塗る!を合言葉に塗装をしています。
塗装工事が完了しました。最終検査をしてお引渡しになります。 【完工】 外壁と幕板も塗装をすることで見違えたように綺麗になりました。
屋根は瓦でしたが棟部分は金属でしたので塗装で仕上げました。
物置もしっかりと下塗りを入れたあとに2回塗っています。
普段は塗らないような給湯器の天板、サビサビでしたので塗装で仕上げました。
玄関扉、裏口の霧除けもファインSiで塗装をします。
2つあるベランダも専用塗料の3回塗りで仕上げました。
今回はそれ以外に鍵の交換、窓ガラスの交換、駐車場前の砕石の敷設も承りました。 きれいに仕上がり、お客様にも喜んでいただき、施工スタッフ共々満足のいく工事でした。 ありがとうございました。
記事内に記載されている金額は2021年06月24日時点での費用となります。
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