【点検時の様子】 お住まい全体の点検を行います。
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| 外壁の点検から行います。海まで徒歩1分という恵まれた立地です。お住まいの見た目も「海の近くのリゾート」という雰囲気があります。左写真は正面から見たものです。比較的綺麗に見えますが、日当たりの悪い箇所には汚れが見られます（右写真）。 | |
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| お住まいをくまなく見ていくと、あちこちに筋状の汚れが確認されました。外壁の塗膜は古くなると汚れが付着しやすくなります。ですので外壁の汚れが目立ってきましたら、そろそろ外壁塗装を行う時期であると判断して良いでしょう。 | |
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| 続いて庇部分の点検を行います。水垢のような汚れが付着しています。今のところ防水層に傷みは見られませんが、状態が悪くなる前にトップコートを行っておいた方が良いでしょう。定期的にトップコートを行っておくことが防水層を長持ちさせる秘訣です。 | |
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| 屋根の点検に入ります。屋根材はアルミ製です。写真では分かりにくいですが、アール部分が歪んでいました。おそらく施工時に現場で加工しながら設置したのでしょう。本来であれば、アール部分は工場で加工するので、歪みが出ることはほとんどありません。 | |
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| アール部分には応力がかかります。そのため屋根材の劣化が進むとそこから亀裂が生じます。写真はその亀裂の補修跡です。補修を行っても常に応力がかかるので、亀裂はどんどん大きくなってしまいます。この亀裂からはすでに雨水が浸入しているでしょう。このままでは、いずれ雨漏りに発展してしまいます。 | |
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| 左写真のような亀裂は随所で見られます。右写真は外壁付近のコーキングです。ご覧のようにひび割れしています。また、屋根の上を歩いていると、下地が柔らかい部分がありました。どうやら水分が屋根材の下に入り込んで、野地板にも傷みが出ているようです。以上を踏まえると、屋根はかなり良くない状態と判断できます。そこで、今回は屋根の葺き替え工事をご提案し、屋根を丸ごと新しくします。 | |
| こちらの動画は屋根点検と屋根材に発生している亀裂の仮補修の様子です。点検では屋根のRによって屋根材に亀裂が入っている様子がご覧いただけます。それらの仮補修には防水性のブチルテープを使用しました。これから工事を行うとはいえ、裂けた箇所を放置できません。そこから雨水が浸入し続ければ、内部を汚したり傷めたりしてしまいます。 | |
【足場架設】 足場を架設し、その廻りをメッシュシートで囲みます。
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| 高所作業を安全に行うために足場を架設します（左写真）。足場を架設した後、工事による汚れや塗料の飛散を防ぐためにメッシュシートを設置します（右写真）。一般住宅であれば足場の架設工事は1日で終わりますが、今回は大きなお住まいなので3日ほどかかりました。 | |
| こちらの動画では足場を架設する様子がご覧いただけます。まずは柱を立てる箇所を決めておき、そこに柱の土台を置いていきます。動画からも、建物の大きさがお分かりいただけると思いますが、この規模になると足場の架設は１日では終わりません。 | |
【高圧洗浄】 外壁塗装を行う前に高圧洗浄を実施します。
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| 150kgの高圧水流で、汚れや古くなって浮いた塗膜を洗い流します（左写真）。塗装を行う前に、高圧洗浄は必ず行います。理由は、汚れが付着した状態で塗装を行うと汚れの上に塗料が乗るので、剥がれやひび割れの原因になるからです。右写真は高圧洗浄機です。バケツに水を溜めて使います。洗浄中もフロート式の水弁によって水位を一定量に維持できます。 | |
| 動画から高圧洗浄の様子がご覧いただけます。高圧洗浄機はエンジンで動いているので、結構大きな音がいたします。再生時は音量にご注意ください。 | |
【カラーシミュレーション】 カラーシミュレーションを使って色選びを行いました。
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| デザイン性の高いお住まいですので、配色にもこだわってみました。左写真は屋根がブラックで外壁がライトグリーンのパターンです。右写真は屋根がモスグリーンで外壁がベージュのパターンです。どちらも爽やかで、海の近くという雰囲気がよく出ていますね！ | |
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| 左写真は屋根がオレンジで外壁をベージュにしたパターンです。右写真は屋根をソフトオレンジで外壁をホワイトにしたパターンです。今回はこちらに近いパターンでご依頼をいただきました。 | |
【外壁塗装】 ナノコンポジットWで外壁塗装を行います。
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| 外壁塗装にはセルフクリーニング機能を持ったナノコンポジットWを使用します。汚れが付着しにくく、たとえ汚れが付着しても降雨によって洗い流してくれます。それにより綺麗な景観を長期に渡って保つことができます。写真はシーラーを使って下塗りしているところです。ナノコンポジットWを使う場合は、下塗りに専用のシーラーを使用します。 | |
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| 続いてナノコンポジットWで中塗りと上塗りを行います（写真は中塗りの様子です）。今回のように大きなお住まいですと、塗る面積も広くなります。ですので外壁の面ごとに仕上げていきます。元々は今回の塗料と同じ色でしたが、かなり色褪せしておりました。塗装を行ったことでくっきりとした白さが蘇りましたね！ | |
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| 上塗りが終われば外壁塗装は完了です。ナノコンポジットWの特徴はセルフクリーニング機能によって汚れを洗い流すだけではありません。耐候性にも優れておりますので、太陽光や風雨の影響を受けやすい海沿いのお住まいにはもってこいの塗料と言えるでしょう。 | |
【屋根葺き替え】 ガルバリウム鋼板を使った屋根材で葺き替え工事を行います。
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| まずは古い屋根材を撤去します（左写真）。屋根材の一枚一枚は結構な大きさです。ですのでサンダーを使って場所ごとに切り分けてから剥がします。屋根材を剥がすと、その下には防水紙が敷いてあります（右写真）。たとえ屋根材の下に雨水が入り込んでも、この防水紙によってシャットアウトしてくれます。経年によって変色していますので、防水紙も新しくする必要があります。 | |
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| 下地が柔らかかった箇所の防水紙を剥がしてみます（左写真）。現れた野地板を確認すると、ご覧のように腐食によって大きな穴が空いていました（右写真）。このまま葺き替え工事は進められませんので、この部分の野地板も交換します。 | |
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| 傷んだ部分は野地板だけでなく、構造材も新しいものに交換します（左写真）。右写真の矢印は補修を行った箇所です。幸いにもそれ以外の野地板には傷みが見られませんでしたので、このまま使用します。 | |
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| 屋根のアール部分は、構造材と野地板を新設します（左写真）。続いて防水紙を敷設します（右写真）。通常の防水紙はタッカーを使って下地に固定させるのですが、今回使用した防水紙は粘着式ですので、その手間を省くことができます。 | |
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| 続いて新しい屋根材をクレーンを使って荷揚げします。一般的なお住まいの場合は、荷揚げは荷揚げリフトを使用します。ですが、今回のように大きな建物だったり、屋根材自体が大きい場合はクレーン車を使って荷揚げを行います。 | |
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| 原板にガルバリウム鋼板を使った屋根材を設置していきます（左写真）。屋根のアールに合わせて工場で加工した屋根材ですので応力による亀裂の発生も防げます。右写真のように段差のある箇所は、屋根材を専用の工具で折り曲げて施工します。 | |
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| 屋根材の設置が終われば葺き替え工事は完了です。左写真は屋根のストレート部分で、右写真がアールの部分です。屋根材に使われているガルバリウム鋼板は錆に強いので、塩分を含んだ海風にも負けない屋根になりました！ | |
【防水工事】 庇部分の防水工事を行いました。
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| ひび割れ等は発生しておりませんでしたが、だいぶ表面に汚れが出ておりましたのでトップコートを施しました。プライマーを塗布した後、トップコートを数回塗り重ねて仕上げます。写真は防水工事が終わったところです。これで防水効果も長持ちするでしょう。 | |
| 動画でも屋根葺き替え工事の様子がご覧いただけます。前半はルーフィングで後半は屋根葺きが終わった後の清掃となっております。ルーフィングにおいて、段差のある箇所には仮補修でも使ったブチルテープを使用いたしました。 | |
【部分塗装】 ベランダの手摺や床の塗装を行いました。
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| ベランダの手摺を塗装します。こちらもデザイン性の高い装飾が施されています。このように細かいところは吹き付け塗装で行います。吹き付け塗装を施工する場合は、霧状の塗料を吸い込まないように専用のマスクを着けて行います。写真の職人さんもマスクを着用しているのがお分かりいただけでしょう。 | |
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| こちらは一階のテラス部分の塗装です。左写真は塗装中で、右写真が塗装後になります。外壁と同様にこちらも重ね塗りを行っております。白い外壁に白い床。とても上品な仕上がりになりましたね！ ここで海を見ながらバーベキューをしたら最高でしょう！ | |
【完工後】
| リゾート地などの別荘の場合は、街中と違ってお住まいに異常が発生しやすいです。ツタの繁殖や落ち葉による雨樋の詰まりなど、お住まいを傷める原因が多くあります。休暇を楽しむためにいざ別荘に足を運んでも、雨漏りなどしていたら気分は台無しですよね？ また、それを補修する費用も発生してしまいます。そうならないためには定期的な点検を受けることが大事です。外壁塗装センターでは点検・調査・お見積もりまで無料で承っております。別荘などの普段は使っていない建物に関してもお気軽にご相談ください。 |  |
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海の近くという立地はとても魅力的ですが、塩害によって建物にはあまり良くない環境です。また、海の近くは太陽光も強いので、耐候性に優れていなければなりません。今回は外壁塗装にナノコンポジットWを使用し、屋根にはガルバリウム鋼板を使った屋根材で葺き替えを行っております。どちらも耐候性や塩害に強いので、この立地環境に適していると言えるでしょう。外壁塗装センターではお住まいの状態だけでなく、地域による気候の違いや立地も考慮したご提案をいたします。不安なことや不明なことがありましたら遠慮なくご相談ください。 |
記事内に記載されている金額は2021年06月24日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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