三浦市にお住まいの方より屋根のメンテナンスを考えているとのことでご相談をいただきました。お話をお伺いすると築17年のお住いとのことでしたが屋根のメンテナンスはまだ一度もされていないとのことでした。屋根のメンテナンスは外壁同様に約10年に1度の間隔で行うことが大切です。まずは屋根の劣化状態を確認していきたいと思います。
使用材料
日本ペイント サーモアイSi(クールチョコレート)
早速ご相談をくださいましたお客様の屋根を点検するため、三浦市にあるお住まいにお伺いします。なお、現在は
新型コロナウィルスの対策として、お住まいにお伺いする際はマスクの着用とアルコール消毒を徹底しております。
使用している屋根材はスレート屋根です。通常スレート屋根は築10年程度で塗装工事を行うことがお薦めとされています。スレート屋根は主成分がセメントとされており、スレート自体に防水機能が備わっておりません、そのため塗装を行うことで屋根に防水機能を持たせているのです。しかし、塗装も経年により次第に塗膜が剥がれ劣化していってしまいます。そうなると、防水機能も一緒に低下ししてしまうため、最悪の場合は屋根の雨漏りに繋がってしまうのです。
今回ご相談をくださいましたお客様の屋根は築17年で一度もメンテナンスをされていなかったこともあり、塗膜の剥がれや色褪せが著しく見られます。また苔の繁殖も確認できます。コケは水分を吸収しやすく屋根材へのダメージにも繋がります。しかし屋根材自体の反りは見られなかったため、今回は屋根塗装をお客様にはご提案し、工事のご依頼をいただきました。
早速屋根塗装工事を行っていきます。まずは高圧洗浄から行います。屋根塗装工事の工程の中でも特に重要な高圧洗浄は、苔が多く付着している屋根のメンテナンスでは特に重点的に行っていきます。14.7MPa以上(一般的な家庭洗浄機は8~12MPa)の強い水圧で苔の根絶ちを行うほか、屋根の旧塗膜や汚れをまとめて洗い流してくれます。
塗膜が少しでも残っていると塗装時に塗料の密着性が悪くなります。またその部分から塗膜が剥がれてしまい、10年も待たずに次のメンテナンスをしなくてはいけなくなる可能性もありますので丁寧に作業を行います。
しっかりと屋根を洗浄したあとは、乾燥させ塗装工事に入ります。また塗装を行う前に今回はタスペーサーの挿入を行っていきます。
タスペーサーは新築から初めて屋根塗装を行う際に必ず行う作業です。このタスペーサーの挿入を行わずに塗装を行うと屋根材との隙間が塗料で塞がってしまい、中に浸入した雨水を外に逃すことが出来ずに、雨漏りの原因になってしまうのです。雨漏りが発生してしまうと次第にお住まい内部の腐食やシロアリの発生にも繋がりますので雨漏りは事前に防ぐことが大切です。
タスペーサーの挿入後は塗装を行っていきます。屋根塗装工事は外壁塗装工事同様に3回塗りで行っていきます。まずは下塗り、続いて中塗り、上塗りの3工程です。
ちなみに、屋根材の肉痩せなどが酷い場合は下地調整として下塗りを2回行う場合もあります。状態に合わせて下地の処理を行うことが大切です。
今回は下塗りにサーモアイシーラーを使用いたしました。また、クールチョコレートの色で中塗り、上塗りを行えば屋根塗装工事の完工になります。
いかがでしょうか、塗装を行うことで新築のような屋根になりました。屋根塗装工事は上記でもご説明したように約10年に1度の間隔で行うことが大切です。街の外壁塗装やさんでは外壁だけでなく屋根の塗装工事も承っております。もちろん屋根の点検やお見積り、ご相談は無料で承っておりますのでお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年03月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。