元々は、関西にお住まいのお客様より「横浜市港北区綱島西で、築28年になる建物の外壁塗装をお願いしたい」とのご相談を頂きました。関西からこちらの邸宅に引っ越す予定で、塗装を行うのなら地元で実績のある業者に依頼したいとの事で、私たち街の外壁塗装やさんにご相談くださいました。
現地調査は、お客様が横浜に来る日にちに合わせて実施しました。最も傷みが激しかったのは、目地に充填されたシーリング材です。経年劣化により、ひび割れが生じていました。調査の結果、シーリング打ち替え工事と
外壁塗装をご提案致しました。
パーフェクトトップ2色を用いた塗装によって、モノトーンで上品な雰囲気に仕上がりましたので、その様子をご覧ください。
使用材料
外壁:パーフェクトトップ(ND-012・ND-103) 目地:オートンイクシード 付帯部:ファインSi(ND-103)
現地調査の様子です。築28年になる邸宅は、1階が窯業系サイディング外壁、2階にはモルタルが使用されていました。グレーの幕板で仕切り、上下で分けられて塗装してあります。
サイディング部分を見ると、目地に充填されたシーリング材がひび割れているのが確認できました。長年、紫外線を浴び続け、建物の揺れを吸収することで、劣化してしまったようです。この状態が続くと、雨漏りや外壁の破損を引き起こしてしまう可能性があります。早めに打ち替えましょう。今回は、目地のシーリング打ち替えと外壁塗装を実施する事になりました。
塗装を行う前には必ず、高圧洗浄を行います。高圧洗浄はその名の通り、水圧によって外壁に付着した汚れや古い塗膜を洗い流す作業になります。軒天や付帯部の塗装も行いますので、合わせて綺麗に洗浄します。洗浄後は、乾燥させる為の期間を設けてから次の工程に移ります(乾燥期間は、最低でも24時間は必要です)。
1日経った外壁は、充分に乾燥していましたので、目地のシーリングを打ち替えていきます。目地の両端にマスキングテープを貼り、既存のシーリング材を丁寧に剥がします。
プライマーと呼ばれる下塗り材を塗布し、新しいシーリング材を充填していきます。シーリング材には、高耐久のオートンイクシードを使用しました。一般的なシーリング材に比べて約2倍ほどの耐久性をもちます。
充填したシーリング材はヘラで均し、乾燥させます。ある程度乾燥したらマスキングテープを剥がし、シーリング打ち替え工事は完了です。
窓や玄関まわりなどの塗料が付着してはまずい箇所は、ビニールシートで保護しておきます。場合によっては、駐車場に止めてある車や庭に置かれた植木鉢を養生することもあります。
養生を終え、いよいよ塗装に入ります。まずは下塗りです。下塗りには日本ペイントのパーフェクトフィラーを使用しました。モルタルや窯業系サイディング外壁、コンクリートといった様々な素材に塗装できる、万能な下塗り塗料です。
仕上げ塗料で中塗りを行います。塗装には、日本ペイントのパーフェクトトップを使用しました。パーフェクトトップは、ラジカル制御塗料に分類されます。シリコン系塗料と同等な価格でありながら、それ以上の耐久性をもつコストパフォーマンスに優れた塗料です。サイディング部分はND-012、モルタルにはND-103を使用しました。
同じ塗料で上塗りを行っていきます。塗装では下塗り・中塗り・上塗りの計3度塗りが基本です。塗り重ねることで塗膜に厚みを持たせ、綺麗に仕上げることが出来ます。色のムラが無くなり、段々と完成に近づいてきました!
付帯部は、ファインSiのND-103で塗装します。こちらも外壁同様、グレー系です。付帯部の塗装では白や黒、こげ茶を選ばれる方が多くいらっしゃいます。
しかし、お客様のように外壁と同系色で塗装すると統一感が生まれ、素敵な仕上がりになります。外壁の塗装をご検討の際には、付帯部までこだわってみると良いかもしれません。
築28年になる邸宅の外壁塗装が無事、竣工となりました。外壁と付帯部をグレー系で統一しましたので、まとまりのある仕上がりです。
ツートンカラーを用いた塗装では、色選びが重要です。色選びに悩まれた際には、
カラーシミュレーションを作成してみてはいかがでしょうか。
引き続き、街の外壁塗装やさんでは、
新型コロナウィルス対策を講じて点検・工事を実施しています。お住まいのメンテナンスをご検討の方は、安心してご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年03月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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