横浜市金沢区六浦南にお住まいのお客様は、
窯業系サイディング外壁の目地が劣化していることに気づき、シーリング打ち替え工事を検討されました。「長持ちするシーリング材」をご希望されていましたので、一般的なものに比べて2倍以上の耐用年数をもつ、
オートンイクシードを使用します。オートンイクシードは、20年以上の耐用年数が期待できます。
現地調査では、サイディング外壁にも劣化症状が見られましたので、
外壁塗装もご提案致しました。外壁には、お洒落な石目調のサイディングが用いられていましたので、模様を活かす為にクリア塗装を行います。
使用材料
シーリング打ち替え:オートンイクシード 外壁塗装:UVプロテクトクリヤー
お問い合わせを頂き、現地調査にお伺いしました。築9年が経過したお客様邸の外壁には、2種類のサイディングが用いられていました。レンガ調と石積み調の組み合わせが、爽やかで素敵な雰囲気です。
こちらは目地の様子です。お客様が気にされていましたように、シーリング材は経年劣化によって、硬化していました。目地に充填されたシーリング材は、外壁同士の衝突を緩和する、クッションのような役割を果たしています。しかし、これではその役割を果たすことができません。傷んでしまった場合には、早めに打ち替えましょう。
釘が打たれている部分には、ひび割れが発生していました。こちらは塗装の前に補修する必要があります。
外壁には、汚れが目立ち始めていました。長年、紫外線や雨水を浴び続けたことで、塗膜(塗装の膜)の保護機能が低下しています。
日が当たらない部分(駐車場)の外壁も、同じように仕上げられていますが、汚れやチョーキング現象は発生しておらず、良好な状態でした。
今回は、外壁塗装とシーリング打ち替え工事を行っていきます。まずは、高圧洗浄で表面に付着した汚れや古い塗膜を洗い流します。サイディング外壁は、表面が凸凹していますので、なかなか汚れが落ちにくい部分は入念に洗浄します。洗浄後は、充分に乾燥させてから、次の工程に移ります。
サイディング外壁は、お洒落なデザインが特徴です。「模様を活かしたい!」とご希望の方には、クリア塗装をお薦めしています。お客様も、模様を活かした塗装をご希望されていましたので、
UVプロテクトクリヤーを使用して塗装していきます。
通常の塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの順に塗り重ねていくのですが、クリア塗装の場合には、2回塗りで仕上げます。透明なので、塗装している様子は分かりにくいのですが、塗装した部分には美しい艶がでます。
続いて、目地のシーリングを打ち替えていきます。通常の塗料を使用する場合には、シーリングを打ち替えてから外壁を塗装していくのですが、クリア塗装の場合には、施工する順番が逆になります。先に打ち替えてしまうと、シーリング材がひび割れてしまう原因になりかねません。
目地の周りにマスキングテープを貼り、カッターで両端に切れ目を入れてから、既存のシーリング材を剥がします。
プライマーを塗布し、シーリング材の密着性を高めます。ムラになったり、塗りが不足してしまうと、後に剥離する原因になりますので、丁寧に行います。
オートンイクシードを充填していきます。一般的なシーリング材が7~8年の寿命であることに対し、オートンイクシードは20年以上の耐久性を発揮します。塗料の耐用年数に近いので、メンテナンスの時期を合わせることができます。目地を打ち替えるのにも足場は必要になりますので、塗装と一緒に行えるのは理想的ですよね。
付帯部はグレーで塗装していきます。シャッターボックス(雨戸を収納する箱)はアルミ素材ではありませんでしたので、塗装することができました。雨樋も、ムラにならないよう、丁寧に塗装していきます。
雨戸は、吹き付けて塗装することもできますが、今回は、刷毛を使用しました。半ツヤで仕上げましたので、美しい艶が出ています。
外壁塗装とシーリング打ち替え工事が竣工となりました。クリア塗装を行いましたので、色の変化は分かりにくいのですが、サイディング外壁の汚れやひび割れが解消され、光沢のある仕上がりとなっております。目地には、耐久性のあるオートンイクシードを使用しましたので、メンテナンス周期を延ばすことができました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、お住まいの点検から工事のお見積りまで、無料で承っております。メンテナンスをご検討の際には、お気軽にご利用ください。
記事内に記載されている金額は2021年03月22日時点での費用となります。
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