瀬谷区瀬谷にお住まいのお客様邸は、ルーフバルコニー付きの2階建て邸宅です。築16年が経過したことで、
屋根・外壁塗装と
シーリング打ち替え工事を検討されました。耐久性にこだわりは無く、10年もつシリコン塗料での塗装をご希望です。
相見積もりを行う為に、何社かにお問い合わせをして、その中の一社が街の外壁塗装やさんでした。お見積りを提出後、工事のご依頼を頂きました。屋根は
サーモアイSi、外壁は
パーフェクトトップ2色を用いて塗装します。
使用材料
屋根:サーモアイSi(クールダークグレー) 外壁:パーフェクトトップ
現地調査を行います。スレート屋根・サイディング外壁ともに、藻が繁殖し始めていました。築16年が経過していますので、塗膜の撥水機能が低下しています。藻や苔などの汚れは、建材の劣化を促進させます。緊急性はありませんが、早めに塗装することが大切です。
外壁の目地(継ぎ目)には、シーリング材が充填されています。一般的なシーリング材の寿命は7~8年、早いものは5年程で劣化し始めます。目地に充填されたシーリング材は、雨水の浸入を防ぎ、クッションの役割を果たします。ひび割れや剥がれなどの劣化症状が見られた場合には打ち替えましょう。
今回は、屋根・外壁塗装、シーリング打ち替え工事を行います。屋根や外壁を塗装する際には必ず、高圧洗浄で表面に付着した汚れを削ぎ落します。屋根の洗浄から始まり、外壁、付帯部の順に洗浄していきます。スレートに付着した藻やカビが綺麗になり、洗浄後はすっきりとした印象です。今回は、バルコニー床の洗浄も行いました。
濡れたまま塗装を行っても、塗料は密着しません。洗浄後は、充分に乾燥させる必要があります。乾燥期間は最低でも24時間、出来れば48時間は設けます。お住まいの環境や塗装する時期によって異なりますので、予めご了承ください。
スレートの塗装では、縁切りと呼ばれる作業が重要になります。縁切りは、スレートの重なり部分に適切な隙間を確保する作業です。塗装後に、カッターや皮スキを用いて行う方法もありますが、私たち街の外壁塗装やさんでは、
タスペーサーを使用しています。
縁切りが終わり、いよいよ塗装に入ります。屋根は、遮熱塗料のサーモアイSiで仕上げますので、同じシリーズの下塗り材(サーモアイシーラー)で下地を調整しました。
下塗り乾燥後、中塗り、上塗りの順に塗装していきます。色はクールダークグレーです。一般的に中塗りと上塗りには、同じ塗料を使用します。塗り重ねることで色むらを防ぎ、塗膜に充分な厚みを出します。上塗りまで行うと、表面には美しい艶が出てきます!
目地のシーリング材を打ち替えます。まずは、はみ出し防止用のマスキングテープを貼り、劣化したシーリング材を剥がしていきます。
撤去後は、プライマーと呼ばれる下塗り材を塗布します。プライマーには、シーリング材の密着性を高める効果があります。塗りが不十分だった場合、後に剥がれる原因になりますので、丁寧に作業を進めていきます。
シーリング材を充填し、ヘラで均します。ある程度乾燥させてからマスキングテープを剥がし、シーリング打ち替え工事は完了です。外壁部分は打ち替えましたが、サッシ廻りなどの雨漏りが発生しやすい箇所は、増し打ちを行いました。
外壁塗装を行います。屋根同様、下塗りで下地を調整してから、中塗り、上塗りの順に塗り重ねていきます。外壁はラジカル制御塗料のパーフェクトトップで仕上げますので、下塗りには、パーフェクトサーフを使用しました。窯業サイディングボード用の下塗り材で、隠蔽性に優れています。
上塗りの様子です。バルコニー部分は、色を変えて塗装しました。藤色に見えるこちらの色は、E95-50Dです。
ツートンカラーを用いた塗装では、色の組み合わせと塗分け方によって、仕上がりのイメージは大きく変わってきます。色見本帳で見る色と、実際に塗装した色とでは、若干見え方も異なりますので、仕上がりのイメージを確認したい方は
カラーシミュレーションをご活用ください。
築16年が経過したお客様邸の屋根・外壁塗装、シーリング打ち替え工事が竣工となりました。外壁はバルコニー部分を紫色で塗り分け、とてもやわらかい印象です。ツートンカラーでの塗装を検討している方は是非、街の外壁塗装やさんにお任せください。
記事内に記載されている金額は2021年03月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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