
ビフォーアフター


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今回の客様の屋根は化粧スレート屋根を使用されていました。お住いは築21年程とのことでしたがスレート屋根のメンテナンス自体を行うのは今回が初めてとのことでした。スレート屋根全体を確認してみると、棟板金が新しいようです。お話をお伺いすると、棟板金は7年前に台風の影響で飛散し棟板金の交換工事を行ったそうです。
化粧スレート屋根の素材はセメントを主成分としており、塗装によるメンテナンスを定期的に行うことで屋根の防水性を保っております。そのため今回の屋根のように塗装塗膜による防水機能を失っている場合はスレート自体が水分を吸収してしまい防水紙の腐食、次第に雨漏りが発生してしまうのです。今回は雨漏りが発生しているため雨漏り箇所の部分を屋根カバー工法で、他のスレート屋根は塗装工事を行っていくことになりました。
雨漏りをおこした箇所の屋根から工事をはじめます。
防水紙を設置したら、新しい屋根材を葺いていきます。新しい屋根材には遮熱性、断熱性、遮音性に優れている横暖ルーフきわみを使用。防水紙と同じように軒側から順に葺いていきビスで固定していきます。
屋根塗装工事にうつります。塗装前に高圧洗浄で屋根のコケや藻、カビなどの汚れを綺麗に落としていきます。しっかりと汚れなどを排除し塗膜との密着性を高めます。屋根塗装工事ではとても大切な工程です。
高圧洗浄後、しっかりと乾燥させたら下地を塗装していきます。下塗りは仕上げ塗料と化粧スレートとの密着性を高めるために塗っていきます。
下塗り後はタスペーサーの設置を行います。タスペーサーはスレートの端に差し込んでいく縁切り部材です。スレート材に隙間を作り雨水が浸入した際に雨水の逃げ道を作るためです。これを必ず行わないと雨漏りの原因に繋がります。浸入してしまった雨水が外に排出されず防水紙や野地板を傷めてしまう可能性もあるのでタスペーサー設置は不可欠です。
下塗りが乾燥しタスペーサーの挿入が完了したら仕上げ作業です。中塗り、上塗りの順で塗装を行っていきます。今回使用する塗料はファインシリコンベスト。シリコン系塗料の中でもコストパフォーマンスに優れ、耐候性、耐汚染性にも優れています。
中塗り、上塗り塗装が完了すれば屋根塗装工事の完工です。2021年04月14日 横浜市栄区庄戸にて築15年が経過する化粧スレートをサーモアイSi(クールブラウン)で塗膜保護メンテナンス!
化粧スレートは築年数が経過しているということもあり塗膜が劣化し汚れやコケが付着している状態でした。そこでまずは高圧洗浄で屋根材表面を綺麗に洗い流していきます。塗装工事に使う業務用の高圧洗浄機は非常に水圧が高く、向けられれば怪我をしてしまう程です。家庭用の洗浄機とはくらべものになりませんので、あっという間に屋根材の表面を綺麗にす… ...続きを読む2021年04月14日 港区高輪の築22年のお住まいで水性シリコンベストⅡ(ブラック)による初めての屋根塗装メンテナンスを実施!
築22年初めての屋根塗装工事をご検討中の化粧スレート屋根です。お住まいによってはメンテナンスを怠ったことで、20年も経過しないうちに雨漏りを起こしてしまうというお住まいもございますが、それもお住まいの状況によりけりです。今回は幸いにも屋根材表面に汚れはあるものの、破損や雨漏りもなく塗装が可能な状態が維持できていました。 1箇所… ...続きを読む2021年04月14日 北区田端の築15年が経過するお住まいにて水性シリコンベストⅡ(ナスコン)での屋根塗装工事を実施!
築15年が経過するお住まいの化粧スレートです。化粧スレートは施工直後塗膜で保護されていますが、経年劣化によって徐々に塗膜も劣化していきます。すると屋根材が吸水しやすくなり、苔や藻、カビが繁殖し始めてしまいます。このようなことが起きない10年前後で塗り替えを行い、その後は塗料の耐用年数にあわせて塗装メンテナンスを継続していきます… ...続きを読む