台東区浅草の8階建てビルにて消防設備(連結送水管ボックス)の塗装依頼を承りました。計6か所の塗装という事ですが小範囲の施工は断るという塗装業者もいるようですが、私たち街の外壁塗装やさんではもちろん承っておりますのでご安心ください。
今回塗装するのは火災時に消火用水をその階まで送水するための設備で、消火活動には欠かせない設備のボックスです。錆びてしまうと開けにくくなったり、雨水に晒され不具合が発生しかねない物ですので定期的な塗装が欠かせません。
使用材料
1液ハイポンファインデクロ(赤さび色)、ファインシリコンフレッシュ(K75-70B)
今回調査にお伺いしたのはSRC造8階建てのビルです。非常階段に設置されている消防設備、連結送水管ボックスの塗装メンテナンスでいくらくらいかかるのかとご相談をいただきました。
全部で計6か所、それほど大きくもない為比較的安価なメンテナンスが可能ですが、状況により費用が変動します。今回は表面もそれほど錆びていないので簡単な下地処理で十分ですが錆が進行し穴あきを起こしていたり、形をとどめていない場合は塗装ではカバーしきれなくなってしまいますので、別の補修方法をご提案させて頂くこともあるかと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。
連結送水管ボックスの塗装を行います。まずは下地処理として錆と汚れの除去を行います。塗装の基本は高圧洗浄ですが、小面積であり鉄部塗装ですのでペーパー掛けやケレン掛けの方が効率的です。塗装後に凹凸にならないよう錆を綺麗に落としていきます。
その後は
錆止めです。鉄部塗装には欠かせない錆止め塗料ですが、塗装することで酸素と水の接触を防ぎ、錆が発生しにくい状態に仕上げることが出来ます。今回使用したのは1液ハイポンファインデクロ(赤さび色)です。赤錆色は昔から錆止め塗料として知られていますが、昔は原料としていた鉛やクロムが赤錆に似た色をしていた為定着しました。現在の赤錆色は塗装面をわかりやすくするため、馴染みがあるためという理由から使用されていますが、公害問題の観点から鉛やクロムを原料としておりません。
錆止め塗装完了です。十分に乾燥させた後中塗り・上塗りで仕上げていきますが、3回塗りを行う事で塗膜分の厚みが足されドアの開閉に支障が出ることもあるため、塗装前の状態確認も非常に重要です。仕上げ塗料として使用するのは日本ペイントのファインシリコンフレッシュ(K75-70B)です。ファインシリコンフレッシュは下地の種類を選ばず抜群の塗りやすさで用途を選ぶことがありません。高耐候性・超低汚染性で長く塗装面を綺麗に保つことが出来ます。
また艶消し以外の艶仕上げを選ぶことができるのも大きな特徴です。
シール部分は綺麗に養生を行い、ローラーで丁寧に塗り重ねていきます。連結送水管ボックスの内部も塗り残しがないよう綺麗に塗装していきます。ボックス形状のものは外部側が劣化するのは当然ですが、内部側も結露や湿気で劣化してしまいます。そのため外部同様定期的に塗装メンテナンスを行う事で、長期間にわたって綺麗な状態を維持することが出来ます。
建物に欠かせない消防設備、連結送水管ボックスの塗装工事が完了しました。錆はドアの開閉をしにくくさせたり、雨水浸入の原因を作りかねません。そのため定期的な塗装メンテナンスが必要不可欠なのです。今回全階分の塗装を終えましたので、しばらくメンテナンスの必要性がなさそうです。
私たち街の外壁塗装やさんでは屋根外壁塗装・防水工事だけでなく部分塗装や軽微な補修も承っております。
新型コロナウイルス対策を徹底した上で調査にお伺いさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年04月07日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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