品川区西大井にて戸建て住宅を賃貸として出す前にメンテナンスをしておきたいとご相談をいただきました。特に屋根はアンテナが倒れてしまっているが撤去しようにも足場仮設を必要としていた為、この機会にまとめて行いたいというご希望がございました。
アンテナが倒れた原因は強風だった為一部火災保険を利用したいとご要望がございましたので、被害箇所を含め適切な申請書類を作成し、火災保険申請認定後アンテナ撤去と屋根塗装メンテナンスを行いました。
四方に住宅があり、下屋も大屋根よりも外側に出ていたことから梯子がかけられずドローンでの撮影点検を行うことといたしました。お話を伺っていた通りアンテナは強風によって倒れてしまっておりますが、幸いにも屋根の破損等は見受けられませんでした。屋根全体を事細かに確認していくとこちらも強風のせいか、棟板金の浮きが見られました。
棟板金は屋根頂部に取り付けられている為強風の影響を最も受けやすい部位でもあります。新築時は釘で固定されていますが板金の揺れで釘に浮きや抜けが起こり始めると、台風や強風時に飛散してしまうリスクが高まりますので、合わせてメンテナンスを行うことが重要です。
強風で倒れてしまったアンテナ撤去と合わせ一部火災保険を利用して
屋根塗装メンテナンスを行います。まずは足場仮設と飛散防止用のメッシュシートを取り付けます。その後高圧洗浄で一気に屋根材表面の汚れを洗い流していきます。洗浄後の屋根は洗浄前とは打って変わって白色に変色してしまっていますが、これは洗浄を行ったことで屋根材表面の汚れだけでなく傷んだ塗膜も剥がれ落ちてしまい屋根材の素地が露出しているのです。
このままでは屋根材が吸水し更に傷んでしまいますので、早い段階で補修を行うようにしていきましょう。
屋根材が乾燥したら塗装メンテナンスが行えますが、まずはタスペーサーを屋根材の間に差し込み隙間を作っていきます。こうすることで塗装しても屋根材同士が密着せず、内部に入り込んだ雨水がしっかり排水することが出来毛細管現象による雨漏りを起こさずに済みます。
屋根材と棟板金の下地処理が終わったらまずは下塗り、ホワイト塗料でまんべんなく塗装し塗料の吸いこみ止めと密着性向上を図ります。
続いて中塗り・上塗りです。日本ペイントの
ファインパーフェクトベストで下塗りの上から重ねるように塗装していきます。下塗りにホワイト色を使用した為、下地の色も気にせず塗装できますし、新たな色が綺麗に映えます。中塗り後は同様に上塗りを行い、ムラなく塗り残しなく希望の色に仕上げていきます。
当初気になっていた苔や藻も綺麗になくなり、艶の高いブラウンに仕上げることが出来ました。賃貸で入居者が決まった時点でメンテナンスはしにくくなりますので、入居前・入れ替わりの段階で建物を見直し補修を行うようにしていきましょう。
私たち街の外壁塗装やさんでは点検・お見積りは無料にて承っております。立ち合いでの調査が理想的ですが、遠方にお住いで別荘やアパート等のメンテナンスをご検討中の方は一度ご相談ください。また新型コロナウイルス対策として
オンライン相談も受け付けておりますのでお気軽にご利用ください。
記事内に記載されている金額は2021年04月07日時点での費用となります。
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