柏市みどり台にお住まいのS様ですが、元々は屋根の工事を優先してご検討をなされているお客様でしたが屋根工事の際には足場の仮設が絡んでくるので工事を行うのであれば外壁にも気になっている箇所があるので、まとめて行なってしまおうと今回屋根と外壁の工事をまとめてお任せ頂く事になりました。
こちらの建物は、
サイディング張りの外壁で色は茶色の単色のお建物でした。しかし、日当たりの良い南面のベランダ部分は1Fの外壁に比べると色褪せが進み同じ色の外壁とは思えない色の違いでした。お話しをお伺いしましたらお客様も、この部分はよく目にする面でもありますので以前よりお気にされており屋根と同時に
外壁塗装を工事するきっかけにもなりました。
柏市みどり台にお住まいのS様の御宅にて、ダイフレックス社製の
ダイヤスーパーセランフレックスを使用した外壁塗装工事を行いましたので一連の施行の様子をご紹介いたします。
お問合せのきっかけは、屋根の修繕がメインではありましたが外壁も気になる部分があるので屋根、外壁の調整を行って欲しいとお問合せを頂きました。お客様との日程調整を行いまして現地調査に伺い状況に適したご提案を行いたいと思います。
現地調査をおこないました。現地にお伺いをすると、お客様が気になされていた通り1F部分とベランダの部分で色の違いが目立っておりました。日当たりの違いによってここまでの劣化に違いが出てしまうのかと驚きました。
外壁の色褪せを確認出来ましたので引き続き外壁のより細かい部分の調査を調査したいと思います。
サイディング繋ぎ目のシーリングは、築18年経過していることもあり全体的に
シーリングの劣化が目立ちました。一般的にシーリングですと約10年経過する頃にはひび割れや剥離といった症状が出始めてしまいます。今回はそれよりも多く年数が経過しておりましたのでより劣化が進行しておりました。
またサッシの際の部分のサイディングにはひびや割れている箇所がありましたので、こちらは塗装前に下処理を行なってからの塗装となります。
建物裏手のサイディングは2M程の長さで表面が剥離してしまっていました。このような症状はサイディング内部へと水が浸水し水を吸ってしまうことによる内部からの影響による症状です。
クラックなどの隙間がある付近は同様の症状が出てしまう可能性があります。
軒天には目立った汚れや、破損はありませんでしたが板と板の繋ぎ目の部分の塗膜が割れてしまい見栄えが悪くなってしまっていました。
上記の複数の症状が出ておりましたので、これは外壁のメンテナンスの時期であると言えました。お客様もそろそろやらないといけないと言うお考えは持っておりましたので前向きにお考えを頂くことが出来、外壁塗装工事のご契約を頂くことが出来ました。
ご契約を頂けましたので、外壁の色決めを行います。お客様のご希望としては、単色だとベランダ部分が早く色褪せしてしまうことを心配されていましたので、1Fと2Fで色を塗り分をご希望になられておりました。
弊社では外壁の塗装の際は、イメージを付きやすくするために
カラーシュミュレーションを作成し後悔のない色選びを行なっております。
複数の色の候補をお出しして頂き、シュミュレーションを行いました。
最終的にお客様にお選び頂いたお色は、1FがSTL-05(濃い青)、2FがNO.51(水色)付帯部をN-20(ブラウン)をお選びいただきました。
元々も色とは大きくイメージが変わりますので、外壁塗装の竣工が楽しみです。
塗装の色が決定しましたので、工事に取り掛かります。外壁の塗装には足場が必要となりますので足場を仮設しての工事となります。
足場着工前には、事前にご近隣様へのご挨拶をさせていただいております。事前挨拶を行うことでご近所様とのトラブルも起きず円滑な施行を行うことが出来ます。
外壁の塗装を行う前には、既存外壁についた汚れを落とすために高圧洗浄を行なっております。今回は
ベランダの防水工事も行いますので、外壁と同時にベランダの洗浄も行います。
高圧洗浄水を汚れに当てるとみるみるうちに、落ちていきますので見ていて気持ちいいくらいでした。
外壁目地のシーリングの打ち替えを行います。目地のシーリングは10年程経過しますと劣化が進んでしまいますので、外壁塗装の際には、こちらのシーリングの打ち替えも同時に行います。
使用するシーリングは、高耐久の
オートンイクシードを使用して新たに充填を行います。
シーリングの充填が完了となりました。外壁塗装の場合はシーリングにも塗装を重ねて塗ってしまいますので、先に打ち替えを行う必要があります。
高圧洗浄、シーリングの打ち替えが終わり塗装前の下処理工事が完了したので塗りの作業に移ります。外壁の塗装は下塗り、中・上塗りの計3層の塗りを行います。
まずは、下塗り剤のワイドシーラーの塗布を行います。こちらの下塗り材は、外壁と塗料との密着を高める為の材料となります。下塗りにムラがあったりすると中塗り、上塗りをしても接着が弱くなり剥がれの原因にもなります。
下塗りが完了したら中塗りに移りますが、下塗りが乾いておりませんので中塗りは翌日に行うこととします。
下塗りが乾いたことを確認し中塗りと上塗りを行います。塗装は3工程ですので、中塗りと上塗りは同じ工程を繰り返すイメージになります。
使用する塗料はダイフレックス社の
ダイヤスーパーセランフレックスと言う高耐久の塗料を使用します。色は1FがSTL-05、2FがNo.51となります。
中
塗り、上塗りが完了し色の塗り分けが終了致しました。このお建物には、幕板がついておりませんでしたので、キレイに塗り分けのラインを出せるのかが心配でしたが、職人さんの丁寧な仕事のおかげで真っ直ぐでキレイなラインを出すことが出来ました。
外壁全体の塗装が完了したら、付帯部と言われる部分の塗装に入ります。写真に移っているのは水切りとシャッターボックスを塗装した写真になります。
付帯部の色は、外壁の色、屋根の色のバランスを考えブラウン系の色を使用しました。シャッターボックスは、シャッター全体を塗るわけでは無いので既存色と近い色を選ばせて頂きました。
外壁、付帯部の塗装が完了いたしました。最終確認で細かい部分の塗り残しがないか、見栄えが悪くなっている部分がないかを確認をし、問題なく施行が行われておりましたのでこれにて塗装工事が完工となります。
完工後お客様にもご確認を頂きまして、仕上がりにご納得して頂けましたのでホッとしました。外壁の色褪せが目立っていた建物でしたが、外壁を塗り直すことで色のイメージも大きく変わり新たな建物へと生まれ変わりました。これからの長く安心してお過ごし頂きたいと思っております。
私達「外壁塗装やさん」では、新型コロナウイルス感染症の
感染予防対策を徹底して行ない、社員の体調に異常が無いことを確認の上営業を行なっております、このようなご時世ですが、建物にお困りの際はお気軽にお問合せを頂きたいと思っております。
長期耐久型ハイクォリティーシーリング材 オートンイクシード
上記のシーリング作業の際に使用したシーリング材の、長期耐久型ハイクォリティーシーリング材オートンイクシードについてご紹介いたします。こちらのシーリングはオート科学工業株式会社の製品で耐用年数15年超の塗料以上の寿命を持つシーリング材でオートンイクシードの寿命は20年以上と言われています。以前は「オートンイクシード15+」という商品名でしたが2016年にオートンイクシードへと名前が変更されました。以前の商品名の「15+」からも分かるように15年プラスアルファの寿命がこのシーリングの特徴です。
なぜオートンイクシードがこれほどまでに寿命が長いのかと言うと、1つは劣化の原因となる可塑剤が含まれていない点にあります。可塑剤とはシーリングに柔軟性を持たせる為に添加されるものですが、紫外線や温度変化、経年劣化等の様々な要因によりシーリング材から剥離してしまいます。この現象をブリードと呼びブリードが発生するとシーリング材は弾性を失い断裂や剥離の原因となります。しかし、オートンイクシードは劣化と共に流出してしまう可塑剤の代わりに「LSポリマー」という分離しない成分が変わりに使用されているので弾性を長時間維持することが出来ます。2つ目は、高い接着力と動きに追随する伸縮力にあります。一般的なシーリング材の約2.5倍の伸び率があり、30%の圧縮と拡大を4000回繰り返す耐久性テストでは同様の内容を3回繰り返し行っても異常が無いほど伸縮性に優れております。3つ目は高い耐候性にあります。耐候性試験で検証を行ったところ6000時間を突破するという驚異的な高耐候性を実証しました。
上記の要因が合わさりオートンイクシードは20年以上の寿命をもつ長期耐久型ハイクォリティーシーリング材となりました。
こちらはオートンイクシードのカラーサンプルとなっております。クリア塗装やシーリングの打ち替え工事を単体で行う場合にはシーリングが表面上の仕上がりとなりますので色の選択は重要となります。カラーバリエーションが豊富にあるオートンイクシードでしたら外壁の色に応じた色で施工を行うことが可能ですので、シーリング工事を行う際には使用材料にオートンイクシードをご検討してみてはいかがでしょうか。
2022年2月より化学品原料の高騰に伴い、オートンイクシードの金額が15%以上の価格改定が行われます。現在工事をご検討されている方は2月を過ぎますと値上げ後の金額となってしまいますのでお早めの施工が望ましいです。工事をご検討の際は「街の外壁塗装やさん」へお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2021年12月24日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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