スレート屋根に繁殖した苔やカビを気にされて、東京都東大和市にお住まいのお客様から街の外壁塗装やさんへお問い合わせいただきました。
築28年を迎え、2回目の屋根塗装です。
前回の屋根塗装からは
10年強が経過しており、ちょうど
塗替えのタイミングを迎えています。
屋根塗装工事と合わせて棟板金交換工事も実施しましたが、今回は屋根塗装工事の様子をピックアップしてご紹介します(^_^)/
まずは、お問い合わせをいただき、点検にお伺いした際の様子をご紹介します(^_^)/
街の屋根やさんでは、適正な工事を行うため、必ず工事のご提案・お見積もりの前に現地調査を実施しています。
写真だけで見積もってほしいというご要望をいただくこともありますが、実際に建物を目視しないとわからない不具合が潜んでいることもあるので、ご協力をお願いしています。
屋根に上がると、ご相談に合った通り苔の繁殖が目立ちました。
スレートは、表面の塗膜が衰えて撥水効果が無くなると雨水が滞留しやすくなって苔やカビが繁殖するようになります。
画像の様にスレートの色が濃くなっている部分は、スレートに水分が残っている部分です。
このような症状は、塗膜が経年劣化を起こしている証拠です。
屋根塗装を行い塗膜を復活させないと、
スレートが雨水を吸って脆くなり、雨漏りの原因になるので注意が必要です!
特に苔の繁殖が目立ったのは、
軒先部分です。
こちらのお住まいでは、屋根だけでなく雨樋の中にも苔が繁殖していました。
このまま雨樋の中で苔が繁殖を続ければ雨樋が詰まり、さらにトラブルが大きくなってしまうでしょう。
現地調査を終え、スレートの塗膜が衰えていることが明らかになったので、屋根塗装工事をご提案しました。
使用する塗料はお客様とご相談し、高い遮熱効果を発揮する遮熱塗料「サーモアイSi」を採用することになりました(^_^)/
太陽光の熱を反射する効果があり、夏場でも建物内の温度が上がりにくくなる省エネ塗料です。
夏場の部屋の暑さに悩んでいる方にはぜひともおすすめしたい塗料の一つです(*^^)v
ここからはいよいよ塗装工事の様子をお届けします!
「足場仮設・養生」「高圧洗浄」「下塗り」「中塗り」「上塗り」といった屋根塗装に必要な各工程ごとに紹介していきますね(^_^)/
屋根塗装を行うにあたって、まず最初に行うのが足場仮設です。
屋根塗装は高所作業になるため、足場の仮設が必須です。
さらに、仮設した足場にメッシュシートを張り、塗料が近隣に飛散するのを防ぎます。
次の工程は高圧洗浄です。
屋根に繁殖した苔やカビを高圧水流で一気に洗い流します。
家庭用のものよりもはるかに強力でパワフルな高圧洗浄機を用いますので、どんな汚れも一網打尽です(^_^)/
また、汚れを落とすだけでなく、これから行う塗装の邪魔になる古い塗膜も高圧洗浄で剥がしていきます。
高圧洗浄が終わったらいよいよ塗装工程に入ります。
屋根塗装では、
「下塗り」「中塗り」「上塗り」という3度塗りが基本になります(^_^)/
まずは下塗りからです。
下塗りには、サーモアイ用の下塗り塗料
「サーモアイ シーラー」を使用します。
下塗りは、仕上げ塗料と塗装面がしっかりと密着して丈夫な塗膜になるように補助する接着剤のような役割があります。
下塗りが不十分だったりいい加減だったりすると、塗膜がすぐに剥がれてしまったり、塗料の性能を充分に発揮できなくなるため、とても重要な工程です(^_^)/
スレート屋根の塗装を行う際、忘れてはいけないのが
「縁切り」作業です。
これは、スレートの内側に入ってしまった雨水が外に排出できるよう、スレートとスレートの重なり部分に隙間を設ける作業です。
タスペーサーと呼ばれる専用の道具を用いるのが一般的で、画像の様にスレートとスレートの間に差し込んで隙間を確保します。
この作業を怠り、
雨水を逃がすための隙間が無くなってしまうと、スレートの内側に雨水が溜まり続け、雨漏りを起こしてしまいます(+_+)実際、縁切りを行っていないために雨漏りを起こしてしまうスレート屋根は後を絶ちません。。
業者から見積りをもらうときは、工程に「縁切り」が含まれているかをしっかりと確認しましょう!
中塗りからは仕上げ塗料を使った塗装です。
今回お客様に選んでいただいたカラーは「
クールディープグレー」です。
中塗りの途中ですが、すでに光沢がありキラキラと輝いています。
仕上がりが楽しみですね♪
いよいよ最後の工程である上塗りです。
中塗り同様、仕上げ塗料で塗装していくのですが、なぜ同じ塗料を2回も塗るのか疑問に思った方はいないでしょうか。
中塗り・上塗りと2度塗りを行うことで、肉厚で丈夫な塗膜に仕上がるのです(^_^)/
上塗り後の乾燥を待って、屋根塗装工事が竣工となりました(^_^)/
こちらは、お客様に屋根全体の仕上がりをご確認いただけるようドローンで空撮した写真です。
光沢を放ち、艶やかな仕上がりに、お客様にも大変ご満足いただけました。
記事の最後に、皆さんが一番気になっているであろう工事の費用と施工内容をご紹介します(^_^)/
「屋根塗装」+「棟板金交換」で税込み800,000円となりました。
※記事上では、棟板金交換工事を省略しています。
さらに、8年間の施工保証をお付けしていますので、お客様には長くご安心していただけます♪
自宅の場合はどのくらいの金額になるか気になる方は、街の外壁塗装やさんへお問合せ下さい(^_^)/
記事内に記載されている金額は2024年01月23日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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