使用材料
ハイパーリアクターコート無機(ロックペイント)
1.担当者の紹介|経験15年以上の代表職人が対応、安心と信頼の技術力

今回の工事を担当させていただいたのは、弊社代表の富野誠です。
塗装業界での実務経験は15年以上を数え、現場で培ってきた確かな技術と知識でお客様の住まいを守ってきました。
国家資格である「1級塗装技能士」を保有しており、塗装に関する高度な知識と技能が国に認められた証です。
「お客様の大切な住まいだからこそ、ごまかしのない仕事を」
をモットーに、誠実な対応と明るい人柄でお客様から多くのご好評をいただいております。
工事に関するどんな小さなご質問にも、丁寧にお答えいたしますので、ご安心してお任せください。
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今回の熊本市中央区での工事は、倉庫内部の鉄骨を対象とした塗装です。
倉庫内部では解体工事を進めており、次の入居者様をお迎えする前に、露出した鉄骨をきれいに整えておきたいというご相談から、当社よりご提案させていただきました。
工事のテーマは
「錆をしっかり落としきったうえで、長期耐久性を確保すること」
です。
住宅塗装とは異なり、対象は約140坪という大規模な鉄骨。
取り除くべき錆の量も、住宅の現場とは段違いの規模になりました。
内装側の工事ではありますが、倉庫が非常に大きいため、安全かつ均一に作業を進めるには足場が必要と判断し、くさび式足場を組んで施工しています。
なお、この倉庫では内部のエアコン撤去や解体工事も並行して行っており、そちらの様子は別の記事でご紹介しています。

施工前の鉄骨に見られた主な劣化症状は「錆」です。
鉄部は塗膜が劣化して素地が露出すると、空気中の水分や酸素と反応して錆が発生し、放置するほど内部へと進行していきます。
錆が広がると鉄そのものが痩せて強度が低下し、建物全体の耐久性にも影響を及ぼしかねません。
今回は倉庫という大きな建物であるため、錆の発生範囲も広く、量も多い状態でした。
次の入居者様が長く安心して使える状態にするためにも、表面をなぞるだけの塗装ではなく、錆を根本から除去したうえで塗り替えることが不可欠でした。
施工事例ならではの情報として、今回使用した材料を詳しくご紹介します。
鉄骨塗装では「錆をどう抑えるか」と「上塗りでどこまで耐久性を伸ばすか」の2点が仕上がりを大きく左右します。

下塗りには、鉄部専用の2液型錆止め塗料を使用しました。
2液型は主剤と硬化剤を混ぜ合わせて反応硬化させるタイプで、1液型に比べて塗膜が強固になり、密着性・防錆性に優れるのが特徴です。
鉄骨塗装においては、この錆止めの工程こそが仕上がりと耐久性を決める土台になります。
選定にあたっては特別な事情がありました。
今回は中東情勢の影響で錆止め塗料が十分に揃わず、メーカーを統一して確保することが難しい状況でした。
そこで、性能のばらつきがなるべく出ないよう、同等の性能を持つ2液型錆止め塗料を近しいもので集め、品質を揃えたうえで作業を行っています。
中塗り・上塗り:ハイパーリアクターコート無機(ロックペイント)

中塗り・上塗りには、ロックペイントの無機塗料「ハイパーリアクターコート無機」を使用しました。
弱溶剤2液型のリアルハイブリッド無機系塗料で、期待耐用年数の目安は20年以上とされる最高グレードクラスの塗料です。
特徴は、シロキサン結合による強固な塗膜で紫外線や風雨に対して長期的に安定した性能を発揮する超耐久性、セラミック成分による超低汚染性(汚れがつきにくく雨で流れ落ちやすい)、そして防藻・防カビ性です。
無機塗料でありながら柔軟性も備えています。
適応素材はコンクリート・モルタル・木材など幅広く、鉄部などの金属についても、適切な下塗り材(今回でいえば錆止め)を併用することで対応が可能です。
塗料のグレードは、耐久性の低い順にアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素・無機と分かれます。
今回は
「次の入居者様に長くきれいな状態で使っていただきたい」
「大規模な倉庫だからこそ塗り替え頻度を抑えたい」
という2点を重視し、フッ素をさらに上回る耐久グレードである無機塗料を選定しました。
今回の鉄骨塗装は、次の工程で進めました。
各工程の詳しい内容を知りたい方は、記事末尾の関連ブログ記事もあわせてご覧ください。

内装側の工事ではありますが、倉庫が非常に大きいため、安全かつ均一に作業するには足場が必要と判断しました。
くさび式足場を小さめに組み立て、高所の鉄骨まで確実に手が届く環境を整えています。

今回の工事で最大の山場がこのケレンです。
ハンドペーパーを使って鉄骨を1本1本丁寧に研磨し、錆を徹底的に落としていきました。
ケレンがしっかりできていなければ、その上にどれだけ良い塗料を塗っても意味がありません。

作業前には床にブルーシートを敷き、発生した錆カス等のゴミを後で回収しやすいよう工夫。

さらに鉄骨に錆カスが残らないよう、マキタのブロワーを使って念入りに吹き飛ばしました。

素地を整えた鉄骨に、2液型錆止め塗料をローラーとハケを使って丁寧に1回塗布しました。
錆止めは、再び錆が発生するのを防ぎ、上塗り塗料の密着性を高める大切な工程です。

錆止めがしっかり乾いた後、無機塗料「ハイパーリアクターコート無機」をローラーとハケで丁寧に1回塗布しました。
中塗りは塗膜に厚みを持たせ、上塗りとあわせて耐久性を確保するための工程です。

仕上げの上塗りは、中塗りと同じ無機塗料をもう1回塗り重ねる作業です。
中塗り・上塗りの2回塗りで規定の塗膜を形成し、美観と長期耐久性を決定づけます。
完工後、錆で覆われていた鉄骨は見違えるほどきれいに生まれ変わりました。
徹底したケレンで錆を除去し、錆止め・無機塗料の順で塗り重ねたことで、表面が均一に整い、再び錆が発生しにくい状態になっています。
使用したハイパーリアクターコート無機は期待耐用年数の目安が20年以上とされる無機塗料です。
次の入居者様が長く安心して使える状態に仕上がりました。
今後のメンテナンスとしては、無機塗料の耐久性を踏まえつつ、定期的に状態を点検していくことをおすすめします。
施工中、ケレンで発生した錆カスの量にお客様は非常に驚かれていました。
住宅とは規模が違うため、取り除いた錆の量もそれだけ多かったのです。
完工後には「見違えるほどきれいになった」と大変喜んでいただけました。
次の入居者様をお迎えする準備として、鉄骨をしっかり整えられたことを実感していただけたようです。
今回は、熊本市中央区の倉庫で行った鉄骨塗装の施工事例をご紹介しました。
約140坪の大規模な現場で、最大の山場となったのは徹底したケレンによる錆の除去です。
錆をしっかり落とし切ったうえで、2液型錆止め、無機塗料ハイパーリアクターコートの順に塗り重ね、長期耐久性を確保しました。
鉄骨塗装は下地処理の丁寧さが仕上がりを大きく左右する工事です。
倉庫や店舗などの鉄骨・鉄部塗装をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。
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「うちの家もそろそろかな?」
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記事内に記載されている金額は2026年09月16日時点での費用となります。
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