日野市南平にある法人様より「会社の屋根から雨漏りしているので、原因を突き止めて補修してほしい」とご相談をいただきました。雨漏りの原因が分からなくても、散水試験やサーモアイカメラを使用することで、突き止めることが可能です。屋根の調査で、ベンチレーター(下部の板金部)からの雨漏りだと判明し、部分的な防水工事を行うことになりました。
使用材料
ダイフレックス エバーコートZero-1H
雨漏り箇所の確認と、屋根調査を行った結果、ベンチレーターから雨漏りしていることが判明しました。「ベンチレーターって?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。ベンチレーターとは、換気を行うための装置です。架台には破損が見られます。折板屋根には問題がありませんでしたので、ベンチレーター部分の防水工事を行う流れになります。「ZHYK-170K工法」とは、金属屋根(折板屋根・瓦棒屋根)の密着工法(吹付け)の事です。防水工事の中にも様々な種類があり、「ウレタン防水」は塗装を行うことによる防水工法になります。その中で、多く取り入れられている加工法が「密着工法」です。密着工法とは、防水層を下地に完全に密着させる工法です。
まずは、綺麗に清掃し、ケレンを行っていきます。ケレンは、鉄部を擦り汚れやサビを落とすことで、塗料の付着をよくする作業です。こちらの作業が不十分ですと、塗装を行っても、2~3年で剥がれてきてしまうこともあります。
プライマーを塗布します。プライマーを塗ることで、上から塗装した際に塗料が定着しやすくなります。
板金の繋ぎ目に隙間ができないように、コーキング材を充填します。その後、ヘラで平に均し整えます。
ウレタン防水材を塗っていきます。今回使用しましたのは、ダイフレックス株式会社が販売している「エバーコートZero-1H」になります。主剤と硬化剤の混合攪拌を行う必要がないので、2成分形ウレタンで起こる配合ミスが発生しません。その為、一定の塗膜品質が確保でき、より安心・安全な防水層の形成が実現できます。
仕上げに、ウレタン防水(防水層)を紫外線から保護するためのトップコートを塗り、工事が竣工となります。お客様のお悩みだった雨漏りも無事、解消されました。私たち、街の外壁塗装やさんでは、防水工事も行っております。雨漏りでお困りの方は、お気軽にご相談ください。コロナウィルス対策として「訪問時にはマスクを着用する」などの予防を現場でも徹底しておりますので、ご安心ください。
記事内に記載されている金額は2023年10月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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