令和元年小平市鈴木町にお住まいのお客様です。「雨漏りが発生しており、屋根の工事をお願いしたいのですが、外壁の塗装も一緒に検討しています」とご相談をいただきました。雨漏りが発生してしまった場合には、屋根葺き替え工事又は屋根カバー工事を行う必要があります。今回のように、足場が必要な工事をまとめて行うことは、とてもお勧めです。
スレートの表面には、雨染みや汚れが目立ちました。これだけでもかなり劣化が進んでいることが分かります。小屋裏の調査も行ってみますと、こちらにも雨染みができていました。雨漏りが発生した場合、必ずしも屋根葺き替え工事か屋根カバー工事を行わなければいけない訳ではありません。状況によっては部分的な補修で済むケースもあります。しかし、屋根の状態や後のメンテナンスを考えますと、それらの工事を行う時期かと思います。
工事に入る前に、足場を設置します。塗料が飛び散るのを防ぐ効果も勿論ありますが、職人の安全を確保する為のものでもあります。建物の高さや、平米数によって費用は異なります。
まずは、屋根カバー工事を行います。葺き替え工事と違って、屋根材を撤去する必要はありません。ですが、棟板金とその下地である貫板は取り外していきます。その後、防水紙の敷設に取り掛かります。
防水紙の上から、新しい屋根材を葺いていき、最後に棟板金を取り付け、屋根カバー工事は完了です。こちらの屋根材はスーパーガルテクトのSシェイドチャコールになります。遮熱性鋼板と断熱材の相乗効果により、優れた断熱性能を発揮します。私たち、街の外壁塗装やさんでは、塗装だけではなく、屋根カバー工事や屋根葺き替え工事も承っておりますので、工事を検討の際にはお気軽にご相談ください。
塗装に入る前に、高圧洗浄で外壁に付着した汚れを洗い流します。写真では、汚れなんて付着していないようにも見えますが、旧塗膜が残ったまま塗装をしても、塗料がしっかりと密着しませんので、必ず行う作業になります。
高圧洗浄後、下塗り材を塗装していきます。今回、使用しました「アンダーフィラー弾性エクセル」は、シーラーとフィラー両方の機能を備えています。キメが細かい為、吸い込みが少なく、光沢のある仕上がりになります。
下塗りを乾燥させ、中塗りと上塗りに分けて塗装していきます。塗装には、パーフェクトトップを使用しました。ラジカル制御塗料ですので、チョーキング現象を発生させる要因の一つである「ラジカル」の発生を抑制することができます。こちらの爽やかな色は、ND-174(色番号)になります。ツートンカラーにも取り入れやすいので、非常に人気のある色です。
霧除けや破風板の塗装も行います。付帯部の塗装にはファインSiを使用しました。こちらの上品なブラウンは、23-255になります。黒色よりもやさしい印象に仕上がります。
屋根と外壁の工事が無事、竣工しました。外壁の色は、塗装前と似ていますので、あまり印象は変わりませんが、金属屋根になりましたので、工事前と少し印象が変わったのではないでしょうか。また、雨漏りなどにお困りの際には、いつでもご相談いただければと思います。
現在では、コロナウィルスが流行しており、点検や訪問に不安を抱いているお客様もいらっしゃるでしょう。弊社では、そんな不安を少しでも和らげる為に、必要最低限以外の接触を避ける、現場ではマスクの着用を必須とするなどの対策を実施しております。
記事内に記載されている金額は2023年10月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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