町田市南つくし野で
外壁塗装工事をおこないました。積水ハウスで建てたアパートで、外壁のパネルが大分色あせしていましたので塗装工事で綺麗にしたいというオーナー様からのご希望でした。
パネルの目地にはガスケットという樹脂製の目地材が詰めてあり、築年数が経過しているとガスケットが劣化してズリ落ちていたり剥がれている事があるのですが、今回工事をおこなった建物は殆ど劣化が見られませんでしたので、そのまま塗装工事をおこないました。
1階が店舗で2階が賃貸スペースになっている建物です。調査に伺った時にはちょうど1階の店舗が改装中でしたので、外壁の塗装工事はその後におこなう事になりました。
屋根は平板瓦葺きで全く傷みがありませんでしたので、今回は外壁塗装工事のみとなります。使用した塗料は日本ペイントのパーフェクトトップで、汚れが付きにくいラジカル制御型と言われる塗料です。塗料は使用されている樹脂によって耐久性が変わり、ウレタン→シリコン→フッ素→無機と耐久性が変わっていきます。ラジカル制御型のパーフェクトトップは、シリコンとフッ素の間に位置する耐久性を持っていますが、塗料の価格はシリコン樹脂塗料と同等の材料のため、非常に費用対効果が高い塗料です。耐久性も抜群ですので10年程の耐久性で探すのであれば最適な塗料です。外壁塗装工事はラジカル制御型
仕上げの色は今までの色に合わせましたので建物のイメージは変わりませんが、塗膜が劣化して白っぽくなっていた外壁が塗装工事をおこなった事によって見違える様に綺麗になりました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、
新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。
使用材料
日本ペイント パーフェクトトップ ND-491
外壁塗装工事を検討中のアパートの調査をおこないます。建物は積水ハウスで建てられていて、外壁はパネルが張ってあります。色が大分褪せてしまっているので美観を元に戻したいというのがオーナー様のご希望です。
外壁には看板や掲示物が貼って有った跡があり、両面テープなどの跡が結構ついています。現在貼ってある喫茶店の張り紙も要らないという事ですので、塗装工事をおこなう際に綺麗に除去してから作業をおこないます。
両面テープは結構な粘着力が有りますので、高圧洗浄と併せて剥離剤での除去が必要です。これが残っているまま塗装をすると後から塗膜が剥がれてしまう事になりますので、残らない様に剥がしていきます。
外壁のパネルは大分色あせが進んでいますが、塗膜が劣化したときのチョーキングという症状は起きていません。パネル自体の劣化はそれほど進んではいませんので、塗装工事で表面を保護すれば劣化の進行を遅らせる事が可能です。
積水ハウスの外壁パネルは、パネル同士のジョイント部分にガスケットという目地部材がはめ込んであります。経年によってガスケットに緩みが出てしまい下がったり剥がれたりすることがありますが、今回はガスケットの劣化はありませんでしたのでそのまま塗装工事をおこないます。
塗装工事を開始します。
高圧洗浄で汚れと劣化した塗膜を洗い流していきます。今回は屋根は瓦葺きでしたので塗装工事は致しません。外壁と雨樋などの付帯部分の塗装をおこなっていきます。
シャッター部分の汚れも落として綺麗にしていくのですが、上げ下げして巻き取る部分は塗装をおこなっても直ぐに擦り切れてはがれてしまう事になりますので、ボックスなどの鉄部分だけ塗装します。
粘着テープの跡が残っていたところも綺麗に除去する事が出来ましたので、やっと塗装工事をおこなうことが出来ます。
高圧洗浄で汚れを落とした後は塗装工事を始めます。塗装工事は下塗り・中塗り・上塗りと3回塗って仕上げるのですが、特に重要なのが下塗りです。
下塗りは下地の劣化や吸い込みを抑え、仕上げの塗料の付着性を高めるために大切な工程です。仕上がってしまうと分からない部分ですが、この下塗りがしっかりとおこなわれているかどうかで仕上げ塗料の耐久性を左右しますので丁寧に作業をおこないます。
塗装する面の傷みが酷いと下塗りをどんどん仕込んでしまう事になり、場合によっては下塗りを2回塗装する事があります。今回はそれほどの傷みはありませんでしたので、下塗りは1回で問題なく納まりました。
塗装する外壁面が下塗り材で一旦真っ白になります。下地調整と付着性を高めることが出来ましたので仕上げの塗装に移ります。
外壁をおこなう際には外壁以外の部分の塗装工事も一緒におこなっていきます。今回の場合は、軒天と雨樋とシャッターボックスなどの鉄部の塗装をおこないます。
軒天には汚れ止めや透湿性能のある水性ケンエースを使用します。
軒天は外壁から屋根が跳ねだした部分の裏側になるのですが、軒天が明るい色で塗装してあると建物が明るく見えるという効果もありますので、白系の色で塗装して明るい印象に仕上げていきます。
仕上げに使用するのは日本ペイントの
パーフェクトトップです。
ラジカル制御型に分類され、汚れが付きにくく耐久性も高い塗料です。耐久性としてはシリコンとシリコンよりも耐久性の高いフッ素の間に位置するのですが、価格はシリコン塗料と同等なため、非常に費用対効果が高いお勧めの塗料です。
パーフェクトトップ(ラジカル制御型)での外壁塗装工事は、税込み690,800円から承っておりますので、まずはご相談ください。
色はND-491で中塗りと上塗りの2回塗装して仕上げます。仕上げの塗料は2回塗る事で性能を発揮する様に製造されているので、必ず2回塗装します。たまに『仕上げを3回塗ります!』という謳い文句のところもありますが、3回塗る必要無なく、逆に硬化不良などの不具合を起こす可能性があるのでお勧めいたしません。
1回目の中塗りの状態です。下塗りで下地の外壁パネルとの付着性が高まっていますので、スムーズに塗装が進んでいきます。中塗りだけでも色を付ける事が出来ますが、下地の色によっては元の色が透けてしまう事もありますし、2回塗った時とは色の出方も違います。
仕上げの2回目上塗りです。
中塗りで色が付いた状態ですが、2回目を塗る事で色が全然違うのが分かります。パーフェクトトップの性能も最大限に発揮してくれますので、汚れが付きにくく耐久性の高い外壁に仕上げりました。
鉄部や雨樋などの塗装をおこなっていきます。
鉄部の塗装の際にはサビ止めを塗ります。サビ止めが下塗りになりますので、サビ止めを塗った後に仕上げの塗装を2回塗ります。付帯部の仕上げ塗装には日本ペイントのファインウレタンを使用します。耐久性の高いフッ素などの塗料は塗膜が固く耐久性を維持するのですが、鉄部などには塗膜が固すぎて合いません。そのため、ウレタン樹脂塗料を使って仕上げていきます。
パイプスペースの扉などの鉄部は、表面がツルツルな状態ですと塗料の付着が悪いので、ペーパーなどで目荒らしして表面を少しザラザラな状態にしてから塗装します。
塩化ビニル製の雨樋も塗装します。鉄部と同様に表面にペーパーを当てて塗装します。既存色合わせで塗装するのでグリーンで仕上げていきます。
アパートの玄関ドア枠はスチール製なのでサビ止めを塗って塗装で仕上げます。パイプスペースの扉と同様にペーパーを当てて目荒らしをしてからサビ止めを塗装します。
基本的に既存の色合わせになりますので、朱色に日本塗料工業会の見本帳を使用して色合わせをおこないました。
外壁とドア枠の色が綺麗になって建物全体が明るくなりました。色合いは変わりませんが、しっかりと色が出て綺麗に仕上がっています。
二階に上がる為の外階段があります。踏む部分はコンクリート製ですが、蹴込み部分やフレームは鉄骨製ですので、他の鉄部と同様に塗装していきます。
雨ざらしになっていますがそれ程サビは進行していませんでした。ペーパーを当ててからサビ止めを塗布していきます。
塗膜の剥がれなどもありませんでしたが、若干の錆が出ています。ペーパーを当てて若干の錆を落として目荒らしします。そのあとはサビ止め(下塗り)をおこなってしっかりと下地処理をおこないます。
仕上げは2回塗りです。ファインウレタンを2回塗る事で見違える様に綺麗になり、サビ止めがしっかりと塗布されていますので工事後の耐久性も高まりました。
色あせしていた外壁が塗装工事によって美しい艶がでて明るくなりました。
軒天や雨樋などの付帯部の塗装によって外観が明るくなっています。色は基本的に元の色に合わせているのですが、バルコニーの中なども綺麗に仕上げています。
看板や両面テープの跡も綺麗に除去してから塗装しましたので見た目が蘇りました。正面の大きなシャッター部分も綺麗になり明るい見た目で綺麗になったとオーナー様にも大変喜んでいただけました。
屋根は平板瓦が葺かれていて今回工事は行っておりませんが、屋根のグリーンと外壁のオレンジがマッチしてとても奇麗な見た目になっております。耐久性の高いパーフェクトトップで塗装しておりますので、艶も今までよりも長く維持できます。
私たち街の外壁塗装やさんでは、
新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、
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記事内に記載されている金額は2022年04月15日時点での費用となります。
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