豊島区要町にお住まいのS様邸にて行ったサイディング外壁の
シーリング打ち替え工事の様子をご紹介致します。「自宅の外壁の目地がひび割れている。打ち替えなければいけないと思うので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただき調査にお伺い致しました。
調査にお伺いさせていただき、ご案内していただくとS様邸はサイディング外壁で目地に充填されているシーリングがひび割れていました。サイディングとサイディングの繋ぎ目や窓廻りにはシーリング材が充填されています。シーリング材は建物の揺れに合わせてサイディングなど外壁材等の破損を防ぐ緩衝材の役割を果たしていますが、傷みが進行しており緩衝材の役割を果たせなくなっている部分はサイディングがひび割れていました。サイディングの傷みとして軽度なひび割れでしたらシーリング補修で処理できますが、完全に割れてしまったり、サイディングが反ってしまうとサイディングを張替えなければならない
サイディング張替え工事が必要になってしまいます。
また、雨水の浸入を防ぐ防水の役割も果たしており、ひび割れなどの劣化を放置してしまうと
雨漏りに繋がりますので定期的にメンテナンスを行う必要があります。S様邸は現在雨漏りは発生していないとの事ですが、サイディングに軽度なひび割れが発生している部分もあり、外壁全体のシーリングがひび割れている事からシーリング打ち替え工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。
調査の様子です。お問い合わせのきっかけになりましたサイディングとサイディングの繋ぎ目に充填されているシーリングがひび割れている様子です。シーリングは紫外線や雨水、温度差の影響により劣化してしまいます。劣化すると柔軟性を保持するための可塑剤が染みだしてしまい、可塑剤が染みだして乾燥するとシーリングは弾力性が無くなってしまいますのでひび割れなどの傷みが生じます。
シーリングが剥がれてしまったり破断した箇所は雨水が浸入して
雨漏りに繋がります。見た目にもわかりやすい破断は、ひび割れが進行した状態で線のように亀裂が入っている状態です。シーリング材の劣化や寿命が原因ですので
シーリング打替え工事が必要になります。
シーリングが劣化した事が原因でサイディングがひび割れているのを発見しました。シーリングは緩衝材の役割も果たしていますので劣化してしまうとサイディングに影響が出てしまいサイディングがひび割れてしまいます。サイディングとシーリングの間に隙間が出来てしまう剥離が発生するとサイディングが反ってしまう事に繋がり、反りが進んでしまうとサイディングを張替えなければいけなくなってしまいますので、お客様に調査のご報告をし、シーリング打ち替え工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
シーリング打ち替え工事につきましては税込1,050円/mからとなっております。使用するシーリングの種類によって金額が異なりますので詳しくは街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
施工の様子です。シーリング打ち替え工事は先ず、既存のシーリングをカッター等で切り込みを入れ撤去していきます。傷みが軽度でしたら手で引っ張りだせるのですが、進行しているとボロボロと崩れてしまいますのでカッター等の工具を用いて削りながら撤去していきます。既存のシーリングが残ってしまうと新しく充填するシーリングの接着力が落ちてしまいますので全て除去します。
マスキングテープで養生を行う様子です。既存のシーリングを撤去致しましたら目地の両側にマスキングテープで養生を行っていきます。マスキングテープで養生を行う事で新しく充填するシーリングが多少食み出してもサイディングを汚さずに済みますので作業の効率化に繋がります。
サイディングが若干割れている部分はお客様とご相談し、割れている部分にシーリングを充填し補修致します。シーリングが劣化してしまうと、こういった割れが発生してしまいますので定期的に確認する事が必要です。
プライマーを塗布する様子です。マスキングテープで養生を行ったら新しいシーリングを充填する前に、プライマーを塗布していきます。サイディング外壁はある程度、動く事を前提に造られており外壁の目地部分に充填されているシーリングは地震等の揺れの際にサイディングボード同士の干渉を防いで破損させないための緩衝材の役割を果たします。また、雨水の浸入も防いでおりとても重要な部分ですので接着力を高めるためのプライマーを必ず塗布します。
接着力を高めるために塗り残しが無いよう刷毛を使いながら丁寧にプライマーを塗布していきます。窓廻りは増し打ちを行いますのでこちらも忘れずに塗布していきます。
新しいシーリングを充填していく様子です。今回の外壁のメンテナンスは、S様のご希望によりシーリングのみのメンテナンスになります。一般的なシーリングですとシーリングがやがて劣化し可塑剤が染みだしてきてベタベタしてしまい、汚れが付着しやすくなるブリード現象が発生してしまいますが、目地部分が黒ずんでしまうブリード現象を発生させないよう可塑剤が含まれていないノンブリードタイプのシーリング材を使用致します。
シーリングを充填する際には専用のカートリッジを使用し、充填していきます。プライマーを塗布する際にもご説明致しましたが、サイディング外壁は、ある程度動く事を前提に造られていますので側面同士の二面接着になるように充填していきます。
シーリングをヘラで均していく様子です。新しいシーリングを充填したら速やかに専用のヘラで中に空気が入らないように押し込みながら均していきます。側面への密着度を上げるためでもあります。
シーリングを均していきましたら固まる前にマスキングテープを剥がします。シーリングが完全に固まってしまうとマスキングテープを剥がす際にシーリングが固着してしまい綺麗に剥がせなくなってしまいますので手際よく作業を進めます。
サッシ廻りにもシーリングが充填されていますが建物の構造上撤去する事が難しく、撤去する事で窓廻りの防水テープを傷めてしまい雨漏りに繋がる場合がありますので既存のシーリングの上に充填する増し打ちを行っていきます。
全ての目地や窓廻りの充填が終わりましたらお客様お立会いの元、ご一緒に確認をしていただきシーリング打ち替え工事が完了になります。劣化が進んでおり雨漏りに繋がる破断などの症状が発生しておりましたが、雨漏りを未然に防げましたのでS様に大変ご満足していただけました。今回は、S様のご希望によりシーリング打ち替え工事のみでしたが、サイディングにチョーキングが発生しており塗り替え時期になりますので次回のメンテナンスとして外壁塗装工事のご説明を致しました。
私たち街の外壁塗装やさんでは引き続き
新型コロナウィルス対策を行っており、必ずマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。
記事内に記載されている金額は2022年05月06日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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