世田谷区三間茶屋でキュービクルの塗装工事をおこないました。キュービクルとは、キュービクル式高圧受電設備の事を指し、テナントビルなどの屋上に設置されている金属の箱の中に設置され、高電圧で受電した電気を100Vや200Vに減圧し、各施設に供給するための設備です。
屋上に設置され常に雨ざらしの状態ですので、金属の箱は塗膜が劣化してサビに浸食されてしまいます。今回調査したキュービクルはそれほどサビが酷くありませんでしたが、早めのメンテナンスが長持ちさせる秘訣ですので、塗装工事をおこなう事になりました。鉄骨の架台の上に乗っているので、鉄骨課題も一緒に塗装していきます。
金属の塗装の場合はサビを落として表面を目荒らしして塗料がしっかりと付着する様にしていきます。ケレンがおわったら下塗りに当たるサビ止めを塗布します。サビ止めは仕上がった時には見えませんので分からなくなりますが、サビ止めがしっかり出来ているかどうかで仕上げの塗料の耐久性が変わりますので、見えない部分ですが丁寧に作業していきます。扉をあけた部分の塗装工事もありますので、内側の塗装の際には東京電力の保安員の立会いが必要になります。
耐久性を重視する塗装工事になりますので、仕上げの塗料には日本ペイントのハイポン50上塗りという強溶剤の塗料を使用しました。住宅では臭いの事も有り強溶剤は殆ど使用されませんが、耐久性は強いので今回の様なキュービクル塗装工事にはお勧めです。
経年劣化によってチョーキングが出ていたキュービクルの表面が、塗装工事で美しい艶に包まれました。耐久性も向上しておりますのでサビも出にくい仕上がりになりました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。
使用材料
ハイポン20デクロ,ハイポン30マスチック中塗り,ハイポン50上塗り
今回塗装工事を検討されているキュービクルの調査をおこないました。キュービクルとは、キュービクル式高圧受電設備の事を指し、テナントビルなどの屋上に設置されている金属の箱の中に設置され、高電圧で受電した電気を100Vや200Vに減圧し、各施設に供給するための設備です。
屋上に設置され常に雨ざらしの状態ですので、金属の箱は塗膜が劣化してサビに浸食されてしまいます。
全体的にはそれほど酷い状態ではありませんでしたが、部分的にサビが出ている所があります。この部分からサビが広がる事も有りますので早めに処理する必要があります。
キュービクルは鉄骨の架台の上に乗っているのですが、大分サビが広がっていて真っ赤になっています。屋根も壁よりも過酷な状況に置かれていますので、架台と同様にサビて赤くなっていました。
今回はサビが広がって穴が開いてしまう前に早めの塗装工事でメンテナンスをおこなう事になりました。
キュービクルの外側の塗装工事の場合は問題ありませんが、扉を開けて内側の作業をおこなう際には、東京電力保安員の立会いが必要になります。今回はドアに隠れる部分のドア枠だけで扉の内側の塗装はおこないませんが、作業のために東電の方に来ていただいております。
まずは扉の内側の枠から塗装作業を進めていきます。
塗装作業の流れは、ケレン→サビ止め(下塗り)→仕上げ2回塗りとなります。塗装工事は塗料の乾燥時間がありますので、人数をかけたからと言って作業が早く終わるわけではありません。そのため、キュービクルの塗装工事の場合は1人か2人で作業を進めていきます。
ケレン作業は、サビを落としたり古い塗膜を剥がしたりするのですが、今回は塗膜の浮きなどもありませんので、それ程大変な作業ではありません。もう一つの目的として目荒らしがあります。金属のつるっとした表面に塗装をおこなう場合は、塗料の付着が悪くなってしまうので、簡単にいうと表面をわざとザラザラな状態にしてから塗装作業をおこなっていきます。
今回使用する塗料は強溶剤系の塗料です。一般住宅の外壁塗装の場合は現在水性塗料が主流になっています。水で希釈するタイプの塗料ですのでd、匂いも少ないのが特徴です。溶剤系もありますが弱溶剤という弱い溶剤ですので、昔使用されていた塗料と比べても臭いは少なくなっています。
強溶剤塗料は水性塗料に比べて臭いがありますが、今回の施工場所の様にテナントビルの屋上で臭いは気にならない部分の場合は、耐久性を重視して塗料を選択します。
鉄骨の架台や屋根にサビ止め(下塗り)を塗布していきます。鉄部の場合は、サビ止めが下塗りになりますので、サビを止め仕上げの塗料の付着性を高めるためにしっかりと塗布していきます。
キュービクルの外側がサビ止めで覆われました。気温が高いので乾燥時間は早くなりますが、塗布量が基準よりも多かった場合などは、表面だけが先に固まってしまう硬化不良が起こる事もありますので、注意が必要です。
仕上げの塗装工事に取り掛かります。仕上げの塗料は2回塗る事で性能を最大限に発揮されるように作られていますので、色が付けば良いのではなく、塗装工事後に耐久性をしっかりと保ってくれるように基準に沿った施工方法でおこなっていきます。
色は基本的に既存色での色合わせになります。現場で色を造るのではなく、メーカーに塗料を発注する際に色番号を指定して作ってもらいます。屋根が先に仕上がりました。サビて赤くなっていましたが綺麗に仕上がっています。屋根は常に雨や紫外線に晒される過酷な状況に置かれていますので、建物の中でも劣化が一番早い部分です。しっかりとサビを止めて発生性が保たれていれば長く持ちますので、工事後も定期的なメンテナンスをお勧めします。
キュービクルの塗装工事が完成しました。
初日にゲリラ豪雨の様な雨に見舞われましたが、無事に予定通り工事をおこなう事が出来ました。元々サビが酷かった訳ではありませんが、サビ止めと仕上げを2回塗って3回塗りで仕上げておりますので、美しい艶に包まれて見違える様に綺麗になりました。
住宅の
外壁塗装工事は税込み657,800円から承っておりますが、今回の様なキュービクル塗装工事は現場毎に工事金額が変わりますので、傷み具合や大きさなど細かく現地調査をおこなって適切な見積りをご提案いたします。
世田谷区三間茶屋でおこなったキュービクル塗装工事は、予定通りの工程で問題なく仕上げる事が出来ました。表面の塗膜が劣化していてチョーキングが出ていましたが、向かいの建物が反射するくらいの綺麗に艶に仕上がっております。
私たち街の外壁塗装やさんでは、
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