世田谷区船橋で擁壁の塗装工事をおこないました。
お問合せのきっかけは、駐車場のシャッター横に車をぶつけてしまったので修理をお願いしたい、という内容でした。調査に伺うと、シャッター横の擁壁部分が削られていて、角が無くなっている状態でした。ボーダー状にタイルが貼ってあるのですが、そのタイルも一部破損しています。
擁壁は吹付け塗装で仕上げてあるのですが、破損した部分だけの補修ですと補修跡が非常に目立ってしまうので、補修と併せて全体的に擁壁の塗装工事をおこなう事になりました。
まず補修部分ですが、削られた部分の下地を作りなおし新たに『角』を作ります。下地を作った後はパターンを付けて補修作業は完成です。
塗装部分は、擁壁の一番下が地面の中に埋まっているために、雨水を吸い上げてしまい黒くカビが生えている状態でした。見た目にも良くありませんので、塗装前の高圧洗浄ではバイオ洗浄をおこなって汚れとカビを浮き上がらせてから塗装工事をおこないました。
バイオ洗浄では今回の仕上げの様に凹凸が大きく汚れが付着しやすい場合や、カビやコケなどがこびりついた状態の時に効果を発揮します。バイオ洗浄で綺麗に汚れが落ちましたので、補修作業に取り掛かります。
角が削れていましたので、下地処理によって角を作っていきます。角を付けた後はパターンを付けて下地の完成です。塗装工事にはヨウヘキコートを使用します。ブロック塀や擁壁などは地面や裏側から湿気が出てきてしまうので、外壁の塗装と同じには考えられません。そのため、外壁用の塗料を使うと浮きやフクレに繋がってしまう事になりますので、透湿性の高い擁壁専用の塗料を使います。
カビが綺麗になり全体的な塗装により塀がとても明るい見た目に変わりました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、
新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、
オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。
世田谷区船橋で外構の塀の調査をおこないました。
お問合せのきっかけは、駐車場のシャッター横の塀に車をぶつけてしまったので直して欲しい、という内容でした。
調査に伺うと確かに塀の角が擦れているのが確認出来ました。下地のコーナー部材も削れていてボーダーのタイルも欠けていました。
ちょうどこの部分です。車のバンパーがぶつかってしまった様で、出っ張った角が欠けている状態です。塀自体がぶつかった衝撃で傾いたり破損したりしている事はありませんでしたので、擦った部分の補修工事をおこなっていきます。
破損した部分を直すには、下地を作って塗装して仕上げる必要がありますが、破損した部分だけ塗装をおこなっても、他の部分との色の差が必ず出てしまいます。そのために、見える部分全体の塗装工事も含めてのご提案になります。
地面に接している部分は、雨水を吸い上げたり上から流れてきた雨水が溜まりやすくなるために、コケやカビが生えやすい状況になります。今回伺ったお客様も、一部にカビが生えて黒くなっている部分が有りました。
タイルの破損が有りましたので、一緒に交換します。自然石の場合同じものが無い場合もありますので、欠けた部分を一度撤去して調べてもらい、一番近いタイルのサンプルを用意して現場にて色合わせの確認をおこないます。
塀を塗装する際に、今回は一番根元部分のカビが大分広がっている状態でしたので、通常の高圧洗浄では落ち切りません。そのためにバイオ洗浄をおこなうことになりました。高圧洗浄では表面の汚れを落とすことは出来ますが、カビなどの菌類の根っこを除去する事が出来ませんので、バイオ洗浄剤を使用して殺菌しながら汚れと一緒にカビを除去していきます。
バイオ洗浄剤を擁壁面に塗っていきます。カビやコケなど、汚れが酷いところは特にしっかりと塗布します。仕上げがリシン吹付けのため、細かな石粒が表面にでているしあがりになりますので、奥に入った汚れも非常に落ちにくくなっていますが、バイオ洗浄では綺麗に落とすことが出来ます。
バイオ洗浄剤を塗布した後は、しっかりと高圧洗浄をおこない洗浄剤を綺麗に洗い流します。洗浄剤が残っていると塗装の付着性を悪くしてしまう事になりますので、念入りに高圧洗浄をおこなっていきます。
こちらがバイオ洗浄をおこなったあとの擁壁です。根元についていた黒カビが綺麗に落ちているのが分かります。この状態で塗装工事をおこなえばとても綺麗な状態に仕上げる事が出来ます。
今回使用したのは、インターナショナルペイントのヨウヘキコートです。
大きな特徴は、透湿性に優れている事です。擁壁や塀は、外壁と違い裏側や地面から湿気が入ってしまう作りになっていますので、通常の外壁用の塗料の場合、湿気によって塗膜が膨れたり浮いたりしてしまう事になります。そのために、透湿性が高くて耐久性も高いヨウヘキコートを擁壁塗装や塀の塗装の時にはお勧めしています。
擁壁塗装工事は、面積や下地の状態により価格が大分変ってしまいますが、1㎡2,500~3,000円から承っておりますので、まずはご相談ください。
塗装工事の前に、破損した部分の補修をおこなっていきます。剥がれた下地を直して角を作っていきます。元々しっかりと角が有った部分ですので、ここが中途半端な仕上がりになってしまうととても目立ちますので、丁寧に作業していきます。
下地を作って角が出来たら塗装仕上げに写ります。基本的には既存の色に合わせているのですが、経年によって色も褪せていて大分汚れが付着していましたので、なかなか元の色に合わせるのが難しいです。細かく調べて比較的劣化が少ない部分に併せて色を決めました。
ボーダー状にタイルが貼ってありますので、塗料が付着しない様に養生して進めていきます。浸透性のシーラーを塗布してから、仕上げの色で塗装していきます。リシン吹付け仕上げは非常に塗料の吸い込みが激しい仕上げですので、下地処理をしっかりとおこなわないと仕上げ塗料の使用量がどんどん増えていきます。
乾燥させて仕上げの2回目です。1回の塗装でも色を付ける事は出来ますが、2回塗装する事でしっかりと色も出ますし塗料が持つ性能も最大限に発揮してくれる様になります。今回使用したヨウヘキコートはとても透湿性が高い塗料なのですが、塗り替えの際には一点注意が必要です。今回の様に元々透湿性のある仕上げの上に塗装する場合は良いのですが、最初に外壁と同じ色だからと、外壁専用の塗料で塗ってある場合、ヨウヘキコートを塗布しても元の塗料から膨れたり剥がれたりしてしまう事があります。そのためにも、最初の調査の時点でどの様な仕上げになっているかを調べるのがとても重要になります。
擁壁の塗装工事が完成しました。
汚れと苔が付着していましたが見違えるようにきれいになり、とても明るい見た目に変わりました。外から見える塀が綺麗になると建物自体の印象にも影響しますので、建物の塗装工事をおこなう際には是非外構の塀などの塗装工事もお勧めします。
こちらが補修部分です。削れていた角も形成し欠けていたタイルも張り替えました。全く同じものは現在製造されておりませんでしたが、一番近いものを使用して違和感なく納める事が出来ました。
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記事内に記載されている金額は2022年09月02日時点での費用となります。
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