青梅市新町で外壁塗装工事をおこないました。
築40年ほどの建物で過去に2回メンテナンスをおこなった事があるという事です。そろそろ外装工事をおこなう時期という事でお問合せいただき、建物全体の調査をおこなったうえで適切な工事のご提案を致しました。
建物はRC造(鉄筋コンクリート造)の2階建てで、塗装面は若干チョーキングが出ていて汚れが付着している状態でした。それほど酷い状態ではありませんが、一部サッシ回りの部分でコンクリートが剥がれている所がありました。この部分は補修工事をおこなってから外壁は塗装工事でのメンテナンスをおこないます。
使用した外壁の塗料は日本ペイントのパーフェクトトップです。ラジカル制御型という汚れが付き難く耐久性が高い塗料で、現在使用する塗料の基準となるシリコン樹脂塗料と同価格帯ですが、その上のフッ素樹脂塗料に近い耐久性を持っていますので、コストパフォーマンスが非常に高い塗料です。使用したのはND-370で、元々の色合いに合わせたいという事でお選びいただきました。
屋上防水工事も一緒におこなっておりますので、屋上と外壁とサビが目立ち始めていた鉄製の手すりや格子なども一緒に塗装しましたので、全体的に綺麗になり耐久性も増すことが出来ました。お客様にもとても綺麗になったと大変喜んでいただけました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、
新型コロナウイルス対策としてマスク着用・アルコール消毒の徹底、
オンラインでの打合せにも対応しておりますので、安心して工事をお任せください。
外壁の状態を調べていきます。
鉄筋コンクリート造(RC造)の建物で、外壁は吹付け塗装仕上げになっています。過去に一度塗装工事でのメンテナンスをおこなったそうで、全体的に汚れが付着しておりますが大きな不具合はありません。
窓回りには鉄製の格子が取り付けてあるのですが、固定しているボルトが古くなっていて外れそうもありません。そのため、この鉄製の格子はこのままの状態で塗装仕上げしていきます。
窓の下部分でコンクリートが一部膨れている所がありました。サッシ回りから浸入した雨水によってコンクリートの中の鉄筋がサビて膨張し、表面のコンクリートを押し出す様に破損している状態でした。この様な破損が2カ所ありますので、塗装工事と一緒にこの部分の処理もおこなっていきます。
外壁塗装を開始します。
外壁塗装工事をおこなう際には足場は必須です。作業するための足場は勿論ですが、汚れや塗料などが周囲に飛散しない様にメッシュシートを架けて養生します。
塗装工事の一番最初の工程は高圧洗浄です。
高圧で噴出した水の圧力で、付着した汚れや劣化した塗膜を洗い流していきます。この高圧洗浄がしっかりとおこなわれていないと、塗装工事をおこなっても塗料の付着性が落ちてしまうので、丁寧に作業していきます。
目地部分や開口部回りのシール工事もおこないます。鉄筋コンクリート造(RC造)の外壁にある目地は、木造住宅のサイディング目地とは違い動きが無い目地になります。ここはコンクリートが割れない様にわざと目地を作っている部分で、塗装工事前にシールを打っていきます。
サッシ付近でコンクリートが浮いていた部分の補修をおこないます。浮いた部分は剥がした後に鉄筋部分にサビ止めを塗布します。年数が経過した建物ではたまにある症状で、マンションなどの軒天部分によくみられる不具合です。
剥がして穴が開いた部分に樹脂モルタルを詰めて穴埋めしていきます。構造的に問題がある部分ではありませんので、塗装前に補修をしておけば全く問題ありません。
外壁塗装に使用するのは
日本ペイントのパーフェクトトップです。ラジカル制御型の塗料で、汚れが付き難く耐久性が高いのが特徴の塗料です。下塗りには専用の下塗り材を使用してパーフェクトトップの付着性を高めていきます。
パーフェクトトップでの塗装工事は税込み690,800円から承っております。外壁の面積や下地の状態によって変わりますので、まずはお気軽にご相談ください。
高圧洗浄で汚れを落とした後に下塗りをおこなっておりますが、塗装工事の工程で重要なのが高圧洗浄と下塗りになります。仕上がってしまうと全く見えない部分ですが、この工事工程を疎かにしてしまうと耐久性の高い塗料を塗布しても浮いたりフクレが起きてしまいます。見えないところだからこそ丁寧な作業が重要になります。
仕上げの塗装は2回塗りしていきます。1階の塗装だけでも色を付ける事が出来ますが、仕上げの塗料は2回塗りが基本です。2回塗る事で塗料が持つ性能を発揮してくれますので必ず2回塗りをおこないます。
外壁の塗装が仕上がりました。
使用したのはND-370で元々の色に近い色にしましたので仕上がりの違いが分かりにくいのですが、色があせた状態になっていましたが明るく仕上げる事が出来ました。
鉄筋コンクリート造(RC造)の建物ですが、一部木造で増築している部分があり屋根にはトタンの瓦棒葺きになっています。サビなど酷い状態ではありませんでしたが、屋根も一緒に塗装していきます。
トタン屋根も3回塗りで仕上げます。金属部分ではサビ止めが下塗りになりますので、サビ止めを塗布して一旦屋根が真っ白になり、その上から255(チョコレート)で仕上げていきます。
サビも無くトタン自体は問題ありませんでしたので、綺麗に仕上がりました。鉄部分はサビを広げない事が重要なメンテナンス方法になりますので、外壁などよりも鉄部の塗装は耐久性が落ちてしまいますので、サビが出てきたときには止めの塗装工事でのメンテナンスが必要です。
外壁とトタン屋根の塗装の他にも塗装する部分があります。
窓の外側には鉄製の格子が取り付けてありますので、この部分もサビ止めを入れてから仕上げの塗装を2回行っていきます。サビは酷くありませんでしたので、ペーパー掛けしてからサビ止めを入れてチョコレートで仕上げていきます。
雨戸の塗装も行います。雨戸の枠はアルミ製ですが本体の蛇腹状になった部分は鉄板で作られていますので、この部分の塗装をおこないます。雨戸は吹付けて行いますので、サビ止めも吹付けで塗布していきます。
くすんだ感じのグレー色でしたが鮮やかなブラウンに仕上げております。戸袋が無いタイプの雨戸ですので空けても閉めても常に見える状態ですので、雨戸が綺麗に仕上がっていないと外壁が綺麗になった分余計に暗く見えてしまう事になります。
外壁塗装工事が完成しました。
仕上げの色は元々の色に合わせておりますので大きな違いが分かりにくいのですが、全体的に明るくなっております。屋根部分を縁取る様にこげ茶で塗装されていました。この部分の色は同じ色にして、窓の格子や雨戸なども同じ色にして統一感を作っています。
足場が外れて全体的に綺麗になったとお客様に大変喜んでいただけました。
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記事内に記載されている金額は2022年11月04日時点での費用となります。
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