葛飾区西亀有にお住まいのN様邸にて行った
屋根塗装工事と
外壁塗装工事の様子をご紹介致します。「築17年が経過して屋根と外壁の塗装を検討しているので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただき調査にお伺い致しました。
屋根の調査から行うと屋根材のスレートが塗膜が剥がれて防水性が低下しているため、雨水を吸収しやすくなっている状態ですので苔・藻・カビ・汚れが付着していました。また、ひび割れや欠け、反り等の傷みが生じていました。
外壁のモルタルにつきましても防水性が低下しており汚れの付着や苔が発生しておりましたので調査のご報告をし防水性や耐久性の保持のために屋根塗装工事と外壁塗装工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
屋根塗装工事につきましては、日本ペイントのサーモアイSiを使用致しました。日本ペイントのサーモアイシリーズは遮熱機能を備えている屋根用塗料で屋根への蓄熱を抑制し、日射を反射しますので室温の上昇を防ぎ光熱費の節約にも繋がる塗料になります。色は標準色の中からクールダークグレーをお選びいただきました。
外壁塗装工事につきましては、ダイフレックスのスーパーセランG4を使用致しました。親水性の高い無機の塗膜が汚染物質を寄せ付けず雨水で汚れを落とす特性を持ち、変性無機塗料になりますので優れた耐候性が建物の美観を長期に渡り維持し保護します。色は標準色ではなく日本塗料工業会発行の色見本の中からお選びいただく事となりN-60をお選びいただきました。
使用材料
屋根:サーモアイSi(クールダークグレー) 外壁:スーパーセランG4(N-60)
スレート屋根の調査の様子です。屋根の塗装をご検討しているとの事で梯子を使い屋根に上がると屋根材のスレートは色褪せており塗膜が剥がれている状態でした。また、屋根材のスレートの表面はザラザラしており苔・藻・カビが発生していました。
スレートが割れている様子です。調査を続けると耐久性が低下している為、ひび割れている箇所がありました。防水性が低下し、雨水を吸収しやすくなったスレートは水分を吸収すると膨張し、乾燥すると収縮する動きが生じます。膨張や収縮を繰り返すと耐久性の低下に繋がり、ひび割れてしまいます。
外壁の調査の様子です。外壁はモルタル外壁になります。モルタル外壁は塗膜で保護されていますが、日々、紫外線や風雨等の外的影響を受けておりますので徐々に塗膜が剥がれてしまいます。塗膜が剥がれてしまうと防水性が低下してしまいますので汚れが付着したり水分を好む苔が発生していました。
汚れが付着しやすい窓の周り様子です。細長い筋のような黒ずんだ汚れの雨だれは、サッシなどに溜まった埃が雨水と共に外壁を伝い、雨だれとなって外壁に付着してしまうのです。こちらも防水性の低下が原因になり、美観を損ねるだけではなく耐久性の低下に繋がります。
調査のご報告をし目立った傷みが出る前にそろそろメンテナンスを行いたいとご検討されていましたので
屋根塗装工事と
外壁塗装工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。
使用した塗料につきましては、屋根塗装工事には日本ペイントの遮熱塗料サーモアイSi、外壁塗装工事にはダイフレックスのスーパーセランG4を使用致しました。
屋根塗装工事の費用につきましては、税込470,800円からとなります。
外壁塗装工事の費用につきましては税込657,800円から対応致しております。使用する塗料や建物の形状によりそれぞれ工事費用が異なりますので詳しくは私たち街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
屋根塗装工事、外壁塗装工事では先ず高圧洗浄の工程から開始致します。旧塗膜や汚れを除去するため高圧洗浄で丁寧且つ確実に洗い流していきます。塗装工事では高圧洗浄を行わないと新しい塗料が密着せず、塗料の耐用年数に影響してしまいます。高圧洗浄は水道水を使用致しますが、専用の高圧洗浄機を使用したしますので水圧はかなりのものになります。最大で15MPa以上の水圧をかける事が出来ますので、屋根材の傷み具合を確認しながら水圧を調整し、付着している汚れや苔を綺麗に除去していきます。洗浄作業をする際の順番としては建物の高所の屋根から行ない、屋根の洗浄が終わりましたら外壁や付帯部等の洗浄に移ります。
高所の屋根から洗浄を行い、外壁面を洗浄しながら雨樋等の付帯部の汚れも必ず除去します。外壁塗装工事を行う際には雨樋などの付帯部も塗装する事を推奨します。足場が必要な工事を同じタイミングで実施する事によりランニングコストを抑えられます。建物の高所から洗浄していきますので、洗い落とした汚れは下へと流れていきます。ベランダの床面や玄関ポーチには外壁の汚れが流れてきますので一緒に高圧洗浄で洗い流しましたら洗浄作業の工程は終了になります。
こちらが今回使用した塗料になります。屋根塗装工事につきましては、日本ペイントのサーモアイSiを使用致しました。日本ペイントの
サーモアイシリーズは遮熱機能を備えている屋根用塗料で屋根への蓄熱を抑制し、日射を反射しますので室温の上昇を防ぎ光熱費の節約にも繋がる塗料になります。色は標準色の中からクールダークグレーをお選びいただきました。
外壁塗装工事につきましては、ダイフレックスのスーパーセランG4を使用致しました。親水性の高い無機の塗膜が汚染物質を寄せ付けず雨水で汚れを落とす特性を持ち、変性無機塗料になりますので優れた耐候性が建物の美観を長期に渡り維持し保護します。色は標準色ではなく日本塗料工業会発行の色見本の中からお選びいただく事となり外壁のベースはN-60をお選びいただき、ベランダ部分につきましてはN-45をお選びいただきました。
屋根塗装工事の下塗りの工程の様子です。上塗り塗料に日本ペイント株式会社のサーモアイSiを使用致しますので、下塗り塗料は専用のサーモアイシーラーを使用致します。サーモアイシリーズの下塗りに使用する事により塗膜の日射反射率を向上させます。塗装工事は基本的に下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを行います。
下塗りの工程は塗装工事において下地と塗料を密着させるための重要な工程になります。接着剤のような役割を果たしたり塗装面の吸い込みを止めますので仕上がりを綺麗にするだけではなく、使用する塗料の耐用年数に関わる重要な工程になりますので必ず行います。下塗りの工程が完了しましたらタスペーサーを設置する工程へと移ります。
タスペーサーを設置する様子です。屋根材と屋根材が重なる部分にタスペーサーを設置していきます。タスペーサーはスレート屋根を塗装する際に必要な縁切り作業に使用される部材になります。縁切りは屋根材と屋根材の縁を切る作業を指し、塗装の際に縁切りを行わないと塗料で屋根材の重なり部分が密着してしまうため雨漏りや内部結露が発生してしまう原因になります。
タスペーサーは屋根材と屋根材の重なり部分に差し込むだけですので時間も掛からず屋根材を傷める心配がなく、雨漏りのリスクも抑えられます。タスペーサーの設置が終わりましたら中塗りの工程に移ります。
中塗りの様子です。中塗り、上塗りには日本ペイントのサーモアイSiを使用致しました。色はN様ご希望のクールダークグレーになります。サーモアイシリーズは屋根用遮熱塗料になります。遮熱機能を備えておりますので屋根への蓄熱を抑制し、日射を反射しますので室温の上昇を防ぎ光熱費の節約にも繋がる塗料になります。
上塗りの様子です。中塗りの工程が終わりましたら上塗りを行い屋根塗装工事の工程は完了になります。屋根用塗料のサーモアイSiはシリコン樹脂を使用しているため耐久性が高く、フッ素樹脂系塗料に次いで耐候性、光沢保持性に優れています。
外壁塗装工事も屋根塗装工事と同様に主に下塗り、中塗り、上塗りの3回の工程で塗装を行います。下塗りを行う前に塗料が飛散したり、跳ねたりして汚れてしまわないようにする為、マスカー(ビニールシート)等で塗料が付着してはいけない箇所に養生をしていきます。細かい隙間や境目もマスキングテープ等で塞ぎ塗料が入らないようにしていきます。養生の工程は、塗料による汚れ防止の他、仕上がりを左右する重要な工程でもあります。塗る部分と塗らない部分を明確に分ける事で作業効率も上がりますので養生を行ってから下塗りの工程に移ります。
下塗りの工程の様子です。中塗り、上塗りにダイフレックスのスーパーセランG4を使用致しますので下塗り塗料には専用のダイヤワイドシーラーを使用致します。ダイヤワイドシーラーは脆弱な下地に浸透して固定するだけではなく硬くて緻密な下地にも浸透性を発揮します。様々な既存塗料との密着性に優れた接着塗料になりますので改修下地に適した万能シーラーになります。下塗りの工程は外壁に仕上げ塗料を密着させる重要な役割を果たしますので塗りムラが無いようにしっかり確認しながらローラーや刷毛を使用し塗布していきます。下塗りの工程も養生の工程と同様に外壁塗装工事の仕上がりを左右すると言っても過言ではありませんので丁寧に作業を進めていきます。
外壁以外の付帯部と呼ばれる部分を塗装する様子です。下塗りの工程が完了しましたら霧除けや雨樋、破風板などの付帯部を塗っていきます。外壁塗装工事を行なう際には外壁以外の付帯部と呼ばれる雨樋や雨戸等も塗装する事を推奨致します。建築資材の殆どは塗膜で保護されておりますので付帯部も塗装する事により耐久性の保持に繋がり、美観の維持にも繋がります。
中塗りの様子です。下塗りの工程が終わりましたら十分に乾燥させ中塗りの工程を行います。中塗り・上塗りにて使用する塗料はダイフレックスのスーパーセランG4になります。スーパーセランG4は艶消し塗料でありながら可とう性に優れた塗膜になります。鏡面光沢度4%(メーカー基準では鏡面光沢度10%以下を艶消し塗料としています)の仕上げになりますので高級感のある仕上がりを演出します。塗料の色はN様のご希望により標準色ではなく日本塗料工業会発行の色見本の中からN-60をお選びいただきました。ベランダ部分につきましてはこちらも日本塗料工業会発行の色見本の中からN-45をお選びいただきました。
中塗りの工程も専用のローラーで塗布していき、細かい部分は刷毛を使用して丁寧に塗っていきます。モルタル外壁の表面は細かい凹凸がありますので入れ込むように丁寧にしっかりと塗っていきます。
上塗りの様子です。中塗りの工程後、仕上げ塗りの2回目の上塗りを行い塗膜を厚く強固なものにします。中塗りと同じ塗料を塗っていきますので塗りムラが無いように丁寧に仕上げていきます。塗料メーカーでは殆どの塗料の仕上げ塗りを2回行うように指定されており、スーパーセランG4もその1つです。メーカーが指定した回数を塗らないと色褪せも早くなりますし、塗料の保護機能も発揮できず耐用年数も短くなってしまいます。
最終確認が終わりましたら、お客様お立会いの元、ご一緒に確認をしていただき足場を解体して屋根塗装工事と外壁塗装工事が完了となります。ご希望の色分けもイメージ通り綺麗に仕上がりN様に大変満足していただきました。
私たち
街の外壁塗装やさんでは、無料点検にてお住まいの状態を確認して、最適な補修や塗装をご提案致します。調査・お見積は無料になりますのでお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年05月05日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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