荒川区東日暮里にて行った
外壁塗装工事の様子をご紹介致します。物件を管理しているS様より「築11年が経過した建物の外壁に苔のようなものが発生している。塗装を検討しているので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただき調査にお伺い致しました。
お問い合わせのきっかけになりました箇所にご案内していただくと塗膜が剥がれて防水性が低下しているため、雨水を吸収しやすくなっている状態ですので苔・汚れが付着していました。また、塗膜が剥がれて素地が露出している箇所もありましたので調査のご報告をし防水性や耐久性の保持のために外壁塗装工事をご提案したところ、数年後に屋根も含めた建物全体のメンテナンスを予定しており今回は外壁に苔が発生している箇所や塗膜が剥がれている箇所のみの塗装工事をご希望でしたので外壁部分塗装工事のご依頼をいただきました。
塗装工事にて使用した塗料はエスケー化研のクリーンマイルドウレタンになります。弱溶剤で構成されているため旧塗膜の種類を問わず密着性に優れた塗料になります。また、セラミック複合の特殊技術で従来にない超低汚染塗料になります。色は部分塗装工事になりますので既存の外壁の色に合わせて調色し、日本塗料工業会発行の色見本の中から22-85Aをお選びいただきました。
使用材料
エスケー化研 クリーンマイルドウレタン(22-85A)
外壁の調査の様子です。外壁材は窯業系
サイディングに金属サイディングになります。お問い合わせのきっかけになりました苔のようなものが付着している箇所にご案内していただくと窯業系サイディングに苔が発生しているのを発見しました。
サイディング外壁など建築資材の殆どは塗膜で保護されており防水性や耐久性を保持していますが、太陽光や紫外線、風雨や塵埃等の外的影響を受けて塗膜が徐々に剥がれてしまいます。塗膜が剥がれてしまうと防水性が低下し雨水を吸収しやすくなりますので水分を好む苔が発生してしまうのです。
サイディングを手で触ると若干ですが
チョーキングが確認出来ました。サイディングを保護している塗膜が剥がれてきますと劣化症状として粉状になり、直接手で触ると外壁の色が付着します。この劣化症状をチョーキング現象と呼び、塗膜が剥がれてきている事を意味しますので
塗り替えのサインになります。チョーキング現象は塗料の劣化が原因になり、塗料に含まれている合成樹脂が分解され粉状になった顔料が表面に浮き出てくるので手で触ると粉状のものが手に付着するのです。
調査を続けると塗膜が剥がれて素地が露出している箇所を発見しました。サイディング外壁は素地が露出してしまうと防水性を失ってしまいますので雨水を含んだ状態が更に長く続いてしまいます。
雨水を含んだ状態が続いてしまうと耐久性の低下に繋がりサイディング自体が傷んでしまいひび割れや欠けに繋がりますのでS様に調査のご報告をご報告をしたところ、苔が発生している箇所や素地が露出している箇所のみの塗装工事をご希望でしたので外壁部分塗装工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
外壁塗装工事の費用につきましては税込657,800円から対応致しております。使用する塗料や建物の形状によりそれぞれ工事費用が異なりますので詳しくは私たち街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
施工の様子です。先ず該当箇所を塗装する前に
下地調整のケレン作業を行います。ケレン作業を行わずに塗膜が剥がれている箇所の上や苔が発生している箇所の上から新しく塗装を行ってしまうと元々剥がれている塗膜と一緒に新しく塗った塗装が剥がれてしまいますので必ず行う工程になります。
ナイロンタワシ等を使用し、既存の剥がれている塗膜や苔を落とす下地調整のケレン作業をする事で新しく塗装する塗料の付着が良くなります。塗装の持ちも長くなりますので塗装工事において重要な工程になります。
下塗りの工程の様子です。中塗り・上塗りにクリーンマイルドウレタンを使用致しますので下塗りの塗料には水性ソフトサーフを使用致しました。水性ソフトサーフは微弾性になりますので優れた防水性を発揮します。
下塗りの工程は外壁に仕上げ塗料を密着させる重要な役割を果たしますので塗りムラが無いようにしっかり確認しながら塗布していきます。下塗りの工程が終わりましたら十分に乾燥させて中塗りの工程に移ります。
中塗りの様子です。今回、中塗り・上塗りで使用した塗料はエスケー化研のクリーンマイルドウレタンになります。色は部分塗装になりますので既存の色に合わせるため調色し、日本塗料工業会発行の色見本の中から22-85Aをお選びいただきました。
クリーンマイルドウレタンは弱溶剤で構成されているため旧塗膜の種類を問わず密着性に優れた塗料になります。また、セラミック複合の特殊技術で従来にない超低汚染塗料になります。
上塗りの様子です。中塗りの工程が終わりましたら、しっかりと乾燥させて上塗りの工程に移ります。
仕上げ塗りの2回目の上塗りを行い塗膜を厚く強固なものにします。中塗りと同じ塗料を塗っていきますので塗りムラが無いように丁寧に仕上げていきます。上塗りの仕上げ塗料もクリーンマイルドウレタンを使用致します。
塗料メーカーでは殆どの塗料の仕上げ塗りを2回行うように指定されており、クリーンマイルドウレタンもその1つです。 メーカーが指定した回数を塗らないと色褪せも早くなりますし、塗料の保護機能も発揮できず耐用年数も短くなってしまいます。ローラーで塗れない細かい部分は刷毛を使用して塗布して仕上げていきます。
上塗りの工程が終わりましたら、塗り残しやムラが無いかタッチアップをを行いながら最終確認を行い、お客様お立会いの元、工事完了の確認を行いましたら工事が完了となります。塗膜が剥がれて素地が露出し、苔が発生しておりましたがサイディングの耐久性の低下を抑え美観も維持できるという事で大変満足していただけました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、無料点検にてお住まいの状態を確認して最適なメンテナンスをご提案致します。調査・お見積りは無料になりますのでお気軽にお問い合わせください。
外壁の部分塗装工事を施工させていただいてから約1年が経過致しましたので定期点検(1年点検)にお伺いさせていただきました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、施工保証の保証年数に応じて定期点検にお伺いさせていただいております。
塗装工事の定期点検は、塗膜の剥がれや膨れが発生していないかを点検します。
塗装工事では下地の調整や下塗りの工程に不備があると工事完了後に塗膜が剥がれたり膨れてしまう事がありますが、丁寧且つ確実に施工した事により不具合は無く塗料の艶もしっかりと維持されており問題の無い状態でした。
S様に点検のご報告をし、特に問題は無かったことをお伝えし定期点検は終了となります。
次回の点検は、隔年点検の3年点検になり2年後の点検になります。
安心のアフターメンテナンス体制で今後も責任を持ってしっかりとサポート致しますので引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
記事内に記載されている金額は2024年05月03日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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