調布市深大寺北町でシール工事をおこないまいした。
築8年程の建物ですが、サイディング張り外壁の目地のシールが劣化していてボロボロな状態になっていました。新築時には、サイディングを張ってから最後に目地のコーキングを打って仕上がりになります。そのため、常に目地のコーキングは剥き出しの状態になり、風雨や紫外線に晒されてしまうのでサイディングよりも劣化の進行が早くなります。
サイディングの目地は、コーキングを打つ事によって雨水の浸入を防ぎ建物が動いた時の緩衝材の役割を持っています。劣化しても直接的に雨漏りに繋がりませんが、サイディングが雨水を吸い込んでしまい劣化の進行が進んでしまいます。
その為定期的に目地のコーキングを新しく打ち直す必要があるのですが、今回使用したのは耐久性が高いコーキング材です。オート化学工業のオートンイクシードというコーキングで、露出した状態でも20年以上弾力性を保つことが出来ますので、塗装で保護しなくても硬くなってしまう心配が殆どありません。
サイディングの目地は動きの大きなワーキングジョイントといい、左右のサイディングにのみ接着する様に2面接着で施工します。古いコーキングを撤去していくとコーキングが接着しない様にするボンドブレーカーというブルーのテープが見えます。これがある事で左右にのみ接着するので動きに追従する事が可能になります。
その他、サッシ回りやのの木との取り合い部分にもコーキングを打ちましたので、暫くコーキング部分のメンテナンスが必要無くなります。塗装工事をおこなう際にコーキング工事も行いますが、次回外壁塗装工事をおこなう際にはコーキングは手をかける必要が無くなります。
私たち街の外壁塗装やさんでは、現地調査から工事まで丁寧に作業をおこなわせていただいておりますので、建物に関してお困りの場合は0120-948-355までお気軽にお問合せください。
現地調査です。
サイディングの目地に打ってあるシール部分が劣化していてる状態です。ヒビ割れしていて下地が見えています。サイディングの目地は雨水の浸入を防ぎ建物が動いた時の緩衝材の役割を持っています。
建物が動いた時にサイディング同士がぴったりとくっついている状態ですと、力の逃げ道が無くなり割れたり剥がしてしまう事になりますので、隙間を空けてサイディングを張っていきます。その隙間にコーキングを打っているのですが、最後にコーキングを打って仕上げますので常に風雨や紫外線に晒されてしまいます。サイディングよりも劣化が早くなってしまいますので、今回の様にひび割れたり剥がれたりしてしまう事になります。築年数が浅い為サイディング自体の劣化は有りませんので、今回は
コーキング打ち換え工事のみをおこないます。
サイディングはそのままですので、コーキングの色合わせをおこないます。表面部分は経年劣化によって色が変わっている状態ですので、端の方をカットして奥の方の色が変わっていない部分を露出させます。色見本と併せて既存のコーキングの色を確認して新しいコーキングの色を決定しました。
準備が整いましたので作業開始します。古いコーキングを撤去するのですが、その前に浮いてしまったサイディングにビスを打って固定します。固定した部分にもコーキングを打っていきます。
古いコーキングはサイディングとの取り合い部分にカッターを入れて切り離していきます。
劣化しているので途中で切れてしまいますが、残らない様に丁寧に除去していきます。古いコーキングを撤去した際には奥の部分が硬化不良を起こしている事がありますが、今回はその様な事もなくしっかりとコーキングが固まっていましたが厚みが殆ど確保できていない部分もあり、そこの劣化が結構酷くなっている状態でした。
サイディングのジョイント部分のコーキング撤去が完了しました。撤去した奥はブルーの色が見えます。これはボンドブレーカーと言ってコーキングが付着しない様にテープが貼ってあります。サイディングの目地は動きが大きいワーキングジョイントと言います。ワーキングジョイント部分は動く部分の為、2面接着で施工していきます。左右のサイディング部分にのみコーキングが付着する様にするために奥の部分はボンドブレーカーによってコーキングが付着しない様にしてあります。
新しく使用するのはオート化学工業の
オートンイクシードです。
コーキングの上に塗装する訳ではありませんので新築時の様にコーキングが先に劣化しない様に耐久性の高い材料を使用する必要があります。オートンイクシードは、露出した状態でも弾力性を保つことができ、20年以上も持つコーキング材です。今回の様な露出した仕上がりの状況には最適なコーキング材です。オートンイクシードでのコーキング工事は1m当たり1,100円から承っております。目地の長さや増し打ち部分では金額が変わりますので、まずはお気軽にお問合せください。
コーキングを打つ際には必ずプライマーを塗布します。プライマーによって密着性を高める事が出来ますので、プライマーを塗布した場合としない場合では耐久性に大きな差が出てしまいます。プライマーには塗布した後にオープンタイムという時間を設ける必要がありますので、しっかりとした時間を設けてからコーキングを打っていきます。
目地部分にコーキングを充填していきます。綺麗にラインが出せる様にマスキングテープを貼ってはみ出した分で回りが汚れない様にしてから施工していきます。
コーキングを充填した後はしっかりと隙間に埋まる様に上から押さえます。その時には空気が入らない様に押し出す様にして押さえていくのですが、凹凸の大きなサイディングに併せてシールを打つ事で仕上がりが綺麗になります。
目地のコーキング以外にも打つ部分があります。フードの回りや換気キャップなどの回りにもコーキングが打ってありますので、その部分も今回の工事で一緒におこなっていきます。
目地のコーキング工事も問題なく完成しました。
色合わせした事で違和感なく納まりました。若干濃いめの色にすることで目地部分が浮いてしまう事も有りませんので、問題なく仕上がっています。厚みも確保しておりますので、今までの様に目地のコーキング部分が劣化してしまう心配もありません。
サイディングの継ぎ目やビスでの補強部分にもオートンイクシードを打っておりますので、露出した仕上がりでも耐久性を確保でき弾力性を長く保ってくれます。数年後には外壁の塗装工事をおこなう事になりますが、その際にはコーキングの工事をおこなう必要はありません。
私たち街の外壁塗装やさんでは、点検・お見積もりを無料で対応しております。お住まいの事でお悩みやお困りのことがございましたら、お気軽にお問合せいただけますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2023年06月02日時点での費用となります。
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