東村山市恩多町にお住いのお客様より屋根の工事のご相談をいただいたことが工事のきっかけになりました。
屋根の工事を行う際はほとんどの場合足場の架設が必要になります。一般的な戸建て住宅で足場を組むとなると約20万円ほどの費用がかかりますので足場を使って他の工事も行ってあげるのが節約にもなります。
今回は屋根のカバー工事とともに外壁塗装工事のご用命もいただきました。既存の外壁材はモルタル外壁でしたので日本ペイントのパーフェクトトップを使用して塗装させていただきました。
パーフェクトトップは一度は耳にしたことがあるような非常にメジャーな塗料で高い耐久性と価格面から非常にコストパフォーマンスの良い塗料になっております。
使用する塗料によっては金額等は変わってまいりますので詳しくはお問い合わせください。
使用材料
日本ペイント パーフェクトトップ(ND-342 5分艶)
東村山市恩多町にお住いのお客様よりお問い合わせいただき、外壁塗装のご用命をいただきましたので工事の様子のご紹介をいたします。
既存の外壁材は
モルタル外壁で新築時に費用をかけて塗装されたそうで綺麗な状態ではありましたが、ところどころ外壁の汚れやクラックが生じている状態でした。
雨樋は銅製でしたので今回は塗装無しになりましたが軒天などは塗装することになりました。
軒の出が非常に大きなお家でしたのでしっかりと外壁も汚れが少なかったのかもしれませんね。軒の出が大きいと雨が外壁にかかりにくくなりますので汚れもつきにくくなります。
一部お客様の方で塗装された部分がありましたが今回全体の塗装を行いますので綺麗に合わせていきましょう。
外壁塗装工事は選べる塗装プランとして
税込657,800円から承っております(総2階25坪まで、シリコン系塗料使用の場合)。既存の外壁材や使用する塗料によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
お色選びの段階で塗装後のイメージをもっていただくためにカラーシュミレーションの作成をさせていただきました。あくまでも画面上のイメージにはなりますが、完成後の雰囲気はつかめると思います。ご希望の場合はお申し付けください。
使用した塗料のご紹介をいたします。まずは外壁メインの塗装に使用した塗料です。メインの塗料は
日本ペイントのパーフェクトトップです。パーフェクトトップはラジカル制御型の塗料でコストパフォーマンスに優れた塗料になります。昨年塗料缶のデザインが変更されましたが、今回は艶を5分艶にしておりますので通常のものとデザインが異なっております。
下屋根シングル材の塗装も行いました。下塗りは水性シングルサーフ、上塗りは水性ヤネフレッシュを使用いたしました。屋根の塗料は基本的に調色対応ができないものが多いです。外壁に比べて過酷な環境下に置かれますので性能に重きが置かれます。そのためメーカーの方であらかじめ準備のある色でのご提案になります事あらかじめお含みおきいただけますと幸いです。
塗装を行う前に下準備を行っていきます。まずは高圧洗浄です。既存の汚れを落として塗料の吸着を良くすることができます。汚れや旧塗膜が残ってしまっていると新しく重ねた塗膜が浮いてしまい剥がれの原因になってしまいます。屋根や外壁塗装を行う際は必ず高圧洗浄をかけましょう。
洗浄が完了いたしました。高圧洗浄は雨の日でも行える数少ない工程になります。天気予報を確認しつつ、洗浄の日程を組ませていただくこともございます。
また、高圧洗浄の際は窓などの施錠までご協力いただけると大変助かります。鍵を閉めずに洗浄してしまうと内部に汚水が吹きこむ恐れがあるからです。
下地の補修も行っていきます。一部モルタルが剥がれ落ちてしまっている箇所がございましたので補修を行いました。この時に外壁に構造クラックなどがあれば併せて補修を行います。
補修が完了しましたので窓廻りの養生を行いまして下準備完了になります。養生もしっかりと行い塗料のだれなどを防ぎます。
それではいよいよ外壁塗装工事開始になります。まずは下塗りです。今回は弾性フィラーを使用して下塗りを行っていきます。
下塗り材も種類があり、外壁材や目的に応じて変えていきます。モルタル外壁の場合はクラックの発生を抑制するためにフィラー系を使用することがほとんどです。窯業系サイディング等はシーラー系の下塗り材が使用されます。下塗りは塗料の吸着を助けるほか、下地が塗料を吸い込むのを防ぐ働きもします。
下塗り作業完了になります。下塗り材の多くは白色か無色透明のものになります。フィラー系の多くは白色なので塗り残しがないか確認しやすくて助かりますね。
下塗り作業の次は中塗り作業になります。中塗り作業から仕上げ材を使用して塗装していきます。中塗り、上塗りは同じ塗料を使用しますが、それぞれで発色の仕方が異なります。上塗り作業の時の方がより濃い色になります。塗装の段階によって見た目が違いますので面白いです。
本体の塗装が終了しましたので付帯部の塗装に移っていきます。付帯部は鉄部、雨樋、軒天などが該当します。今回は雨樋が銅製でしたので塗装はいたしません。基本的にアルミ、ステンレス、銅などは塗装すると塗膜が定着せずすぐに浮いてきてしまうので塗装はお勧めできません。どうしてもという事であれば塗装できなくはないのですが、剥がれる前提の工事になってしまいますのでそれであれば最初から塗装しない方が良いと思います。
付帯部はケレン作業で既存のサビなどを落とした後に塗装を行います。特に鉄部は錆をしっかりと落としてから塗装するようにしましょう。
鉄部下塗りはハイポンファインプライマーⅡという錆止め入りのものを使用しました。錆止めが入っているので新規の錆の発生を抑制し長持ちさせてくれます。
バルコニー下や鉄扉といった鉄部ももれなく塗装していきましょう。
下塗りが終わったら外壁と同様中塗り、上塗りを重ねて完了です。
塗装前は色が褪せてきておりましたが塗装後は綺麗に仕上がりました。
鉄扉もこの通りです。色は今回外壁と合わせて塗装いたしました。付帯部のお色は外壁と同色でなくても大丈夫ですのでご希望ある場合はお伝えください。
軒天の塗装です。軒天は地面に対して並行なので湿気の影響を受けやすい部分になります。湿気の多い箇所にはかびが繁殖しますので軒天塗装に使用する塗料は防カビ材の入った水性ケンエースを使用しました。ケンエースは溶剤系のものと水性のものと別れており、溶剤系のものは匂いが強いので今回は水性のものを使用いたしました。
大屋根はカバー工事しましたが、下屋根の一部は塗装することになりましたので塗っていきます。既存の屋根材がアスファルトシングルでしたのでシングル用の下塗り材を入れて中塗り上塗りで仕上げました。
発色の良いグリーンに仕上がっております。
最後に養生バラして最終確認を行い作業完了になります。
全体的に汚れなどは少なかったのでそれほど変化がみられませんが、しっかり見ると綺麗になったことが分かります。お色選びで既存色合わせが一番難しいのですが、ビフォーアフターで変化が分かりにくいというのはむしろ近い色に出来たという事ですので良かったです。
工事全体が完了いたしました。街の外壁塗装やさんでは施工内容に応じて施工保証をお付しております。工事後も安心していただけるようにアフター対応もばっちり行っておりますので安心してお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2023年10月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。