そろそろ塗り替えをした方が良いと思うので、一度診断してほしい!とお問い合わせ頂きました!
現地に伺うとサイディング張りの外壁で、触ると白い粉が付くチョーキング現象が起きていたり、コーキングが全体的に割れていたりなどしていたので塗り替えをご提案させて頂きました!
使用材料
外壁塗料メーカー:アステックペイント 使用材料:フッソREVO1000ーIR 屋根塗料メーカー:アステックペイント 使用材料:スーパーシャネツサーモF
手で撫でると白い粉が付くチョーキング現象が起きていました。この様になると塗り替えのサインになります。
コーキングは全体的に割れが多く見えました。コーキングが割れても直ぐに雨漏れする心配はないのですが、サイディングの断面から水を吸って基材を傷めてしまいます。
サイディング水分含有率を測りました。20%〜30%が塗り替えのタイミングで30%〜40%は少し水分が多いので早めに塗り替えをしないといけないサインです。
写真の場所が一番少ない場所で29.4%ですが、全体的に平均35%辺りでした。お客様にも一緒に見てもらいながら説明すると『本当だ!普通に住んでたら気付かない』と驚いていました。
サイディング表面を顕微鏡で見ました。パッと見はそんな傷みは見えないのですが、顕微鏡で見ると表面が細かく欠けています。
既存のコーキングは全てカッター・ペンチ等で撤去していきます!
窓周りは構わずにカッターを入れてしまうと、中の防水シートを切ってしまい雨漏れの原因になってしまうので、撤去のやり方を少し工夫して取っています!
最近の業者さんは『窓周りは雨漏れの原因になるから撤去はせずに増し打ちで行います!』と説明してる所が多いみたいですが、増し打ちは古いコーキングの上に新しいのを薄く付けるだけなので絶対ダメです❌
サイディング目地は接着する面が両脇の2面でないといけせん。建物は動くのでコーキング引っ張られて割れない様に両脇2面のみの接着です!
突き当たり部には接着しない様にボンドブレーカー(三面接着防止テープ)を貼ります。
サイディングとコーキングの密着を高める為にプライマーを塗っていきます。
高圧洗浄!屋根は建物の中でも一番汚れているので、しっかりと落としていきます。
棟板金の釘は築10年超えてくると抜けかけてきます。ただ塗るだけではなく、塗装前に全て打ち直しするのがメンテナンスの重要性です!
棟板金のケレン作業です。ホコリや旧塗膜をペーパー等で落としていきます。
錆止めを塗っていきます。入間店では耐候性のある2液型の塗料を使用しています。
下塗りを塗っていきます。乾燥させた後にタスペーサーを差し込んでいきます。
タスペーサーとは屋根材の重なり部が塗料で埋まらない様に縁切りする目的です。万が一塗料で埋まってしまうと雨漏れを引き起こすリスクが高くなります。
中塗りを塗っていきます。色を塗ると屋根材の細かいヒビ割れが見える様になってくるので、ヒビ割れ補修(写真の右側に見える白い線状のもの)を行ってから上塗りを塗りました。
外壁の洗浄を行います。屋根同様しっかり汚れを落としていきます。翌日、未塗装部分(窓・床等)の養生をしていきます。
下塗りを塗って一日乾燥日を設けた後、中塗りを塗っていきます。色がガラッと変わりましたね!
上塗りを塗っていきます。外壁は計3回塗りになります!
軒天も壁同様洗浄後、中塗りを塗っていきます。
軒天も白から黒系に!
上塗りを塗っていきます。軒天は溶剤塗料を使用しているので計2回塗りです。状態や仕様によっては3回塗りになります。
ケレン作業をしてホコリ等をとりのそいいきます。
中塗りを塗っていきます。
上塗りを塗って仕上げていきます。
破風板・雨樋塗装工程終了です!最高の仕上がりです⭐︎
板金部はケレン作業を行い、錆止めを塗っていきます。
霧除け板金塗装工程終了です!最高の仕上がりです⭐︎
ベランダ床も高圧洗浄を行っていきます。埃が溜まる場所なので結構汚れていますね。乾燥後、電動サンダーで表面を削るケレン作業をしていきます。
掃き掃除を行い、アセトンシンナーで床全面を拭き取ります。ベランダ床はFRP防水層なのですが、表面に油分がある為、シンナーで取り除いて塗料の密着を良くします。
ベランダ床保護塗装工程終了です!最高の仕上がりです⭐︎
今回弊社を選んで頂きありがとうございました!
また一年点検でお伺いさせて頂きます!
記事内に記載されている金額は2024年03月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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