
元請け様から、夏季に倉庫内が高温になり危険物の保管環境として不安があるとお話しいただきました。折半屋根は特に熱を溜め込みやすく、屋内温度の上昇につながるため、遮熱塗料による改善をご希望された背景があります。
また、長年の使用で床面の汚れや摩耗が進んでいたようで、作業時の安全性を考え塗床で整えたいという意向を伺いました。設備の性質上、安心して管理できる空間にしたいという想いが強く伝わってきました。
三重県津市にある工場の危険物倉庫にて、折半屋根の遮熱塗装と倉庫内の塗床工事をご依頼いただきました。
近年の厳しい暑さにより、倉庫内の温度上昇を抑えたいというご相談で、併せて床面の美観と安全性も向上させたいとのご要望でした。温度対策と作業環境の改善を同時に図れる工事であり、効果を実感しやすい点がポイントです。

倉庫内の床面はコンクリートが全体的に黒ずみ、油汚れのような跡が点在していました。経年で表面の目荒れが進んでいました。
塗床工事を行うことで、見た目だけでなく安全性と清掃性の向上が期待できる状態です。

折半屋根は全体的に明るいグレー系で、既存の塗装はまだ残っているものの、表面の細かな汚れや薄いムラが見られました。
屋根の形状上、溝部分が特に熱をためやすく、遮熱効果を高めるためには丁寧な下地処理と均一な塗布が重要です。固定ボルト周りもチェックし、塗料がしっかり密着する状態か確認しました。

別角度からの調査では、日差しを受けている部分の温度が高く、金属特有の熱さが伝わってきました。
周囲の環境も見渡すと日陰が少なく、直射日光を受けやすい立地であることが分かります。このような環境では、
遮熱塗料の効果がより発揮されやすいため、施工する意義は十分にあると確信しました。

倉庫の一角にはドラム缶や薬品容器が整然と並べられており、日常的に使用されている様子がよく分かりました。
床面には軽微な摩耗跡が広がり、部分的に使い込みの差が出ています。こうした使用環境でも耐久性を保てる塗床材を選定する必要があります。

まずは屋根全体に下塗り材のエポキシプライマーを均一に塗布する工程から開始しました。
金属屋根では下塗りの良し悪しが耐久性に直結するため、ローラーの動きを細かく調整し、溝の奥までしっかり塗り込んでいきます。固定ボルト周辺も塗り残しが出ないよう慎重に作業しました。

床面にはプライマーを塗布し、塗床材がしっかり密着するよう下地を整えました。広い面積を均等に仕上げるため、長柄ローラーを使いムラのないよう進めます。1回目の塗布で床の吸い込みが多く、もう一度プライマーをぬりました。

遮熱塗料の色は白色です。中塗りと上塗り材は同色同材をぬります。塗料が均一に広がるよう進めています。
表面温度の上昇を抑えるため、
高反射率のある塗料を選んだことがポイントです。均一な光沢が出て、下塗りとの密着も良好でした。

上塗り作業になると、屋根全体がさらに滑らかに整い、光の反射も明るく感じられるようになりました。細部まで仕上げるために、溝のラインを目視で確認しながら慎重に塗り重ねています。
上塗りが完了した時点で、施工前とは比較にならないほど清潔感が増し、遮熱効果も大きく期待できる仕上がりになりました。

床面には、耐久性に優れた塗床材を流し込み、全面に広がるよう丁寧に鏝で仕上げました。液状の塗料がゆっくりと広がり、鏡のような美しい光沢が生まれました。
施工途中でも職人が厚みを均等に保つため、流れ具合を慎重に確認しています。
今回の工事では、折半屋根の遮熱塗装と倉庫内の塗床施工を行い、環境改善に大きく役立つ仕上がりとなりました。屋根の遮熱効果により、倉庫内の温度上昇が抑えられることが期待でき、お客様も安心感を持って保管作業ができる環境が整いました。
床面についても美観と安全性が高まり、より使いやすい空間に生まれ変わっています。同じようなお悩みをお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2026年03月24日時点での費用となります。
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