柏市豊住で
外壁塗装工事を施工させて頂きました。工事のきっかけは屋根の漆喰工事を行うに当たり足場架設の必要性から、この際その足場を流用して外壁塗装工事も併せて行い、お住まいのメンテナンスをコスト面等含め、様々な観点から効率的に実施していきたいとのご判断から今回の施工に至りました。
この様に屋根工事等から、それ以外の部分のお手入れを一時にされる事は、最終的にはコストの面からも効率的なメンテナンスとなります。今回はその外壁塗装工事の方をご紹介させて頂きます。
使用材料
日本ペイント パーフェクトトップ 37-90D
先ずは
現地調査にお伺い致しましたが、先にもご紹介した通り当初は屋根のメンテナンスのご相談でした。瓦屋根のお住まいですので、棟瓦の漆喰を定期的にメンテナンスする必要性があります。今回もその棟瓦の部分について一度撤去し、再構築する棟瓦の取り直し工事を施工する事となりました。それに加えて足場が掛かる事に成るのであれば、折角の機会となるので
外壁塗装についても考えたいとの意向を承りました。
外壁自体は過去に塗装を施工されている事からも著しい劣化症状は見受けられませんでした。しかし表面の塗膜が徐々に劣化している様子は窺え、色褪せや変色、更には部分的に構造物を撤去した箇所が補修されている形跡が見受けられました。
劣化症状が著しかった箇所としては木部が挙げられます。木部の方は塗膜が劣化してだいぶ経過している模様で、各所に割れや腐蝕の手前の状況まで進行している箇所も見られました。総合的な観点から今回、屋根工事と共に外壁その他付帯部塗装を行う事でお話を頂き、施工を進めて行く事となりました。
工事は足場架設からスタートします。前週の足場組みを行って、先ずは屋根の棟、漆喰工事の方から始まります。その屋根工事を終えたタイミングで塗装部隊が乗り込んで、塗装工程へと作業は引き継がれて行きました。
塗装工程の第一弾は高圧洗浄です。外壁に付着した汚れや剥離している部分を圧力を掛けた水流で洗い流していきます。外壁は元より、一部腐蝕の見られた木部等も含めて、建物全体を徹底的に洗浄して参ります。
高圧洗浄後、クラック発生箇所や不良部の補修作業となります。激しいひび割れは見られませんでしたが、やはり年数の経過から来る細かいひび割れは所どころで発生しています。シーリング等を使用して不良部の補修を行い次の塗装工程の準備、下地処理調整作業を進めて行きました。
そしていよいよ塗りの工程です。先ずは下塗り材の塗布工程から始まりです。今回使用する
日本ペイントのパーフェクトトップは、こちらのお宅の様なモルタル下地の場合、下塗り材はパーフェクトフィラーになります。この白色の塗料が下塗り材のパーフェクトフィラーです。
下塗り完了後、主剤塗料のパーフェクトトップの塗布工程です。主剤塗料の1回目の塗布が中塗り、更にもう一度重ねて塗る作業が上塗り工程となります。この主剤塗料を2回重ねて塗布していく事で、艶感のあるきちんとした撥水性を保持する塗装の完成となります。
これまで既存の色は一般的な白系の外壁でした。塗装施工に当たり、やはり折角の機会となるので、ガラッとイメージを変えたいとのご要望を頂きました。そこで今回、薄緑色を選ばれこの色を塗装しております。非常に爽やかか且つ優しい印象のある色味です。ちなみに色番号は37-90Dとなります。
同時進行で塗装出来る箇所は作業の方を進めております。こちらは木製の玄関扉と軒天の化粧ベニヤになります。前回の塗装においてクリヤーによる塗装をされていたので、今回もそれを踏襲しこちらの木製扉と化粧ベニヤは風合いを損なわない様クリヤー塗装を行って参ります。
クリヤー塗装の仕上がりはこの様な雰囲気となります。クリヤー塗膜の形成により風合いを残しつつ、心なしか重厚感の増した仕上がりになった印象です。
更に外壁を終えて木鉄部を中心としたその他の付帯部の塗装です。鉄部はしっかりとケレンで錆びを落とし、錆止め塗料を塗布致します。それに主剤塗料を2回重ねて塗装していく事は外壁と塗装と同様の手順となります。
面格子、破風板、幕板等木部の塗装作業ですケレン下処理からこの焦げ茶色の弱溶剤塗料、ファインシリコンフレッシュを使用して仕上げて参りました。
工事の完了です。木鉄部と外壁のバランスも良く綺麗に仕上がりました。やはり付帯部に焦げ茶色が入ると、これは私個人的な意見ですが、ある意味重厚感を感じられる仕上がりに映ります。
玄関上部の外壁の薄緑色、クリヤー部分、木部の焦げ茶色と、こちらもバランスよく風合いもしっかり残ってこの様な形に仕上げることが出来ました。
足場も撤去して無事お客様へのお引き渡しとなりました。イメージも変わり、それでいて和風住宅の良さも残している仕上がりで、お客様にも大変気に入って頂けました。私たち街の外壁塗装やさんでは、外壁塗装、屋根塗装を始めとして、様々な塗装工事をお客様のご要望にお応えする事を第一に掲げ、日々取り組ませて頂いております。尚今回実施した様な
外壁塗装工事の費用の目安はこちらを参考にして下さい。引き続き
新型コロナウイルス対策も採りつつ業務に携わらせて頂きますので、皆様もお気軽にご相談、お声掛け頂けますと幸いです。
今回、
アフターメンテンナスに伴う工事後点検にお伺いさせて頂きました。近隣で工事を行っていた事も有り、丁度この機会にと言う事でご訪問させて頂いた次第です。こちらのお宅は施工前付帯部等を中心に劣化している箇所も有りましたので、塗装の方がしっかりと維持されているかどうかの確認となります。
雨樋や、格子等の付帯部の方も劣化症状はだいぶ解消されて、不具合も見受けられず塗料の密着も損なわれておりません。勿論
外壁塗装の方も点検を行いましたが色合いも保たれており、こちらの方も問題ない様子です。
今回施工に当たり、外壁は
パーフェクトトップを使用致しましたが、付帯部塗装は別の塗料を使用しております。それぞれ外壁の塗料はパーフェクトトップ、付帯部塗装はファインシリコンフレッシュ、いずれも日本ペイントの塗料です。大きな違いは外壁のパーフェクトトップは水性塗料、付帯部のファインシリコンフレッシュは弱溶剤塗料と言う事です。要は外壁については耐久性と共に透湿性を重視した塗料選択となり、付帯部は耐久性に特化した塗料選択と言えます。通常の外壁及び付帯部塗装についてはこのバージョンでの施工が一般的です。
無事、工事後点検の方も終了です。私たち街の外壁塗装やさんでは、この様に調査からご提案と実施工、更にその後のメンテナンスに至るまで、一貫したご対応をさせて頂いております。これからも引き続きお客様の声を大事に取り組ませて頂きます。
記事内に記載されている金額は2023年02月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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