稲敷市、築29年のお宅です。
隣のお宅の塗装工事をご覧になったお客様。きちんと仕事をする職人だと見ていて下さり、弊社にお問い合わせいただきました。
ビフォーアフター
工事基本情報
お客様からご依頼がありましたら、まずは現地調査に伺います。
現状を把握して報告書をまとめ、お客様のご要望をお聞きしながらプランニングしていきます。
現地調査
長年蓄積された汚れや、経年劣化による塗膜の劣化も見られます。
屋根も劣化が見られました。
下屋根部分の棟板金はかなり傷んでおり、雨漏りの原因になっていました。
付帯部も色褪せが目立っています。
1階屋根の天井に、雨漏りのシミが確認できました。原因になっていた屋根の棟板金の交換をお勧めしました。
足場設置
まずは、足場を設置することから始まります。
足場があることにより、作業の安定性や安全性が高まり、効率よく作業できます。
塗料の飛散防止にネットを張りますが、風が強い日などにはまとめておきます。
高圧洗浄工事
長年蓄積された汚れや古い塗膜などを、高圧洗浄機を使用して洗い流していきます。
高所での作業になりますので、バランスを崩さないように気を付けながら施工していきます。
軒天部分の洗浄の様子です。
細かなところまで、しっかりと洗浄します。
外壁の洗浄の様子です。
こびりついていたカビやコケなどもすっきりきれいに落とします。
霧除け部分です。かなり汚れています。
高圧洗浄機の威力がお分かりいただけると思います。
破風板修繕工事
塗装工事に入る前に、傷んでいる箇所を補修していきます。
破風板が傷み隙間が開いていたり、反り返ってしまっています。
まずは、開いている隙間を補修材で埋めていきます。
ここから雨水が入ってしまうと雨漏りに繋がりかねませんので、しっかりと補修します。
養生テープでしっかりと固定します。
補修材が固まるまで、しっかりと乾燥させます。
補修した個所をさらに板金で覆っていきます。
板金の継ぎ目部分にシーリング材を打ち込み、隙間を埋めていきます。
ヘラでシーリング材を押し込み、表面を均していきます。
養生テープを剥がし、しっかりと乾燥させ、補修工事の完了です。
棟板金交換工事
雨漏りの原因となっていた屋根の棟板金です。
板金を剥がしますと、貫板がかなり傷んでいました。
屋根を傷つけないように、丁寧に撤去します。
新しい貫板を設置し、しっかりと固定します。
新しい板金を設置して、棟板金交換工事の完了です。
養生工事
塗装しない箇所、塗料がかかってはいけない箇所をしっかりと保護していきます。
エアコンの室外機等、外回りの設備も養生します。
軒天の様子です。
窓周りの様子です。
雨戸の養生です。
玄関回り、足場も養生・保護していきます。
シーリング打ち替え工事
シーリングとは、外壁の隙間を埋めるものです。水や汚れの侵入を防いだり、建物の揺れで外壁にヒビが入らないように衝撃を吸収してくれる役割があります。
ゴム状のものですので、劣化しやすい箇所でもあります。
壁を傷つけないように気を付けて、カッター等で切れ目を入れていきます。
古いシーリング材を引っ張り取り除いていきます。
取り除いた後は、シーリングのカスや汚れなどが残らないようにきれいにします。
取り除いたシーリング材は、そのままにせず一か所にまとめておき、常に現場をきれいにするように心がけています。
接着剤の役割を持つ、プライマーを塗布していきます。
シーリング材を空洞が出来ないように打ち込んでいきます。
押し込むように、ヘラで押さえながら表面を均していきます。
シーリングの打ち替え工事が完了しました。
シーリング打ち増し工事
窓枠部分には、打ち増し工事を行います。
きれいに仕上がるように養生をして、プライマーを塗布していきます。
シーリング材を打ち込んでいきます。
表面を均していきます。
決まった時間乾燥させて、シーリング打ち増し工事の完了です。
屋根塗装工事
屋根は、サーモテックシーラーで下塗りを行いました。
塗り残しの無いように丁寧に施工していきます。
タスペーサーを挿入し、縁切りしていきます。
屋根材と屋根材の間には、雨水を流したり、湿気がこもらないように元々隙間が空いています。塗装でその隙間が埋まってしまわないように、縁切りする必要があります。
屋根が傷んでいましたので、下塗りを2回行いました。傷んだ屋根材は塗料の吸い込みが多いので、一度目でしっかり吸い込ませて屋根材を補強させ、2回目で上塗り塗料との密着性を高める役割を発揮してくれます。
塗りムラや塗り残しの無いように気を付けて施工いたしました。
スーパーシャネツサーモsiで中塗りを行います。
長期間美観を保持してくれ、さらに耐候性・遮熱性の高い塗料です。
中塗りが完了しました。
同じ塗料を使用して上塗りを行います。
遮熱性の高い屋根になり、省エネ効果が期待できます。
軒天塗装工事
軒天に適した、防カビ・防藻効果の高いマルチエースで塗装します。
直射日光が当たらないため、湿気がこもりやすくなります。
塗り残しの無いように施工していきます。
同じ塗料を2回塗ることにより、塗膜の厚みを出し塗料の性能を発揮できる状態にしていきます。
軒天の塗装が完了しました。
破風板塗装工事
ケレンたわし等で、汚れや古い塗膜などをしっかりと擦り落としていきます。また、細かなキズを付け、塗料の密着を良くしていきます。
汚れに強く、美しさが長持ちする塗料、フッ素UVコート使用して塗装していきます。
1回目が完了しました。
同じ塗料を使用してもう一度塗布していきます。
塗膜の厚みが出て、艶やかな仕上がりになりました。
雨樋塗装工事
雨樋も、ケレンをしっかりと行っていきます。
この作業を怠りますと、早期の剥がれに繋がってしまいます。
フッ素UVコートで上塗り1回目を行います。
1回目の塗装が完了しました。
同じ塗料で、2回目の塗装を行います。
雨樋の塗装が完了しました。
外壁塗装工事
エポパワーシーラーという、密着性の高い塗料で下塗りを行います。
下塗りの完了です。
超低汚染リファインSi-IRで、中塗りを行います。
超低汚染性・高耐候性・遮熱性を兼ね備えた塗料です。
同じ塗料を使用して上塗りを行います。
美しさが長持ちする、遮熱性の高い外壁になりました。
塗装後、キズや塗り残しなどがないかチェックして、タッチアップを行っていきます。
際など、真っ直ぐにきれいに仕上げることを心がけています。
霧除け塗装工事
霧や雨などが入り込まないように窓などの上部に設ける小さな庇です。
まずは、ケレン作業を行います。
防錆効果のあるマルチプライマーエポで下塗りを行います。
下塗りが完了しました。
フッ素UVコートで中塗りを行います。
中塗りが完了しました。
同じ塗料で上塗りを行います。
汚れに強い霧除けに仕上がりました。
雨戸塗装工事
雨戸もケレンから行います。
マルチプライマーエポで下塗りを行います。
下塗りが完了しました。
フッ素UVコートで中塗りを行います。
中塗りが完了しました。
フッ素UVコートをもう一度塗布していきます。
雨戸塗装工事の完了です。
各所付帯部塗装工事
その他鉄部、縦樋などもフッ素UVコートを2回塗装していきます。
水切りも、下塗り・上塗り2回塗装しました。
玄関前の円柱です。
フッ素UVコートを使用して上塗りを2回行いました。
エアコンの配管がボロボロでした。
テープをまき直し、補修完了です。
塗装工事が終わりましたら、養生を撤去していきます。
塀塗装工事
塀の塗装も行いました。
下塗りを行います。
外壁同様、超低汚染リファインSi-IRを使用して塗布していきます。
中塗りが完了しました。
同じ塗料で上塗りを行います。
塀の塗装が完了しました。
施工完了です
塗装工事が完了しました。
足場のあるうちに、窓を拭き上げ、塗り残しや不具合が無いかしっかりとチェックします。
足場を外し、清掃作業を行い、施工完了となります。
記事内に記載されている金額は2020年10月01日時点での費用となります。
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