近所で工事をしているのを見かけて、インスタグラムをフォローしてくださったそうです。
しばらく様子を見て下さっていたそうですが、意を決してDMでお問い合わせいただきました。
そろそろメンテナンスを考えなくてはいけない時期だと思いつつ・・・金額のことなどを聞きたいとのことでしたので、一度お伺いして詳しく点検させていただきました。
車の部品やタイヤなどの販売・取付加工を行っている店舗兼ご自宅ということで、ちょっとかっこよくしよう!と弊社も出来る限りのことをさせていただきました!
施工内容
外壁塗装 シーリング打ち替え 防水工事 店舗 足場工事 現場調査・点検 色選び その他の塗装 ガレージ塗装 木部塗装
使用材料
【外壁】エポパワーシーラー,リファインMF-IR(チャコール,調色)【ガレージ】シャネツトップワンSi-JY
長野県飯田市で、インスタグラムからつながったご縁で塗装工事をさせていただきました。
施主様のインスタグラムには、車はもちろんですが、写真として完成度の高い投稿もたくさん載っています。
興味のある方はぜひ「
garageame.com」まで!
ご自宅の外壁は「
窯業系サイディング」です。
茶系のツートンカラーの外壁と黒い軒天がメリハリの効いた印象を与えています。
ただ、全体的に色褪せが進んでいて、換気フード周辺には汚れが付着して黒ずんでいます。
本来、釘頭を目立たなくするために施工されたタッチアップが、塗膜の経年劣化の程度に差が出始めてしまい、逆に目立つようになってしまっています。
またコーキングの劣化も、それほど酷い状態ではありませんが、ひび割れて肉やせしています。
ガレージも同じように色褪せている状態でした。
鉄部は、劣化が進むと錆が生じてしまいますので、できれば早めにメンテナンスをしてほしい所のひとつです。
調査の結果、緊急性を要する箇所はありませんでしたが、全体的な経年劣化の症状が確認できました。
施主様が「そろそろだよな~」と仰る通りで、どこかが酷く傷み始める前の、良いタイミングでのメンテナンスをすることができました。
以下のようにいくつか外壁のカラーシミュレーションを行い、施主様としっかりイメージの共有を行いました。
検討を重ね、大切な仕事場であるガレージも含めてトータルコーディネートされた外観を是非ご覧ください!
まず足場を設置するところから工事が始まります。
作業員が安全に、効率よく、質の高い工事をするために必要不可欠なのが足場です。
足場ができたら塗装職人が入り、洗浄作業を始めます。
塗装前に、長年にわたって付着した汚れや古い塗膜などをきれいに洗い流します。
汚れが残っていると施工不良に繋がりますので、洗浄も時間をかけてしっかり行います。
ご自宅に隣接するガレージは、タイヤ交換や部品の加工・取付けを行う店舗でもあります。
こちらの塗装には、アステックペイント社の「
シャネツトップワンSi-JY」というシリコン系の遮熱塗料を使いました。
遮熱性、耐候性に加えて優れた防錆性も兼ね備えたオールインワン塗料です。
よほど下地が傷んでいない限りは、錆止めの下塗りが不要となるため、工期も短縮され、コストカットにもなります。
このブルー系の色は、元々あったガレージの色に合わせて調色しています。
そしてシャッター部分は「チャコール」という色をスプレーガンで吹き付け塗装を行いました。
2回塗りで仕上げていますが、いかがでしょう?これだけでもうかっこよく仕上がりました!
窯業系サイディングの外壁は、パネルを張り合わせて施工する際に隙間を空けています。これが目地です。
ここに弾性のあるコーキング材を充填し、パネルの熱膨張や、近くの道路を走る車からの微細な振動などを吸収・緩和させています。
それが
劣化して弾性を失い、ヒビ割れたり剥がれたりしてしまうと、こうした緩衝材としての役割がなくなるばかりか、隙間から雨水が浸入してしまう恐れもあるのです。
外壁工事の際には、劣化したコーキング材は全て撤去し、新たに打ち直すことが多いです。
古いコーキング材を撤去した場所を見ると、奥に青く見えるものがありますが、これが「ボンドブレーカー」というもので、コーキング材が接着しないようにするものです。
実は3方向全てに接着してしまうと、微細な動きでもそのまま3方向に引っ張られてしまうので、コーキングにかかる負担が大きくなります。これを2方向にしてあげるだけでその負担が減るので切れにくくなるのです。
マスキングテープで養生をし、目地をきれいに掃除したらプライマーを塗布し、その後新たなコーキング材を充填します。
そしてコーキング材が硬化する前にマスキングテープを撤去して完成です。
この後は、コーキング材がしっかり硬化するまで2,3日おいてから塗装に入ります。
塗装しない場所や塗料が付着してはいけない場所を、専用のビニールで覆います。
窓廻りや笠木、電気メーターや、場合によっては車や植栽も覆います。
この作業をすることで、塗装職人は塗装することだけに集中できます。
ここからいよいよ塗装工程に入ります。
まずは下塗りです。
今回下塗りに使用したのは、アステックペイント社の「
エポパワーシーラー」です。
樹脂サイズが非常に小さいマイクロエマルジョン樹脂とエポキシ樹脂とで構成されているので、しっかり下地の奥まで浸透し、下地と後続の塗料との付着力を向上させる働きがあります。
中塗りと上塗りは、同じ塗料を塗り重ねます。
アステックペイント社の「
超低汚染リファインMF-IR」という無機成分配合のフッ素塗料を使用しました。
メーカー発表の期待耐用年数が20年以上の、高機能塗料です。
ガレージの仕上がりを見てお気付きかと思いますが、ご自宅の外壁もブルー系とブラック系でツートンカラーで仕上げます。
濃い色の外壁は熱を吸収しやすく、表面温度が上がりやすいのでは・・・と、心配される方もいるかもしれませんが、今回使用した「リファインMF-IR」という塗料は特殊遮熱無機顔料を使用していて、優れた遮熱性も備えています。
近赤外線を効果的に反射し、室内温度の上昇を抑えることができるのです。
屋根と外壁以外の部分をまとめて「付帯部」と言います。
雨樋、軒天、水切りなどがそうです。
こうしたところは、今回は同系色でまとめていますが、逆に色を変えることでアクセントにすることもできます。
最初にご紹介したようなカラーシミュレーションで検討すると面白いと思います。
ベランダのトップコート塗装も行いました。
トップコートとは、防水層保護のために塗装される塗料です。トップコートそのものに防水機能があるわけではありません。この塗料が劣化したままになると、ベランダに施工されている防水層が傷んでしまうので、やはり定期的なメンテナンスが必要となります。
施工方法は外壁塗装と同じで、床面をきれいに洗浄し、下塗りとなるプライマーを塗布し、トップコートを2回塗って仕上げます。
ベランダは、実は雨漏りのトラブルが多い場所でもあります。
風雨にさらされる場所ですので、ドレン周辺も含めて、5年を目安にチェックしてみてくださいね。
施主様に最終チェックをしてもらい、足場を撤去してお引渡しとなりました。
工事の途中もインスタグラムに投稿して下さり、「楽しかった」とのことでした。
仕上がりにも満足して下さり、「早くやればよかった」と言っていただくことができました。
現在は、このスタイリッシュに仕上がったガレージとご自宅をバックにした投稿も見ることができます。
施工した側としては嬉しい限りです。
今後もアフターメンテナンスでお世話になります。
最後に再掲です!是非!→
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