メンテナンスの時期が「そろそろだと思って」他社に見積もりを出していたそうですが、近所で工事をしていた弊社のようすを見て、そのお宅のご主人にも話を聞いて、改めて弊社に見積依頼をくださいました。
結果、予算的にも納得したということでご契約をいただきました。
施工内容
外壁塗装 防水工事 現場調査・点検 足場工事 付帯部塗装
使用材料
エピテックフィラー,超低汚染リファインMF-IR(パイオニア3分艶)
外壁は一部タイルと、吹付仕上げを施したモルタルを組み合わせたものでした。
施主様が言うように、経年劣化が進んだモルタル外壁は色あせ、コケやカビの付着も確認できました。
触ると粉が付着して来る「チョーキング現象」は、塗膜の劣化を確認できる判りやすいサインです。
経年劣化によって、塗料に含まれる顔料が粉状になって表出してくるのです。
これがホコリなのか劣化した顔料なのか・・・の見極めは、専門の私たちにお任せください!
この他に、外壁のひび割れが多く確認されました。
元々モルタル外壁はひび割れが起こりやすいのがデメリットなのですが、ヘアクラックという幅0.3mm・深さ4mm未満のひび割れなら問題ないとされています。
ただ、それ以上のひび割れは建物の構造に影響を与える恐れがありますので、早めに対処してくださいね。
ベランダの状態です。
床に細かくひび割れが生じ、若干浮いている場所もあり、防水層までダメージが及んでいる可能性があります。
汚れの付着具合から、水たまりができてしまっている様子も判ります。
ベランダからの雨漏りは、実は結構多いです。ひどくなると屋内への雨漏りにも繋がりますので、異変を見つけたら、早めに専門家に見てもらってください!
ご契約を頂いたら工事の日取りを決めるのですが、その日に合わせて各方面の職人さんと改めて現場調査を行います。
足場を組み立てるにも実際の設置スペースや障害物等を確認し、足場用の図面を作成します。
そして工事当日には図面に沿っててきぱきと足場が出来上がっていきます。
今回は「Vカット工法」による補修を行いました。
一度グラインダーでV字型の溝を作ります。
きれいに掃除した後にプライマーを塗布し、コーキング材を充填して表面を整えて完成です。
この上に塗装を行うと、補修した痕がほとんど分からなくなります!
塗装前にさらに洗浄、養生という工程を経ます。
汚れが残ったまま塗装すると、施工不良になってしまう場合が多いです。
蓄積された汚れや古い塗膜、コケやカビなどをきれいに洗い流します。
塗料が付着してはいけない場所を専用のビニールで覆う工程を「養生」と言います。
窓などを閉め切ってしまうことなく開けられるように養生することもできますので、事前に教えて下さると助かります。
またエアコンの室外機なども全て覆わずに、使用できるように養生します。
外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りで仕上げていきます。
まず下塗りですが、使用した材料はアステックペイント社の「
エピテックフィラーAEⅡ」です。
微弾性フィラーで、乾燥後は柔らかい塗膜になるので、建物の微細な動きやヘアクラックへの追従が期待できます。
中塗りと上塗りには同じ塗料を使います。
下塗りと同じくアステックペイント社の超低汚染シリーズ「
リファインMF-IR」という無機フッ素塗料を使用しました。
独自の無機成分配合技術により、細かな汚染物質でさえも付着しにくい緻密な塗膜を形成して、外壁の美しさを保ちます。
さらに、防カビ・防藻性、遮熱性も兼ね備えた高性能な塗料です。
使用した色は「パイオニア」という濃い茶色です。
3分艶なので少しツヤが抑えられた仕上がりになります。
色見本の色は全て艶ありなので、色見本と実際の色とではイメージが変わる場合がありますので、塗装前にご確認下さいね。
外壁と屋根以外の部分をまとめて「付帯部」と言います。
今回も破風板、軒天、雨樋、霧除け、水切りを塗装しました。
まず「ケレン」という作業を行い、古い塗膜や鉄部のサビなどを落とします。
研磨用のタワシやサンドペーパーを使って、表面に細かなキズをつける「目荒らし」を行う作業でもあります。
こうすることで、塗料の付着性を高めます。
それぞれの場所に合わせた塗料を使い、2回塗りで仕上げていきます。
付帯部の塗装は外壁とは別料金になるので、塗装しなくても良いと言うお客様もいらっしゃいます。
しかし、出来上がりを見て「やっぱり塗装してもらえばよかった」と言われることもあります。
外壁がキレイになるので塗装しなかった場所が悪目立ちしてしまうんですね。
付帯部はそれぞれに重要な役割がありますので、せっかく足場を組むことですし、まとめて一緒にメンテナンスをすることをお勧めします!
「超速硬化ウレタン防水」とは手塗りとは違い、スプレーで吹き付けて防水層を形成する防水工事となります。
比較的広いベランダであったり、形状が複雑な場所でも、短期間で均一に防水層を作ることができます。
硬化が早いので、梅雨時でも2日あればお引渡し可能です。
まずは通常の防水工事と同様、下地調整を行います。
その後ベランダ全体をビニールで覆って養生をし、スプレーで吹き付けていきます。
材料を乗せた専用のトラックが来て、ホースを使って噴霧します。
従来のウレタン防水の2倍以上の強度を持ち、3分で硬化するのですぐに歩くことができます。
最終的に施主様にチェックしてもらい、OKが出たら足場を撤去して完成です。
モルタルのひび割れを補修した箇所もほとんど判らなくなっています。
施工中は施主様と職人がしっかりコミュニケーションを取ることができ、スムーズに工事が進みました。
仕上がりにもとてもご満足いただき、「他の人にも紹介できる」と言ってくださいました!
今回のように、施工前はもちろん施工中でも、疑問に思ったことや不安なことなどがありましたら、遠慮なくお話しいただきたいと思います。
どんな些細なことでも構いませんので、ぜひご相談ください!
こんなスタッフがお伺いいたします⇒
スタッフ紹介
街の外壁塗装やさん飯田・伊那店ではお客様のご要望やニーズに合わせて一緒に考え、お客様にあった最善の提案をさせていただいております。
関連記事
※ご自身で点検される場合、安全な位置からご確認下さい。
≪お電話はこちら≫9時~18時まで
0265-55-0796
0800-080-0796
初めての方は是非、こちらも合わせてご覧ください。⇓⇓
外壁塗装工事が初めてでどうやって相談して良いかわからない方へ
不安のケース1
問い合わせたら、しつこく営業されそう・・・
不安のケース2
自分の要望を業者に伝えられるのか不安・・・
不安のケース3
料金への不安 ぼったくられそう・・・
少しでも『不安だな。』と思われる方はこちら⇓⇓
お客様に安心してご依頼いただけるように、スタッフも最善を心がけ
対応しています。
≪料金が不安だなと思われる方へ料金の目安⇓⇓≫
≪24時間随時受付≫
≪お電話はこちら≫9時~18時まで
0265-55-0796
0800-080-0796
記事内に記載されている金額は2024年06月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。