
軒天修理のご相談をきっかけに現地調査に伺いました。その際に付帯部の劣化を確認しました。外装のフルメンテナンスをご希望のため、交換・塗装の必要な箇所をご提案いたしました。
金額・ご提案内容にもご納得をいただいた上で工事のご用命をいただいております。
みなさん、こんにちは!街の外壁塗装やさん山梨店です。屋根の軒先には、雨樋(あまどい)が設置されています。この雨樋は軒樋(のきどい)と呼ばれ、屋根に降る雨水を受け止める部材です。軒樋は・経年劣化(築15年以上)・雪の重みで歪みや破損といった症状が出た場合、交換が推奨されます!今回はPC50の角樋に交換しました(*^^*)

軒樋は、鼻隠しに設置されています。軒樋交換の際には、鼻隠しの塗装を行います!古い軒樋を撤去した後は、表面をケレンします(^^)/その後、軒樋の金具跡(穴)を塞ぎます。金具の穴は変成シリコンで埋めます!下地を整えた後は、下塗り→シリコン塗料2回塗り(仕上げ塗料)を行います。
軒樋に集められた雨水は、集水器→竪樋(たてどい)→地上と排水されます。集水器は集水桝・上合・あんこうなど、様々な呼び名があります。軒樋が集めた雨水を竪樋に流す為の部材です。また、地上に雨水を流す為に外壁に取り付けられている雨樋は竪樋と呼ばれます。
竪樋は、外壁に金具で固定されます。
竪樋を掴むように固定する金具は、竪樋金具や掴み金具・でんでんと呼ばれます。
「軒天に穴が開いているのはなぜか?」とご質問をいただくことが多いです。これは、内部結露を防ぐ役割があります!穴が開いた軒天以外に、軒天に換気口が設置される場合も同じです。屋根裏は湿気が溜まりやすいです。そのため、軒天の穴から湿気を排出しています(^^)/
しかし、湿気を吸収した軒天は、カビが発生して黒ずみやすいです。
軒天塗装の際は、・EP(エマルションペイント)・AEP(アクリルエマルションペイント)・NAD(アクリル樹脂系非水分散形塗料)に分類されている塗料を使用します。弊社は、ケンエースG-Ⅱを使用することが多いです。ケンエースは防カビ塗料のため、軒天塗装に使用される定番塗料です(*^^*)
次は土台水切りです。水切りは、外壁と基礎の間に設置された金物です。雨水が基礎に流れることを防ぐ役割を持ちます。基礎に雨水が入ると、床下に湿気がこもります。木造住宅の場合、湿気がこもった床下は白アリ被害のリスクを高めます(>_<)塗装を行うことで、水切りの錆びを防ぎます!ちなみに、アルミ製の水切りは塗装不要ですよ!

出窓天板は、板金が使用されています。他にも庇(霧除け)も同様です(*^^*)出窓は室内が広く見えるため人気ですが、メンテナンスを怠ると雨漏りリスクが高いです。
天板と外壁の間にはシーリングが施されています。
このシーリングが劣化し、・野地板の劣化・室内の雨漏りが起こりやすいです(>_<)
雨戸には、シャッターBOXや戸袋が設置されることが多いです。2枚の写真は、共に塗装前です!素材がスチール製の場合、塗膜劣化が進むとサビが発生します。錆びを放置すると、金属の腐食につながります。また木製の場合は、劣化すると木にささくれが発生します。ささくれが進むと、木材の腐食につながります。
今回ご紹介した付帯部は、①高圧洗浄で表面の汚れを落とす②ケレン作業(研磨)で古い塗膜・錆びを除去 ※塗料が密着しやすいよう、目粗しの役割も含む③下塗り後、シリコン塗料で塗装(2回塗り重ねる)と、すべて同じ工程で塗装しました(^^)/金属・木材どちらとも腐食が進むと、塗装ができません。その場合は交換工事となり、金額が大きくなります。
弊社は甲府市に拠点を置き、山梨県全域で外壁・屋根の修繕塗装工事を得意としております!
山梨なら、地元密着営業の弊社にお任せ下さい!
全て完全無料で、最短即日に伺います(*’▽’)

記事内に記載されている金額は2025年10月07日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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